令和3年度地域づくり県土警察常任委員会議事録

令和4年3月7日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
川部  洋
安田 由毅
坂野 経三郎(オンライン出席)
広谷 直樹
伊藤  保
内田 隆嗣(オンライン出席)
島谷 龍司(オンライン出席)
銀杏 泰利


欠席者
(なし)


説明のため出席した者

 服部警察本部長、水中危機管理局長兼原子力安全対策監、

 中原交流人口拡大本部長、木本地域づくり推進部長、森田県土整備部長ほか

職務のため出席した事務局職員

 澤田課長補佐、田中(慶)係長、田中(秀)係長

 1 開会   午前11時02分

 2 休憩   午前11時06分

 3 再開   午前11時08分

 4  閉会      午前11時23分

 5 司会   川部委員長

 6 会議録署名委員  広谷委員  銀杏委員

 7 付議案件及びその結果

    別紙日程及び下記会議概要のとおり


会議の概要

 

午前11時02分 開会

 

◎川部委員長

 ただいまから、地域づくり県土警察常任委員会を開会いたします。

 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。

 なお、坂野委員、内田委員及び島谷委員からオンライン参加の申請があり、鳥取県議会委員会条例第10条の2第2項の規定に基づき、これを許可しましたので、御了承ください。

 坂野委員、聞こえていますか。

 

○坂野委員

 はい、聞こえます。

 

◎川部委員長

 内田委員、聞こえますか。

 

○内田(隆)委員

 はい、聞こえています。

 

◎川部委員長

 島谷委員、聞こえていますか。

 

○島谷委員

 はい。

 

◎川部委員長

 ありがとうございます。

 それでは、会議録署名委員を指名いたします。

 会議録署名委員は、広谷委員と銀杏委員にお願いいたします。

 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。

 付託議案は、日程に記載の3議案であります。

 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いいたします。

 質疑のある方は挙手をお願いいたします。(「なし」と呼ぶ者あり)

 オンラインの方、よろしいでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)

 討論もないようですので、これより採決に入ります。

 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。いかがですか。(「一括」と呼ぶ者あり)

 オンラインの委員の皆様、一括採決でよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 御異議がないようですので、付託議案を一括して採決いたします。

 なお、本委員会に付託された議案は、議案第22号、議案第28号及び議案第33号であります。

 それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)

 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上で付託議案の審査は終了いたしました。

 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。

 執行部の入替えを行うため、暫時休憩いたします。再開は入替え次第といたします。

 

午前11時06分 休憩

午前11時08分 再開

 

◎川部委員長

 再開いたします。

 次に、報告事項に移ります。

 なお、質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。

 それでは、報告1、令和4年度公共工事設計労務単価について、及び報告2、若桜町における豪雪に係る対応について、前田参事監兼技術企画課長の説明を求めます。

 

●前田県土整備部参事監兼技術企画課長

 県土整備部資料の2ページをお願いいたします。令和4年度の公共工事設計労務単価について報告いたします。

 1番の公共工事設計労務単価の決定でございます。設計労務単価は、毎年、国と県が労務費調査を実施いたしまして、その結果に基づいて国が決定しております。県内の公共工事は全て同じ単価を使用しているところでございます。

 2番の令和4年度の設計労務単価及び動向ですが、令和4年度は全51職種の平均で前年度比2.8%の増となりまして、全国平均の2.5%増を上回り、特に特殊作業員、普通作業員、とびなどで大きく引き上げられております。下のグラフにありますとおり、平成23年度以降11年連続で上昇しておりまして、ピーク時の平成9年度と並ぶ水準となっております。

 3番、鳥取県の取組ですが、今年度から調査の際の誤申告や申告漏れなどをなくすため、パンフレットの配布や説明会を実施しておりまして、来年度以降も引き続きこの取組を継続していくこととしております。

 続きまして、県土整備部の別冊をお願いいたします。若桜町における豪雪に係る対応について報告いたします。

 年末から2月下旬にかけての大雪で、若桜町の舂米では4メートルを超える積雪深を観測いたしました。これは、令和2年12月からの大雪177センチの倍以上、平成29年2月豪雪の313センチの1.4倍程度となっております。町からの相談を受けまして、県は災害応援協定に基づき建設業協会に協力を依頼し、屋根の雪下ろしなどを実施いたしました。このうち、舂米地区は、3月1日火曜日から5軒の雪下ろしと集落内の除雪及び排雪を実施いたしまして、3日木曜日に完了いたしました。諸鹿地区は、同じく3月1日火曜日から13軒の雪下ろしと集落内の除雪、排雪を実施いたしまして、2日水曜日に完了いたしました。作業に当たっては、地元住民の方から多くの感謝の言葉をいただいております。今後も引き続き住民の方の安全・安心に努めてまいりたいと思います。

 

◎川部委員長

 次に、報告3、鳥取県内海岸への廃棄物の漂着について、池田河川課長の説明を求めます。

 

●池田河川課長

 資料の3ページをお願いいたします。鳥取県内海岸への廃棄物の漂着についてでございます。

 先月、2月25日頃から大量の注射器が県東部を中心に漂着しております。こうした漂着物に対しまして、国、県、沿岸市町村など関係機関がこれらの回収に当たりまして、中ほどに表をつけてございますが、3月1日現在、約1,220本の回収を行っております。そのうち約8割が東部沿岸に集中してございます。これらの漂着した注射器の処分につきましては、海岸管理者が回収した産業廃棄物として処分を行う予定としております。

 2番の今後の対応でございますが、注射器や針に触らないように注意喚起の看板を設置したり、それから、マスコミや市町村等を通じて住民の方々や観光客の皆様に引き続き注意喚起を行っていくこと、さらには、今後も関係機関と情報共有を図りながら定期的にパトロールを行い、発見した場合には速やかに回収を行ってまいりたいと考えております。

 

◎川部委員長

 次に、報告4、第2期関西広域スポーツ振興ビジョンの策定について、明場スポーツ課長の説明を求めます。

 

●明場スポーツ課長兼ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ準備室長

 地域づくり推進部の資料を御覧ください。2ページの第2期関西広域スポーツ振興ビジョンの策定でございます。

 関西広域連合では、平成28年3月に策定した広域振興ビジョンにつきまして、令和4年3月をもって計画期間が満了ということで、新たに第2期の振興ビジョンを策定したというところで、その概要を報告させていただきます。

 策定の趣旨としましては、再延期となりましたワールドマスターズゲームズの機運醸成、オリンピック・パラリンピックのレガシー継承、それから大阪・関西万博のテーマに沿った社会づくりということで策定を進めたものでございます。

 期間につきましては、令和8年までの5年間ということでございます。

 関西が目指す3つの将来像としまして、「生涯スポーツ先進地域関西」「スポーツの聖地関西」「スポーツツーリズム先進地域関西」という3つの柱を立てながら計画を進めているところでございます。

 (2)でございます。それぞれのテーマを設定しておりますが、「生涯スポーツ先進地域」ということに関しましては、子どもだとか成人、あるいは障がい者スポーツといった形で、それぞれの視点で計画を進めているところでございます。特に、成人のスポーツにおきましては女性のスポーツ参画を推進するとか、障がい者スポーツにつきましては体験会等の実施というようなことも盛り込んでいるところでございます。

 続きまして、3ページでございます。2番目の「スポーツの聖地関西」の実現に向けた戦略でございます。国際競技大会や事前合宿等、全国規模の大会を招致して大規模施設利用に関する連携ネットワークを活用して進めていきたいというようなことでありますとか、スポーツ人材につきましても、女性のスポーツ振興に向けた指導者の育成等々も検討するところでございます。

 3番目としまして、「スポーツツーリズム先進地域関西」でございまして、観光資源及び文化資源、あるいは各競技施設と連携を図りながら、大規模スポーツイベントを融合して進めていきたいと考えております。そのほか、スポーツコミッション、企業等と幅広く連携して進めていくことを考えております。

 最後に、今後、ビジョンの実現に向けて関係部署と連携を取りながら、関西のスポーツ振興を進めていくという形でビジョンをまとめているものでございます。

 ビジョンの最終案につきましては、次ページ以降につけております。本県におきましても、引き続き連携を図りながら取組を進めてまいりたいと思います。

 

◎川部委員長

 ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。

 

○銀杏委員

 若桜町の大雪の除雪作業について、ある方から、自分もボランティアで参加したいみたいな話があって、役場に聞いてみてもらえませんかという話をしたのです。今回は建設業関係に委託されたと思うのですけれども、ボランティアの募集などはされないのですか。御存じないですか。

 

●前田県土整備部参事監兼技術企画課長

 大きな災害とか地震とかの場合はボランティアの受付とかがある場合があると思うのですけれども、今回は応援協定に基づくもので、そういうものはなかったので、どこがつくるかという話になりますと、私からは何とも申し上げられないです。

 

◎川部委員長

 よろしいですか。

 ほかにありませんか。

 

○安田委員

 海岸への廃棄物の漂着について伺いたい。

 今、この報告を見て、初めて西部はゼロだったということを知ったのですけれども、知人を通じて島根半島にはかなり漂着していたという話を聞いている。潮の流れや波や、そういったことかなと思うのですが、これから春になるので東風が増えてくる時期になります。もしかしたら、まだ漂着の可能性があるのではないか。これから海水浴ですとか海岸で遊ぶ方も増えてきますので、引き続き確認作業をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

●池田河川課長

 3月1日現在ということで数字を載せておりますが、その後、3月4日現在で集計をさせていただくと、西部のほうでも約20本程度回収しております。

 おっしゃるとおり、島根県でもたくさん回収されているという報道がございますので、先ほども申し上げましたけれども、引き続き巡視だとかパトロールだとかを継続したいと思っております。

 

◎川部委員長

 ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 オンライン参加の方、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、次に、その他です。執行部、委員の方で何かありませんか。

 

○銀杏委員

 県土整備部にお聞きしたい。1月に行いました知事要望にも書いておりましたが、コロナ禍でいろいろな材料が手に入らなかったりして、なかなか納期が守れないといったことなどに対して柔軟に対応するようにお願いしているわけですけれども、2月下旬に建設関係の方から相談があって、今、家庭内で感染が広がったりして従業員がコロナに感染してしまってその部署が動かなくなってしまったということもあったりして、その辺は柔軟に対応してくれるのでしょうかみたいな話があったのですが、現在、どういう対応状況なのか教えてください。

 

●前田県土整備部参事監兼技術企画課長

 これまで何回も通知を出しているのですが、例えば今おっしゃったように、工事関係者がコロナに感染したり濃厚接触者になった場合には直ちに工事中止をかけまして、それに伴い工事が延伸する場合は柔軟に延伸するような対応は取っております。ですので、それによって工期がどうのこうのということはないように思っております。工事関係者の方に迷惑をかけないように徹底しているところでございます。

 

○銀杏委員

 了解です。

 

◎川部委員長

 ほかにありませんか。

 

●濵本観光交流局副局長兼観光戦略課長

 2月24日の常任委員会で御意見をいただきました#WeLove山陰キャンペーンの延長の件ですが、3月31日まで延長しております。これに伴いまして、配布するクーポンについても4月1日まで利用期間を延ばしております。3月2日には、国の地域観光事業支援のほうも3月31日まで延長の通知がきましたので、国のこの財源も使えることになりました。

 4月以降、引き続き切れ目のないように観光事業の皆さんを支援していきたいと思っておりますし、国の動向も注視していきたいと思っております。

 

○銀杏委員

 これまで発行されているクーポンには3月11日までと書いてありますが、それも3月末まで利用できるということでよろしいですか。

 

●濵本観光交流局副局長兼観光戦略課長

 今現在、既に配られて持っていらっしゃるものも、4月1日まで使っていただけるようにしております。

 

◎川部委員長

 ほかにありませんか。

 

●森田県土整備部長

 このたびの報告事項でちょっと間に合いませんでしたけれども、米子道の4車線化についてでございます。

 このたび、3月4日に国土交通省のほうから、米子道の溝口インターから米子インター間の4.8キロが4車線化の候補箇所として発表がありました。これで米子道は全区間、事業化になる見込みとなりました。

 今後、3月中旬に社会資本整備審議会で整備計画変更の審議がなされまして、3月末には有料道路事業の許可ということになって、正式に事業化される見込みでございます。また御報告させていただきたいと思います。取りあえず速報です。

 

◎川部委員長

 ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 意見が尽きたようですので、以上をもちまして地域づくり県土警察常任委員会を閉会いたします。

 

午前11時23分 閉会

 

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