令和3年度議員全員協議会議事録

令和3年11月17日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(31名)
委員

市 谷 知 子        尾 崎   薫
銀 杏 泰 利        坂 野 経三郎
常 田 賢 二        中 島 規 夫
浜 崎 晋 一        濵 辺 義 孝
福 浜 隆 宏        藤 縄 喜 和
山 口 雅 志        内 田 隆 嗣
斉 木 正 一        澤   紀 男
西 村 弥 子        野 坂 道 明
浜 田 妙 子        森   雅 幹
山 川 智 帆        興 治 英 夫
川 部   洋        由 田   隆
浜 田 一 哉        広 谷 直 樹
西 川 憲 雄        伊 藤   保
語 堂 正 範        藤 井 一 博
鹿 島   功        福 間 裕 隆
内 田 博 長

欠席者
(4名)

島 谷 龍 司        松 田   正
安 田 由 毅        福 田 俊 史

説明のため出席した者  田實中国四国防衛局企画部長、平山航空幕僚監部防衛部装備体系課

3等空佐、酒井航空自衛隊美保基地第3輸送航空隊渉外室長

職務のため出席した事務局職員  寺口事務局長


開  会     午後2時30分

閉  会     午後3時27分

会議録署名議員  斉木議員  福間議員

司  会     内田(博)議長

協議事項     別紙協議事項のとおり


会議の概要

午後2時30分 開会

 

◎内田(博)議長

 ただいまから議員全員協議会を開会いたします。

 まず、会議録署名議員に斉木正一議員、福間裕隆議員を指名いたします。

本日の議員全員協議会の議題は、航空自衛隊美保基地における空中給油・輸送機(KC-46A)の配備についてであります。

 KC-46Aの美保基地への配備については、平成28年9月に、中国四国防衛局から配置についての事前協議がありました。知事は、平成29年3月に、安全性や住民生活等、一定の事項を満たすことを前提に配備に向けた準備を行うことについて了承するとともに、実配備前に配備計画について協議を行うよう回答した経緯があります。

 去る1029日、KC-46Aの初号機が美保基地に納入され、展示飛行と騒音測定が行われました。その後、11月1日付で中国四国防衛局長から知事に対して美保基地におけるKC-46Aの配備に係る再協議の申入れがありました。こうした経緯や状況を踏まえ、本議会としても理解を深めるため、本件について説明を受けたいと考えております。

 中国四国防衛局の皆様には、お忙しい中にもかかわらず、議員全員協議会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。

 それでは、中国四国防衛局から航空自衛隊美保基地における空中給油・輸送機(KC-46A)の配備について説明を受けたいと思います。

 なお、説明及び質疑応答に当たっては、マスク着用のままで御発言いただきますようお願いをいたします。

 それでは、中国四国防衛局企画部長、田實博幸様、着座にて説明をお願いいたします。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 中国四国防衛局企画部長、田實でございます。本日は貴重な時間をいただき、誠にありがとうございます。

 また、鳥取県議会の皆様におかれましては、日頃より我が国の安全保障の観点から、自衛隊の活動につきまして御理解と御協力をいただき、誠に感謝申し上げます。

 本日は、航空自衛隊美保基地における空中給油・輸送機(KC-46A)の配備につきまして、先般の1029日に美保基地に納入され、その際に展示飛行と騒音測定を実施させていただきました。また、納入に至るまでに防衛省としての安全性の確認を行いましたので、これらを踏まえまして、11月1日、鳥取県知事に対しまして本件の再協議の文書を提出させていただきました。つきましては、展示飛行、騒音測定の結果や安全性の検証に関する説明資料を本日取りまとめさせていただきましたので、御説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 では、まず1ページを御覧ください。我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、南西地域の防衛体制の強化をはじめ、各種事態における実効的な抑止及び対処を実現し、我が国の防空を全うするためには、海上優勢及び航空優勢の確実な維持が前提でございます。

 このため、平成25年に閣議決定されました防衛計画の大綱におきましては、戦闘機部隊等が我が国周辺区域で各種作戦を持続的に遂行し得るよう、空中給油・輸送部隊を1個飛行隊から2個飛行隊に増勢することとされました。これを踏まえ、平成26年度から平成30年度の中期防衛力整備計画におきましては、航空優勢の獲得・維持のため、新たな空中給油・輸送機3機の整備を計画されましたが、KC-46A2機を取得する経費を計上いたしました。

 さらに、平成30年に閣議決定された防衛計画の大綱におきましては、戦闘機部隊、警戒航空部隊等が各種作戦を広域かつ持続的に遂行し得るよう、増強されました空中給油・輸送部隊を保持することとされました。これを踏まえまして、平成31年度から平成35年度の中期防衛力整備計画におきましては、太平洋側の広大な空域を含む我が国周辺空域におきまして、戦闘機とその支援機能が一体となって我が国の防空等を総合的な態勢で行えるよう、KC-46Aの4機が整備計画され、取得に必要な経費を計上してございます。

 2ページを御覧ください。KC-46Aの美保基地における配備・運用計画でございます。

 KC-46Aにつきましては、これまでに6機の取得に必要な経費を計上してございますが、これらの機体は美保基地に配備する予定でございます。

 配備後の美保基地におけるKC-46Aの飛行経路の運用態様につきましては、現在運用試験等をいろいろさせていただきまして、その結果によりこれから細部を決定することとなりますけれども、現在、美保基地で運用されているC-2輸送機の運用と大きく変わることはないと考えてございます。

 また、空中給油につきましては、美保基地上空、それから市街地上空で行うことは想定しておりません。よって、美保基地周辺の安全に影響を及ぼすことはないものと考えてございます。

 3ページを御覧ください。KC-46Aの納入、配備スケジュールでございます。

 先般納入された初号機につきましては、2019年、令和元年から組立てを始め、米本国におきましてテストフライトを経まして、追加型式設計承認を受けた後に防衛大臣が安全性の確認行為、部隊使用承認を行ってございます。美保基地におけるKC-46Aの部隊につきましては、令和2年12月、美保基地に第405飛行隊という部隊を新編してございます。また、当初、我が邦から1号機は10月、2号機は12月というふうに御案内させていただいておりましたけれども、新型コロナウイルスの影響によりまして、2号機につきましては、令和3年2月から3月の納入となっていると米国側から先般通知があったところでございます。その後における配備計画につきましては、2023年、令和5年度に2機、2024年、令和6年度以降に2機を予定してございます。

 続きまして、4ページを御覧ください。KC-46Aの安全性について(1)でございます。

 KC-46Aにつきましては、民間航空機ボーイング767と同等の安全性を有しております。といいますのも、KC-46Aの母体となっている飛行機はボーイング767でございまして、これにつきましては、ボーイング社が、日本でいうところの国土交通省でございます米国連邦航空局、こちらのほうから設計上の安全等の確認を受けた証明といたしまして、型式証明を取得してございます。ボーイング767を空中給油機や軍用の通信電子機器の搭載等を行うために改修したものでございます。その設計の再承認を受けたものというのが先ほど申しました追加型式設計承認というものでございます。

 こうした安全性の基準を満たしておりますKC-46Aは、米空軍において、2019年、平成31年1月の初号機納入以来、安全に運用してございまして、合計約180機を導入予定となってございます。

 続きまして、5ページを御覧ください。KC-46Aの安全性(2)でございます。

 航空自衛隊に納入されるKC-46Aにつきましては、防衛省におきましても機体の納入までに、防衛省の規則である、航空機の安全性の確保に関する訓令で定められております安全性を確保するための必要な技術等の基準につきまして適合しているかどうかを米空軍の技術資料等により確認しております。

 また、今申し上げました訓令におきまして、「航空機は航空機の安全性を確保するために必要な技術上の基準に適合しているものでなければ航空の用に供してはならない」と定められてございます。

 その結果を踏まえまして、装備品等の部隊使用に関する訓令も防衛省の規則でございますけれども、航空幕僚長が防衛大臣に対しまして部隊使用の承認申請を行い、防衛大臣として申請の内容が適切であるかを確認させた上で、今年10月に部隊での使用を承認したものでございます。

 具体的に申しますと、イエローで書いてある部分にあるようなテストフライトを踏まえて作成された米空軍やボーイング社の技術資料に基づいて、航空自衛隊に納入されるKC-46Aの諸元・性能、それと安全性について確認してございます。また、ブルー部分に記載してございます技術的課題につきましては、次のページ以降で御説明をさせていただきますけれども、これらの資料などにより、技術的な確認を行い、安全に飛行し任務を全うすることが可能であると部隊における使用において防衛大臣が承認してございます。

 続きまして、資料6ページを御覧ください。これまで報道されておりますKC-46Aの技術的課題と対応についてというところでございます。

 KC-46Aは、先ほども申し上げましたけれども、世界的に運航されておりますボーイング社のボーイング767をベースに開発されまして、機体の安全等は同等でございます。報道された技術的な課題につきましては、空中給油や輸送の機能に関するものでございます。技術的課題につきましては、まず、飛行の安全に影響する技術的課題、それから2つ目につきましては、任務遂行に影響する技術的課題の2種類に分類されてございます。既に対策済みのものもございますけれども、報道されている技術的課題は7件ございます。次のページで御説明させていただきますけれども、まず申し上げた飛行の安全に影響する技術的課題についての1件は対策済みでございます。任務遂行に影響する技術的課題につきまして、6件のうち1件につきましては既に対策済みでございます。残り5件につきましては、米国のほうで改修計画を作成中でございますけれども、我が邦といたしましては、運用上の手順を適切に定めるといった対策によりまして、安全に任務を行うことは可能と考えてございます。KC-46Aにつきましては、現時点において飛行に関する技術的課題はないことを確認してございます。また、任務遂行に影響する技術的課題につきましても、必要な対策を取ることにより安全に飛行し任務を行うことは可能と考えてございます。したがって、美保基地周辺の安全を脅かすものではないと考えてございます。

 続いて、7ページを御覧ください。先ほど御説明しました技術的課題の全体像(1)でございます。

 先ほど申しました7つの課題に対しまして、その影響と対策をお示ししてございます。まず、飛行の影響は1番でございます。飛行の安全に関する技術的課題に分類されるパレットロックは貨物を搭載するときに動かないようにロックをかけるものでございます。このロックの器具に緩みが発生するというものですけれども、こちらにつきましては固定を強化する新たな器具に換装しておりますので対策済みでございます。

 次に、任務遂行2番目でございます。まず、燃料の配管に関する技術的課題です。これについては、燃料配管同士の接続部分から規定値以上の燃料の染み出しが発生するというものですけれども、接続部分の部品、いわゆるパッキンでございますが、こちらを新たな部品に換装しました。よって、これについても対策済みでございます。

 3番目、空中給油ブーム、空中給油機の後ろのほうについています飛行機に給油するノズルのようなものです。こちらにつきましては、機体重量に対して低い推進力の機体は米空軍が持っておりますA-10という飛行機でございますけれども、これの給油中にブームが機体の動きに合わせて作動しないというものでございますが、そもそも航空自衛隊はA-10のような機体を持ってございませんので、こういう技術的課題が発生する見込みはないと考えてございます。これにつきましては、米国側が2023年度以降に改修をする予定でございます。

 4番と5番、空中給油用カメラにつきましては、まとめて御説明させていただきます。こちらにつきましては、まず、太陽との位置によりカメラ画像が不鮮明になるということがございますが、これを分かりやすく申しますと、逆光になるとカメラの映りが不鮮明になるといったことでございます。こういった場合につきましては、そもそもカメラを映して逆光になっているということが確認できた場合については、そもそも空中給油はしないということにしてございます。また、仮に空中給油中にカメラが不鮮明になると、そういった場合につきましては、その段階ですぐに空中給油をやめまして、すぐ離脱させるということで安全な対策を図ろうということでございます。これにつきましても、米国側も考え再設計に取り組んでございまして、2023年度に飛行試験を予定してございます。

 続いて、8ページ、技術的課題の全体像(2)でございます。

 こちらにつきましては、昨年9月に御説明した以降に明らかになった件でございますけれども、その影響と対策を示してございます。

 まず、空中給油レセプタクルは、分かりやすく申しますと、車でいうところのガソリンの入れるところ、給油口でございます。屋外に長時間低温状態で駐機していた場合、雨などにより給油レセプタクルのところに水がたまりまして、それがドレイン配管に流れ、その水分が凍って膨張して亀裂が発生するというものでございます。これにつきましては、1.1度未満での屋外の駐機におきましては、まずドレイン配管内に水がたまらないように、KC-46Aの期首を水平もしくは僅かに上げるということで、いわゆる水分を流しやすくするという手順を駐機するときに実施すると。また、飛行前の点検を実施することにより、安全な任務遂行が可能であると考えてございます。こちらも米国側のほうで2023年以降、ドレイン配管の改修を予定してございます。

7番目、飛行管理システムでございます。これも車に例えて恐縮ですけれども、カーナビ

ゲーションと御理解いただければありがたいです。また、飛行管理システムにつきましては、既に民航機、ANAさんとかJALさんが持ってございますボーイング767にもこれは同じく搭載してございます。技術的課題につきましては、まず、自動操縦を設定してございまして、計器から高度だとか経路の指示が突然表示されなくなり、自動操縦で計画した経路を飛行できなくなるという事象が発生する場合があるというふうな報告を受けてございます。これにつきましては、この事象が発生した時点で操縦者にすぐに情報が与えられます。そしてすぐ自動操縦から手動操縦に切り替わります。この事象につきましては、ボーイング社のフライトマニュアルがございますので、それに従いまして経路の飛行に必要な情報を再設定するということで解消されることになってございます。また、この事象が発生したという場合につきましても、飛行管理システムの全ての機能が失われるというわけではございません。よって、自動操縦の代わりに手動で操縦することによって安全に飛行が可能であると考えてございます。さらに操縦者は自動操縦時もすぐに手動に切り替えられるような状態を常に保ってございますので、安全性に問題はないものと考えてございます。こちらについては、米国側は2022年度にソフトウエアを更新する予定になってございます。

 続いて、9ページを御覧ください。KC-46Aの配備計画及び関連施設整備の進捗状況でございます。これにつきましては、配備に伴いましてその運用に必要な施設として、駐機場、整備格納庫、訓練施設はシミュレーター施設でございますけれども、あと燃料タンク等の整備をこの資料にあるとおり順次行っているところでございます。今年度につきましては、まずは燃料系の整備格納庫と、それから給油施設、燃料タンク等が整備される予定でございます。

 資料の10ページを御覧ください。これは1029日の展示飛行の際、美保基地及びその周辺地域において、赤につきましては防衛局の職員が行きましたところ、それから青の場所につきましては、常時測定器を置いているところでございます。米子市に4か所、境港市に5か所、松江市に4か所ございまして、さらに美保基地の中のほうにも測定器を置かせていただきまして、合計14か所で測定をさせていただいてございます。

 その結果が11ページでございます。1029日は午前中に美保基地にございますC-2輸送機を、緑で示してございますけれども、北のほうに2周、南のほうに2周、合計4周飛行いたしまして、この数字につきましては、最も大きいものを4つ記載させていただいているところでございます。また、午後に参りましたKC-46Aにつきましても、C-2と同様に北のほうを2周、南のほうを2周と。同じく最も大きいものを4つ記載させているところでございます。

 見ていただきたいのが、例えば右のほうにございます、米子の和田地区福祉センターのところは全てバーのマークになっています。これは何かと申しますと、そもそも測定器を置いた場合は、日頃の状態での音をまず取ります。そういった中で、飛行機が飛んだときに10デシベル未満の音であった場合につきましては、環境省の航空機騒音測定評価マニュアルというのがございますけれども、その場合にはバー表示をするとなってございます。実際このときの和田地区福祉センターにつきましてはそう大きな差はなかったという結果が出てございます。他方で、例えば米子市にございます大篠津公民館のところを申しますと、C-2が75、KC-46Aは74と数字が出てございます。最も大きかったところが当然基地内ではございますけれども、C-2は83デシベル、それからKC-46Aは86デシベルとほぼ差がないという結果が得られて、防衛省がこれまで説明してきましたとおり、KC-46AにつきましてはC-2の音と比較して大きく変わるものではないのではないかと確認することができたと考えてございます。

 今回の測定の結果に関する評価につきましては、音の感じ方につきましては個人差がございますので、防衛省といたしましてはうるさかったとか静かでしたとかいうことは一概に申し上げることはできませんけれども、今回の展示飛行におきましては、地元の皆様にKC-46Aの飛行の状況を見てもらったと、それから音も取らせていただいたということには大きな意義があったのではないかと考えてございます。

 防衛省といたしましては、引き続き美保基地周辺の騒音状況につきましては、確認、把握に努めさせていただき、皆様が安心して安全に暮らせる環境を整えていくことが重要であると認識しておりますので、今後ともしっかりと対応してまいりたいと考えてございます。

 説明については以上でございます。ありがとうございました。

 

◎内田(博)議長

 御苦労さまです。

 それでは、質疑に入りますが、議員の皆様には、中央のスタンドマイクまで移動の上、マスク着用のままで御発言をお願い申し上げます。

 それと、サイドに残時間を表示いたしますので、それを確認しながら発言をしていただきたいと思います。

 さっき言いましたように、質問に当たりましては、事前の取決めによって行っていただきます。

 それでは、ただいままでの説明に対して、御意見、御質問等があればお願いいたします。

 なお、マイクの操作と発言者記録のために、回答者は挙手をお願いいたします。

 

○野坂議員

 御説明ありがとうございました。大変よく分かりました。

 質問に入る前に、初めに、北朝鮮はここ数か月の間で新型の対空ミサイルや新開発の極超音速ミサイルを発射して、1019日は新型のSLBMの発射実験を行いました。また、10月下旬には中国とロシアの軍艦10隻が日本海で合同演習を実施し、その後、対馬、津軽海峡から太平洋へ出て大隅海峡から東シナ海に入り、事実上、日本列島を1周しました。このように、我が国を取り巻く安全保障環境は一段と厳しさを増しておりまして、防衛体制のさらなる強化は言うまでもありません。その一環として今般のKC-46Aの配備につきましては必要だと理解しておりますが、そうなるとすれば、今まで以上に重要になるのが安全確保と周辺の住民対策だというのは当然のことだろうと思います。

 以上の観点から、私は2点お尋ねいたします。

 初めに、1029日に行われたKC-46Aの展示飛行についてですが、私もその際、立ち会い、騒音については御説明があったとおり、C-2と同程度で民間航空機と同じような感じだなと実感しました。しかしながら展示飛行はゴーアラウンドだったので、仮にこれがタッチ・アンド・ゴーの場合どのようになるのか、また、燃料満載の場合の騒音について、これらの際はどうなのかお尋ねします。

 次に、2008年、小牧基地配備のKC-767の給油ブームの事故の事案が発生しました。フルスペックの給油ブームを装備されたKC-46Aのこの点についての懸念はどうなのか。また、仮に同様の事故が美保基地で発生した場合、緊急体制はどうなっているのかお聞かせください。

 次に、周辺の住民対策についてですが、基地が立地する美保地区、米子市大篠津、崎津、和田の3小学校で複式学級が予見されることから、本年9月、米子市では初めてとなる美保中学校と統合する義務教育学校の設置が答申されたところであります。騒音の被害だけがクローズアップされがちですが、基地が一定の面積を占有する周辺地域にとりましては、基地が地域の発展を阻害する要因になっては決してならないと、私はこのように考えております。しかしながら現実には地元美保地区の小学校が統廃合の対象となったり、同様にお隣の境港市の誠道小学校も廃止決定をしております。今後、美保基地と共存する中で、地域の発展を目指す周辺地区に対しまして、従来の民生安定事業や交付金、これらについてもやはり私は応分の拡充が検討されるべきだと思いますが、最後にお尋ねして質問を終わります。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 御質問ありがとうございます。

 今、議員の御質問は3点あったと存じてございます。この3点につきまして、初めの2点につきましては航空幕僚監部の平山から、それから最後の周辺対策につきましては私から答弁させていただきたいと思います。

 

●平山航空幕僚監部防衛部装備体系課3等空佐

 最初の2問について回答させていただきます。

 まず、今回についてはローアプローチで実施しました。今回のローアプローチについてもそうですが、タッチ・アンド・ゴー、また通常の離陸の際についても最大出力をもって離陸する、基本的にはその考えであります。また重量についても軽い重いにかかわらず、安全を確保するため最大出力を使って離陸することが基本的な考え方であります。重量が軽い重い、もしくはローアプローチ、タッチ・アンド・ゴー、離陸、どれについてもほぼ最大出力を使っての離陸となるので、騒音について変化はないものと考えます。

 また、2点目につきまして、KC-767の事案でありますが、これについては事故を予防するために緊急着陸したものと認識しております。その後、対策を取った後については、同種事案は生起していないところでありますので、KC-46Aにつきましても飛行前後の点検、定期整備等をしっかりと行った上で、同種事案が発生しないように予防に努めてまいりたいと思います。

 緊急体制について、美保基地に限らず航空自衛隊の全ての基地において、あらゆる事態に対処できるように体制を取っておりますので、美保基地においても緊急体制はしっかりと取れている状況であります。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 周辺対策事業についての御質問がございました。

 美保基地周辺における生活環境、それから地域振興につきましては、米子市、境港市の御要望を十分に伺いながら、防衛施設周辺の生活環境の整備に関する法律に基づきまして適切に対応してまいりたいと考えてございます。

 また、特定防衛施設周辺整備調整交付金につきましても、KC-46Aの配備後における運用の実態を踏まえまして、先ほど申しました環境整備法と呼んでございますが、法律に基づきまして適切に対応してまいりたいと考えてございます。

 

○浜田(一)議員

 大変お忙しい中、御説明いただきましてありがとうございます。

 県議会自由民主党の浜田でございます。地元ということで、また今回も質問をさせていただきます。

 日頃より本当に航空自衛隊美保基地の皆様におかれては、地域に溶け込んだ活動を不断に努力していただいていることに本当に感謝しております。

 地元のKC-46Aの配備については、我が国の防空上必要なことであると私は認識しております。しかしながら、やはり地元への丁寧な説明というものは、これまでと同様に今回だけで終わることなく、様々な事業や協力会の集まりであるとか、そういったものを通じて適宜行っていただきたいと思っております。

 そのような中で、地元の不安というのは、やはり騒音と安全性の2点ではないかなと思っております。今回、騒音測定をされた条件というものも、年がら年中同じような条件ではないと思います。ですので、適宜そういった試験についても行っていただき、また報告をいただき、先ほど野坂議員の質問にもありましたいろいろな状況を想定していただいて試験も継続してやっていただきたいと思っております。

 また、安全性については、C-2が……(「残り時間がなくなるのではないですか」と呼ぶ者あり)本当ですね。(「まとめてまとめて」と呼ぶ者あり)10分でいいのですよね。(「往復でいうと」と呼ぶ者あり)

 往復10分。すみません。

 安全性についても、ばねの落下があって対応するとか、C-2とは違うとはいえ、そういった安全性についてもしっかりと調査研究していただいて、そういった情報についても周知していただきたいと思います。

 

○浜田(妙)議員

 今日は本当にお忙しい中、お越しいただきましてありがとうございました。こうして顔と顔を見ながらお話を伺うということが両者の信頼関係を結んでいく第一歩だと思っておりますので、これからも事あるごとにこうしてお話ができればなと思っております。よろしくどうぞお願いいたします。

 先ほど、浜田議員が皆さんからの答弁をもらえなくて、安全性の部分ですね。私もこの問題につきましては、どれだけ高いレベルでリスク管理が用意されているかということが一番大きな問題だと思います。人のやることですから100%大丈夫ということはまずないわけですね。リスクに対してどういう備えをしているかということが問題だと思います。その点で空中給油機訓練については美保基地上空とか市街地上空で行うことはないということで、それは当然のことだと、守っていただかなければならないことだと思います。ただ、離着陸の際ですね、当然、基地周辺や田畑の上、また海の上でお仕事をなさる一般の方がたくさんいらっしゃるわけですけれども、一般人が普通に生活している場所を100%避けるということはまず難しいと思っています。突発的な思わぬ事故もありますし、100%ないということになりますと、先ほど申し上げましたリスク管理です。

 空中給油・輸送機KC-46Aはもともと民間航空機、ボーイング767が母機となっておりますね。これが改修されたということです。先般5月13日にC-2輸送機の部品落下が発生し、報告を受けました。この部品落下はかねてより国交省も本当に問題視しておりまして、民間機含めて部品欠落情報の報告を拡充し、強化していっております。国交省から出された情報を見ますと、2019年からの部品欠落報告があるのですが、全国で2019年が928個、2020年が1,005個、2021年2月、3月は143個も示されています。この数字を見ますと、つまり飛行機は飛んでいる間に部品が落ちるものだと想定しておかなければならないと私は思います。重たいものでは1キロ以上のものが2019年で3個、2020年で8個、大きな空気圧と振動を伴う航空機です。飛び立つ前のメンテナンスに不備がないとしてもそのような状況が生まれてくるということになります。欠落部品でいえば4割以上がスクリュー、それからリペットなどの留め具ですね、そのほかタイヤの破片ですとかパネル、ブレーキ部品、レンズ、アンテナ、様々に示されているわけです。今回の輸送機が絶対大丈夫と、欠落はないということの保障はまずないと私は思っています。

 そこで、不安をお抱えになります住民の皆さんといろいろお話をしましたけれども、最大の誠意は、まず、飛行機の動きの見える化ですね。それは離着陸の回数ですとか時間とルートの徹底した情報公開と、それから明確な説明の責任を果たしてほしいということで、これをやっていただけるかどうかをまず伺わせてください。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 御質問ありがとうございます。

 確かに議員のおっしゃるとおり、部品の落下というのは残念ながら起きているところではございますけれども、やはり常日頃、航空自衛隊におきましては、そういうことがないように飛行の前後の点検、それから常日頃の整備、そういったものを徹底的にやらせていただきながら、整備をきちんとやった上で飛行させていただくというスタンスには全く変わりございません。こうした問題がこれからも起きないように努めてまいりたいと考えてございます。

 それと、もう1点ございました基地の飛行の回数とかにつきましても、美保基地で申し上げれば、例えば運用時間を午前7時から日没後2時間半というふうに定めさせていただいてございますので、そういった範囲できちんと対応させていただきたいと思ってございます。

 

○浜田(妙)議員

 どうぞお願いいたします。

 ただ、そうして安全対策をされたとしても、人間のやることですから絶対はないということはもう間違いないと思います。事案が発生したときですね、部品の落下から最終的には墜落までです。リスク管理はそれを基本的には想定しておくべきだと思っています。そのときに救済制度がどのように用意されているか。被害者の救済制度ですとか補償費とか見舞金制度とかこうしたものが民間航空ではきちっとされています。同じように空を飛ぶわけですから、それが当然されないといけないと思いますが、これはありますか。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 防衛省におきましても、国家賠償法だったと思うのですが、もし仮にそういう悲しいことが起きた場合には補償するという制度がきちんとできてございますので、それに基づきましてきちんと対応させていただきたいと考えてございます。

 

○浜田(妙)議員

 分かりました。時間がありませんので、今日はその中身を伺うことができません。地元の皆さん方は一つ一つ丁寧に分かりやすく、高度な説明能力をもって一般の方々に説明していただきたいと思います。そして、納得したと、ここまでやってくれるのだったら、多少、100%の安全は確保できなくても合格点かなというようなレベルはあると思います。そこまでの納得されるところまで説明とそして関係性を築いていただかないと信頼、誠意は望めないと私は思っております。リスク管理について、そして飛行計画なども含めて、詳しく地元の皆さんの不安には答えてくださるように、そして補償制度が具体的にはどういうものなのか、それは命を失うことだってあるわけですから、そういうところも含めてきちっと説明を100%納得したと言われるところまでやっていただきたいと思いますので、よろしくどうぞお願いします。最後に御返事ください。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 おっしゃることはごもっともだと思いますので、また機会を改めまして、対応できるかどうかを検討させていただきたいと思ってございます。

 

○浜田(妙)議員

 ありがとうございました。

 

○澤議員

 それでは1点だけになりますけれども、お願いしたいと思います。

 先ほども安全性ということで触れられました。もう少し詳しいことをお願いしたいと思います。運航する場合には始業点検をしまして暖機運転をしたりして飛ばしていくわけです。この前のC-2の部品落下のときに報告も受けましたけれども、やはり落下したその部分というのは、飛行機ですと、部品によりまして、多分これは何時間何時間という時間で全部点検すると思うのです。一番思いますのは、落下した部分というのが、まずはそういう始業点検項目に該当しているかどうかだと。全然該当していないのであれば、いろいろとまた対応も考えると思います。新しいKC-46Aについてもこういうこともゼロだとは言い切れないと思っております。そういう意味で、なかなか答えられない部分があるかもしれませんけれども、飛行する前の点検の内容とか箇所数ですね、こういうところはきちっと項目に上がっているのかと。それによって安全性がどういうふうに高められるのかということをお聞きしておきたいと思います。

 

●平山航空幕僚監部防衛部装備体系課3等空佐

 各航空機につきましては、それぞれ飛行前に点検する箇所、飛行後に点検する箇所、また何日間か間隔を置いて点検する箇所というものが決まっております。飛行前に何か所の点検をするのかというところについては、今ここの時点でお答えは持ち合わせておりませんが、飛行前に飛行の安全を確認するために必要な整備については実施しておりますので、安心いただきたいと思います。

 

○山川議員

 無所属の山川と申します。昨日の米子市議会から連日、お疲れさまです。

 台湾の上空において緊迫した状況というのは誰もが知るところです。ステルス船はレーダーに感知しないから、日本もレーダーに感知しないので体制を整えたいとおっしゃっておられました。おっしゃるとおりだと思います。ただし、安全性の担保があってこそだと思います。

 米子市議会において、KC-46Aは1029日に納入されていましたが活動はいつからですかという質問があったのですけれども、1年後以降に供用されるということでした。田實部長、これは事実としてよろしいですよね。時間は回答と質問を合わせて10分という制限があるので、イエスかノーでお答えいただきたいのですけれども、よろしいですか。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 昨日、米子市議会でお答えいたしましたけれども、1年後以降ということで検討してございます。

 

○山川議員

 なぜこのことを聞いたかというと、2022年以降に供用が開始されるということなのですけれども、お手持ちの資料の7ページ目、8ページ目に技術的課題が載っています。前回の全員協議会で説明されたときは7ページ目の技術的課題が載っていましたが、今回はさらに8ページ目の技術的課題、飛行管理システム自動操縦が機能しない、これは欠陥ではないかと米子市議会でも言われていました。防衛局としてはアメリカ軍が50機あるうちの2件だったので、これは少なかったですよというふうな形で説明されていました。ただ、やはり件数ではなく、危険度によって判断されるものだと思います。民間機は危険度によってリコール、飛行ができないことがありますが、危険度の判定はどのようにされるのでしょうか。

 

●平山航空幕僚監部防衛部装備体系課3等空佐

 これについては、米軍の状況について細部を確認した上で飛行の安全については影響がない、問題がないということを確認しております。先ほど田實部長から説明があったとおり、車で例えますと自動操縦、カーナビゲーションが切れるという状況でありまして、自分の位置や高度については分かる状況であります。なので、手動操縦に切り替えて安全に飛行することは可能であります。

 

○山川議員

 2022年供用開始以降と言われたのですけれども、なぜこの時期を言うかというと、7ページ目と8ページを見ますと、給油カメラだったり給油する受け口だったりが2023年改修予定となっています。これは納入を受けて後に修理されるということだと思います。2023年にさらに2機、2024年に2機ということなのですけれども、今回納入は既に終わっているものがありますが、欠陥があるものを修理が必要なまま受け入れるという方針なのでしょうか。

 もう1点なのですが、納入済みのものを改修するということなのですけれども、2023年以降予定ということなのですが、それをアメリカ軍が引き渡すのか、移動だったり来てもらってやるのか、それらに関わる費用というのは誰が負担されるのでしょうか、お伺いします。

 

●平山航空幕僚監部防衛部装備体系課3等空佐

 飛行の安全については確認できておりますので、まずは任務遂行のために現時点で納入をしているという状況であります。

 また、改修計画等でありますが、現在、米国で改修計画等を作成中でありまして、費用の負担等については今後、米国側と調整していくことになります。

 

○山川議員

 未定なことが多かったです。それで米子市議会でもまだ情報の提供を受けていないということを多々言っておられました。

 それで、気になるところなのですけれども、5ページ目においてKC-46Aの安全性について。これは最後の質問なのですが、技術的課題においては米空軍、そしてボーイング社の資料に基づいて安全性を確認するということで記載してありますけれども、資料、テスト飛行も含めてだと思うのですが、それで安全性というのが担保されるのでしょうか。普通はアメリカ製ですから米空軍だったりボーイング社の指導だったりサポートがあって、現場だったり住民だったりも安心すると思いますけれども、そこら辺はどうでしょうか。県と約束をしていますよね、中国四国防衛局長が技術的課題の安全の検証をした上で事前協議をする。ここのところをきちんと確認したいのですけれども、いかがでしょうか。

 私の質問は以上です。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 議員の御質問につきまして答えさせていただきます。

 まずは先ほど議員が御認識のとおり、テストフライトを踏まえてまずはやってございます。また、米空軍につきましては、2019年から既に現在のところ約50機が飛んでございますけれども、そちらのほうで現在もそういう安全な任務が遂行できるような手順を踏んで運航してございます。あわせて、ボーイング社のほうもそういう問題は認識した上で現在民航機も飛ばしているのではないかという認識でございます。そういった資料を種々そろえまして、防衛大臣のほうに御説明をし、技術的な課題についてはそういう安全な手順で対応して飛行するということで大臣のほうに部隊承認をいただいているところでございます。

 

○市谷議員

 日本共産党の市谷知子です。よろしくお願いいたします。

 先ほど安全についていろいろ御説明ありましたけれども、安全であるなら、なぜ機体の改修をされるのでしょうか。まずお答えください。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 まず、話が逆にはなるかもしれませんけれども、そもそもそういう不具合がある、欠陥とは申し上げません、不具合があるというのは認めた上で、ただ、不具合があっても、我が国の防衛体制を考えた場合につきましては、安全な手順で飛行はできるということを踏まえれば、やはり我が国の防衛の網に穴を開けてはならないということを考えると、飛行できるのであれば導入するということの考えでございます。

 

○市谷議員

 それで、欠陥があって途中で任務をやめなければいけないと書いてありましたよね、給油できなくなると。そんな欠陥があるものをやって任務を遂行できないのではないですか。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 今の御質問は空中給油のさきのカメラの話かと存じます。それにつきましては、先ほど申しました、まず逆光の場合になるということでございますので、まず逆光になったときにはカメラは映らない、そもそもしない。そういった場合に、飛行機が旋回して太陽のほうを向かないようにして、そしてそれからその後にカメラが見える状態になって給油をするという対応はできますので、そういう欠陥という形ではなく、そういう対応を取ることできちんと任務遂行はできるという認識でございます。

 

○市谷議員

 任務遂行できない場合があると書いてありますね、給油をやめるという場合はね。だから、説明になっていないというふうに思います。全然安全性について担保できないというふうに思いました。

 次に、美保基地の性格変更に関わって質問いたします。平井知事が繰り返し専守防衛、美保基地の性格を変えることがあってはならない。戦闘機とか攻撃機能があってはならないと言ってきました。これは約束です。美保基地は輸送の基地であって戦闘機は配備しない。戦闘や攻撃機能も持たないということでよろしいですか。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 美保基地については、これまで輸送機がございます。また今回につきましては空中給油・輸送の2つの機能を持ったKC-46Aでございます。既にC-2輸送機を美保基地にございますが、その位置づけは変わることはないと考えてございます。

 

○市谷議員

 それで、戦闘とか攻撃機能を持たないということなのですけれども、実は中期防の中で戦闘機能を持つステルス戦闘機を護衛艦の「いずも」に搭載するとして先日も訓練が行われておりますが、ステルス戦闘機に空中給油機が給油することはありますか。

 

●平山航空幕僚監部防衛部装備体系課3等空佐

 現段階については運用試験等を行って今後の運用体制については考えていくところでありますが、可能性としてはあると言えます。

 

○市谷議員

 米国との覚書がありまして、空中給油をするということも既に覚書で確認されております。こういう戦闘行為をやるということに空中給油機が関与するということは、私は基地の機能が戦闘行為を共有する、そういう基地に変わるということだと思いますけれども、もう一度確認いたします。

 

●田實中国四国防衛局企画部長

 重ねて恐縮でございますけれども、美保基地につきましては、今回のKCは空中給油と輸送の機能を持った飛行機でございます。ですので、先ほど申しましたとおり、既にC-2がございますので、美保基地の位置づけを変えるものではないという認識でございます。

 

○市谷議員

 最後に、空中待機して空中給油機が戦闘機に給油しますけれども、遠くから待機していると。出撃しますと相手より先に先制攻撃することはないと言えますか。

 

◎内田(博)議長

 以上をもちまして、予定いたしました質疑は終了いたしました。

 中国四国防衛局からの説明を終わります。

 中国四国防衛局をはじめ、関係機関の皆様には丁寧な御説明、御答弁いただき、誠にありがとうございました。

 以上をもって全員協議会を終了いたします。御苦労さまでした。

 

午後3時27分 閉会

 

 

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