令和3年度総務教育常任委員会議事録

令和3年5月24日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
浜田 一哉
尾崎  薫
福浜 隆宏
語堂 正範
伊藤  保
内田 博長
浜崎 晋一
福田 俊史
澤  紀男
欠席者
(なし)


説明のため出席した者
 井上令和新時代創造本部長、亀井総務部長、足羽教育長ほか

職務のため出席した事務局職員
 井田課長補佐、友定係長、片山係長

 1 開  会   午前10時12分

 2 休  憩   午前10時25分

 3 再  開   午後0時12分

 4  閉  会      午後0時14分

 5 司  会   浜田一哉委員長

 6 会議録署名委員  浜崎委員  澤委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時12分 開会

◎浜田委員長
 ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、本日の常任委員会は、付議案の予備調査を行った後、暫時休憩を取り、本会議における付議案に対する質疑、付議案の各常任委員会への付託の後、付託議案の審査を行うことといたしますので、委員及び執行部におかれましては御承知いただきますようお願いします。
 また、総務部、議会事務局及び教育委員会の報告第3号、長期継続契約の締結状況につきましては、資料のとおりであるため、説明を省略させていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、浜崎委員と澤委員にお願いいたします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクに向かってお願いいたします。
 質疑等につきましては、説明終了後一括して行うことといたします。
 初めに、総務部から説明を求めます。
 まず、亀井総務部長の総括説明を求めます。

●亀井総務部長
 総務部の議案説明資料をお願いいたします。
 2ページをおめくりいただきたいと思います。総務部からは、予算関係、財政課で1件ございます。あと、予算関係以外、報告につきましては長期継続契約の関係でございますので、説明は省略させていただきます。
 3ページは、歳入の総括でございます。後ほど、財政課長が説明いたします。
 総務部の予算につきましては、6ページ、総括表でございますが、いわゆる調整費10億円をお願いしております。財政課長から説明いたします。

◎浜田委員長
 続いて、塗師木財政課長の説明を求めます。

●塗師木財政課長
 それでは、総務部の資料の3ページをお願いいたします。補正予算の歳入の内訳でございます。
 今回の補正予算案ですが、財源としましては、地方創生臨時交付金が25億9,800万円、これは緊急事態宣言地域外でも事業者が公平な支援を受けられるように国に要望を行ってきましたところ、このたび、国から事業者支援分といたしまして新たに24億円余の臨時交付金の配分が本県にございましたので、これを活用しているものです。このほかには、県内観光などの事業に使えます観光庁の地域観光事業支援が11億5,000万円、生活福祉資金が9億7,000万円、緊急包括支援交付金が6,000万円というものが国庫支出金の内訳になってございます。また、繰越金を1,900万円充てているところでございます。
 続きまして、5ページ、給与費明細書でございます。今回は、その他特別職で4名補正をお願いしたいと思っておりまして、これは保健所機能の体制強化のために非常勤の保健師の人件費でございます。
 続きまして、7ページをお願いいたします。財政課の予算、新型コロナウイルス感染症緊急事態対策調整費でございます。御承知のとおり、現在、新型コロナは第四波の真っただ中にありまして、全国各地で緊急事態宣言が発令されたり、日々刻々と感染状況は変わってきているところでございます。こういった中で、必要な予算というのは、議会に補正予算案として御提案申し上げるのが原則ではございますが、日々刻々と状況が変わる中で、議会を待っていては間に合わない場合ですとか、緊急的な対応が必要な場合に備えまして、枠予算を増額させていただきたいというものです。執行状況といたしましては、当初予算で20億円計上しておりますが、この4月から既に13億円強を活用しておりますので、残りが6億円弱となっております。なお、執行に当たりましては、しっかりと議会に報告をしてまいりたいと考えております。

◎浜田委員長
 次に、令和新時代創造本部から説明を求めます。
 まず、井上令和新時代創造本部長の総括説明を求めます。

●井上令和新時代創造本部長
 令和新時代創造本部の議案説明資料を御覧いただければと思います。
 3ページの総括表でございます。令和新時代創造本部では、女性活躍推進課で、新規事業でございますけれども、コロナ禍における「生理の貧困」対策事業300万円をお願いしております。
 詳細につきましては担当課長より御説明いたしますので、お聞き取りいただければと思います。よろしくお願いいたします。

◎浜田委員長
 続いて、入江女性活躍推進課長の説明を求めます。

●入江女性活躍推進課長
 資料の4ページをお願いいたします。コロナ禍における「生理の貧困」対策事業でございます。
 これは、コロナ禍による影響や当事者が声を上げにくい風潮によって、全国的に深刻化し、社会的な問題となっている生理の貧困への対策として、必要な方に生理用品を届けようとする市町村の取組を後押しするとともに、社会における生理をはじめとした女性の心と体についての理解促進を図ろうとするものでございます。
 事業内容といたしまして、まず、「生理の貧困」対策補助金ですが、これは、市町村が実施する生理用品の無償配布等に係る経費の一部を補助するものでございます。生理用品の購入費や発送料、印刷費等を対象経費として考えており、補助率は3分の1、上限額は、1市町村当たり20万円を予定しております。この事業を通じて、まずはコロナ禍において支援が必要な方を市町村の支援窓口につなげるきっかけづくりとしたいと考えております。あわせて、女性の心と体の特性に関する理解を促進するため、既存予算も活用しながら、地域、企業等に向けた普及啓発を行うこととしております。

◎浜田委員長
 次に、教育委員会から説明を求めます。
 まず、足羽教育長の総括説明を求めます。

●足羽教育長
 教育委員会資料の2ページ目をお開きください。教育委員会では、予算関係以外、報告として5件お願いをしております。第1号関係では、人権教育課の鳥取県育英奨学資金貸付金の返還請求等に係る訴えの提起について、以下、教育環境課3件をお願いしているところでございます。また、第3号、長期継続契約の締結状況につきましては、説明を省略させていただきます。
 詳細説明につきましては担当課長から説明をいたします。御審議よろしくお願いいたします。

◎浜田委員長
 続いて、土山人権教育課長の説明を求めます。

●土山人権教育課長
 資料の3ページをお願いいたします。専決処分の報告でございます。鳥取県育英奨学資金貸付金の返還請求等に係る訴えの提起につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により、議会に御報告するものでございます。
 2の概要に記載しておりますが、相手方は、米子市内の2名で、借受人と連帯保証人です。返還が長期にわたり滞っておりまして、再三にわたり催告、戸別訪問をいたしましたが、滞納が続いたため、このたび裁判所に申立てを行い、異議申立てがありましたので、訴訟に移行したものでございます。滞納額は27万9,000円でございます。

◎浜田委員長
 続いて、村上教育環境課長の説明を求めます。

●村上教育環境課長
 議会の委任による専決処分の報告の4ページ、5ページの(5)、(6)は、学校施設の管理の瑕疵による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、5月13日及び5月14日に専決処分を行いましたので、御報告をいたします。
 まず、4ページ、概要でございますが、和解の相手方は、西伯郡大山町内の個人で、和解の趣旨は、県側の過失割合を10割とし、県は損害賠償金3万3,000円を支払うものでございます。事故の概要でございますが、令和3年4月7日に県立鳥取中央育英高等学校の敷地内において発生をいたしました。学校の敷地内に設定いたしました入学式の来場者駐車場において、学校の倉庫の扉が強風によって開き、前に止めてありました和解の相手方の軽乗用自動車に当たり、破損したものでございます。
 引き続き、5ページをお願いいたします。和解の相手方は、鳥取市内の個人で、和解の趣旨は、県側の過失割合を10割とし、県は損害賠償金45万8,920円を支払うものでございます。事故の概要ですが、令和3年4月13日に鳥取市桂木地内で発生をいたしました。県立鳥取工業高等学校に設置しております自転車駐車場の屋根材の一部が強風で剥がれて、隣接する和解の相手方の所有する建物に当たり、破損したものでございます。
 6ページを御覧ください。職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、5月18日に専決処分を行いましたので、御報告するものでございます。
 概要でございますが、和解の相手方は、東伯郡北栄町内の個人で、和解の趣旨は、県側の過失割合を3割とし、県は損害賠償金14万2,171円を支払うものでございます。事故の概要でございますが、令和3年2月10日に倉吉市国府地内で発生いたしました。事故の状況ですが、県立倉吉農業高等学校の職員が公務のため、小型特殊自動車、これはホイルローダーという農作業用の車ですが、これを運転中、交差点を右折しようとした際に誤った方向に方向指示器を出し、交差点手前において後方から追い越そうとした和解の相手方所有の軽自動車と接触し、破損をさせたものでございます。
 施設の点検の実施や職員の安全運転を徹底し、再発防止を図ってまいります。このたびは、大変申し訳ございませんでした。

◎浜田委員長
 執行部からの説明は以上であります。
 それでは、質疑等はありませんか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上で付議案の予備調査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は、次の本会議が休憩に入り次第を予定しております。

午前10時25分 休憩
午後0時12分 再開

◎浜田委員長
 再開いたします。
 ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の1議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 本委員会に付託されました議案第1号について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で付託議案の審査は終了いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容につきましては、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議ないようでございますので、そのようにさせていただきます。
 以上をもちまして総務教育常任委員会を終了いたします。

午後0時14分 閉会

 


 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000