令和3年度議会運営委員会議事録

令和3年9月7日

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
野坂 道明
伊藤  保
尾崎  薫
興治 英夫
福田 俊史
藤縄 喜和
浜崎 晋一
浜田 一哉
澤  紀男
内田 隆嗣
島谷 龍司



欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 由田議員       

説明のため出席した者
西尾総務部長

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 金涌次長 上川議事・法務政策課長外関係職員

1 開  会   午前10時00分

2 閉  会   午前10時22分

3 司  会   野坂委員長 

4 会議録署名委員   藤縄委員  澤委員  

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前10時00分  開会

◎野坂委員長
  ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に藤縄委員、澤委員を指名します。よろしくお願いします。
それでは協議に入りますが、本日の委員会はインターネット中継をしておりますので御承知ください。
まず、9月定例会についてですが、9月14日に招集されます。その付議案件につきまして、総務部長より説明を求めます。
西尾総務部長

●西尾総務部長
 執行部資料の1をご覧ください。このたび9月定例県議会に付議する議案でございますけれども、予算案件が6、条例改正が3、その他が8の17議案をお願いすることといたしております。
その予算の6のうち、災害復旧の対応ですとか、あるいはコロナの対応で、より速やかな執行が必要な案件につきまして、議案第1号と議案第3号につきましては、先議をお願いしたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、条例改正でございますけども、議案第7号、県税条例の改正につきましては、寄附金税額控除の対象を増やすというものでございます。
議案第8号につきましては、医師の県内定着を図るために、債務の免除条件の改正を行うというものでございます。
議案第9号につきましては、青信号の情報などを視覚障害者の方が使用される機器に送信できるような信号機がございますが、それが基準に適合するということを明示するというものでございます。
議案第10号、議案第11号につきましては、工事請負契約の締結でございます。
議案第12号は、損害賠償に係る和解でございます。これにつきましては、通常の書き方といたしましては、和解の相手方の住所、市町村名とかを記載させていただく、あるいは、医療過誤が起こった年月日を記載させていただくのが通常ではございますが、個人情報の配慮が、相手方との和解条件でございますので、このような書き方で変えさせていただきたいということでございます。
議案第14号から第16号につきましては、決算の認定の関係、議案の第17号につきましては、すでに行いました災害復旧、あるいはコロナの対応についての専決について御承認をお願いするものでございます。
4ページにつきましては、報告事項で、継続費の精算報告など9件でございます。
それでは、執行部資料の2をご覧ください。予算についてでございます。予算規模につきましては、先議とそれ以外を合わせて152億円、先議分につきましては、99億円余り、先議分以外では53億円あまりということでございます。
主な内容といたしましては、7月豪雨など、大雨の被害の復旧に係る災害からの立ち直りを進めるものでございます。あるいは、コロナ対策といたしまして、医療提供体制のさらなる充実、感染防止対策の徹底とともに、県内事業者の支援、あるいは、需要喚起のための県内経済の回復に向けた施策についても対応して参りたいと思っております。また、通学路の安全対策など、様々な個別課題についても対応して参りたいと考えております。
主な事業をご覧ください。まず災害復旧の関係でございます。これはすべて先議分としてお願いをしておりますが、78億円余り。建設災害復旧をはじめとする公共土木について52億円余りでございます。2ページでは、農林関係を記載しておりますが、農林畜産関連では25億円お願いをしております。
また、3ページのところにその他の施設もございますが、妻木晩田遺跡、とっとり花回廊でも災害が起こっておりますので、その復旧作業ということで7,700万円余りお願いをしております。
次に4ページをお願いいたします。新型コロナ対策の中でも医療提供体制の充実、感染防止対策ということで14億円余りをお願いしております。メディカルチェックセンターの運営、ワクチン接種の促進などでございます。
次に5ページでございますが、コロナ禍を乗り越えるための県内経済の回復ということで、売上減少額に応じて、新たな応援金を創設するとともに、市町村と協調いたしまして県内事業者の事業継続、雇用維持を支援する緊急応援事業7億円をはじめとする、46億円余りの予算をお願いしております。
次に、7ページでございます。安全・安心な地域づくりと暮らしの再生ということで、11億円余りをお願いしております。6月に千葉県で起こりました通学路での死亡事故を踏まえての緊急点検を行いまして、その緊急対策として1億円、熱海市で起こりました土石流の災害を踏まえての、緊急点検、恒久的な対策などで9,000万円をお願いしております。
資料には記載をしておりませんが、人事案件、人事委員会の委員さんでございますが10月に任期満了の方がいらっしゃいます。調整が整いましたら、追加提案をお願いしたいと考えておりますのでよろしくお願いします。
説明は以上でございます。

◎野坂委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは次に、議事日程ですが、議会資料1をご覧ください。会期は28日間とし、ただいま総務部長から説明のありました先議案件につきましては、平成28年11月定例会の際の中部地震に係る議案や、平成30年9月定例会の際の豪雨対策に係る議案を先議した例と同様に、代表質問終了後である9月21日に先議することとし、案のとおり決定してもよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
次に、県政に対する代表質問ですが、人数は、鳥取県議会自由民主党、会派民主各1名です。
順序は、鳥取県議会自由民主党、会派民主としてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。なお今回は、鳥取県議会自由民主党は藤井議員が、会派民主は伊藤議員が行う予定でございます。
次に、発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は、9月14日の午後1時まで、先議議案に対する質疑は、9月16日の午後1時まで、一般質問及び先議議案を除く議案に対する質疑は、9月21日の午後1時まで、討論の通告期限は、知事提出議案のうち先議議案につきましては、反対討論、賛成討論とも9月21日の常任委員会終了後速やかに、その他の議案につきましては、反対討論が10月7日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が、同日の原則午後5時までとし、議員提出議案については、反対討論が10月8日午後1時まで、賛成討論が、同日の午後5時まで、以上のとおり、決定してもよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんのでそのように決定しました。
次に、議員提出議案の提出期限についてですが、10月8日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので、御承知ください。
次に、9月定例会での審議を希望する請願、陳情の提出期限及び受理期限についてですが、提出期限は9月13日正午まで、受理期限は翌日14日正午までとなりますので、御承知ください。
次に、請願・陳情に関する取扱要領要領の一部改正等についてですが、まず初めに、議長より発言を求められております。
内田議長

◯内田議長
議会運営委員会の皆様方にお願いです。請願・陳情に関する取扱要領についてですが、この度、改正を検討すべき事項がありますので、お諮りしたいと思います。
まず、経緯を申し上げますと、9月定例会から、予備調査の常任委員会資料や、請願・陳情文書表について、各委員会の委員長と相談の上、タブレットで見やすいものに体裁、様式を改めることといたしました。これについては、別途、私のほうで決裁しておりますので、御承知ください。
取扱要領の改正ですが、9月定例会から、請願・陳情関係書類の体裁、様式を改めるのに伴いまして、委員会における予備調査の一層の充実、そして事務の効率化が見込めますので、この際、請願・陳情の文書表の配付日を前倒ししてはどうかと考えております。よろしくお願いをいたしたいと思います。
詳細につきましては、事務局長から説明させますが、差し支えなければ、この9月定例会から適用して参りたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上です。

◎野坂委員長
 続けてどうぞ。

●寺口事務局長
詳細について説明をさせていただきます。
まず、議会資料の4ページをご覧いただけませんでしょうか。常任委員会で請願、陳情の予備調査を行う際、今、2つの資料を準備させていただいております。1つ目は、4ページの上の方で、議長から送付された請願・陳情文書表のいわゆる個票に当たるものでございます。もう1つは4ページの下の表でございますが、執行部の方が作成、提出した現状と県の取り組み状況、こういった2つの資料がお手元に配布されていると思います。ただ、この2つの資料をタブレットに落とし込んで見たときに、なかなか見にくいという御意見を複数の議員の皆様からいただいておりまして、タブレットで見ていただくということも前提にして、整理してみてはどうかというのが発端でございました。
その結果といたしまして、資料3ページをご覧いただければと思います。これまでも重複する部分もございましたし、この辺りの重複も解消しながら、タブレットで見たとき、より見やすくということで、個票に当たる部分は、3ページの上のような形で、現状と県の取組状況につきましては、重複を避けて下の方の形で、これを1冊の資料で、縦に繋がって見えるような形に変えさせていただいたというのが現状でございます。
この結果、これまで現状と取組の方も、少し余白部分がありながら何枚かに渡ったりした部分も解消されてくるというようなメリットも出てきたと思います。
様式がこのように改正されたことと合わせまして、今一度、請願・陳情の取扱要領も点検してみましたところで、今回お諮りいただきたいというのが、2ページの資料でございます。請願・陳情に関する文書表の配付時期についてでございます。現在は、継続分につきましては、定例会の開会日、初日に配らせていただいて、新規分につきましては、開会日から5日目に当たる日に配付させていただいていると思います。今回この様式も見直すに当たって、この配付時期も一時期にさせていただいたらどうかと。
具体的には、予備調査常任委員会終了後、速やかにという時期に変えさせていただく。例えば今回の議会の日程の中でいきますと、常任委員会の予備調査が終わる15日当日の夕方、あるいは遅くとも翌日には、全体を配布させていただくということで、継続審査分、新規分合冊で1回でこの時期に配付させていただくようにしてはどうかということを今回の取扱いの変更ということでお諮りしたいという部分でございます。
ちなみに、この1冊にして配付するときの形といたしましては、5ページ、6ページの方に付けておりますので、こういった形で新規・継続もわかるように区分して、配付させていただければどうかと考えております。
説明は以上です。

◎野坂委員長
ただいまの説明につきまして質問、意見等ございませんか

◯興治委員
 5ページのような紙ベースのものが配布されるということなんですけれども、先ほど、タブレットの方で、県の現状と取組状況が繋がるようにというお話がありましたけれども、タブレット上では、多分、次のページに県の現状と取組状況は出ると思うのですけど、この紙ベースのものにはそれは出ないということでしょうか。

●寺口事務局長
5ページ、6ページページのほうは、文書表の資料でございますので、県の取組状況は、予備調査のための参考部分といいますか、説明資料になりますので、これはこちらの方の5ページ6ページの繋がりにはつかない。

◯興治委員
ということは、紙ベースのものとしては、請願・陳情文書表と、今までと同じように、現状と取組状況についての冊子はまた別に紙ベースで、配布されるということですか。

●寺口事務局長
予備調査の際には、文書表の個票に当たる部分にそのままつなげて、ページは変わりますが、取扱状況がつくような形で配付したいと思います。

◯興治委員
わかりました。

◎野坂委員長
その他ございませんか。
市谷議員

◯市谷議員
同じことの確認になると思うのですが、予備調査の時に・・・・・・。

◎野坂委員長
市谷議員、重ならない部分があればお願いします。

◯市谷議員
 ちょっと確認です。予備調査の時には、県の対応状況とかもわかるものが手元にあるということでいいのですね。その確認です。

●寺口事務局長
そうです。

◎野坂委員長
それでは、要領の一部改正につきましては、議会運営委員会として了承することとし、詳細な文言の調整等につきましては議長にお任せすることにしたいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、そのように決定しますので、内田議長よろしくお願いいたします。
次に一般質問、質疑の質問回数に関する試行についてですが、9月定例会以降も引き続き試行することとし、少なくとも、年内いっぱいは試行を継続した上で、正式導入の可否について改めて協議したいと思いますがいかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
なお、前回も申し上げましたが、総時間と持ち時間はそのままでございますので、答弁の途中でできないようなことが起きないよう、御協力をお願いいたします。執行部におかれましても、引き続き簡潔明瞭な答弁に努めていただきますようよろしくお願いいたします。
最後にその他ですが、まず、私より、本会議における新型コロナウイルス感染症対策について御相談をさせていただきたいと思います。
皆さん、御承知のとおり、本県においても非常に感染力の強い変異株の感染が拡大しており、感染者が継続的に確認されております。これまでも皆さんの御協力のもと、様々な対策を行ってきたところでありますが、なお一層、対策を徹底する必要があると思っております。
そこで、正副議長とも御相談いたしましたが、現在、換気のための休憩をとっておりますけれども、本会議開会中においても、議事運営に支障のない範囲で、適宜、扉や窓を開放するなどして換気を行うことにしたいと思います。具体の方法につきましては、日々の状況を見ながら、議長判断により行っていただこうと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんのでそのように決定しました。
なお、本会議の傍聴席につきましても、感染症対策の強化のため、議長の御判断により、これまでの41席から30席に減ることになりますので御承知ください。
また、先の議会運営委員会において、興治委員より検討依頼のありました執行部2列目以降の職員の答弁における聞き取りにくさの改善についてでありますが、このような状況でございますので、引き続き、答弁時のマスク着用はお願いすることとし、マイクの向きの調節や、語尾の明確化等により、聞き取りやすい発言に努めていただくよう、この場を借りて執行部の皆さんにお願いするということにさせていただきたいと思います。総務部長、各出席者への徹底をよろしくお願いいたします。
最後に、先般の新型コロナ代表者会議においても、県外往来についてPCR検査等、県内に戻った際の対策強化の話があったところですが、議員各自におかれましても、定例会中マスクの適切な着用や密の回避など、感染対策の徹底をよろしくお願いいたしたいと思います。
私からは以上でございますが、委員の皆さんで何かございませんか。

◯伊藤委員
議事日程は、今のとおりでいいのですけれども、ただ、2日目の代表質問、この度私がするんですけれども、数年前もそうだったんですけども、最初の自由民主党さんの代表質問は何もないんだけど2日目は、本会議、次に常任委員会と日程が入ってくるのですね。
そうするとおのずと、前回もそれを配慮してやったのですけれども、そのために、追及等もかなり削ったのです。やっぱり質疑の保障をするという意味の中で、やっぱり日程は、次からは、配慮すべきだと、平等にということだけはちょっと申し上げておきたいと思います。
以上です。

◎野坂委員長
御意見を承りました。
そのほかございませんか。
御意見がございませんので、これをもって議会運営委員会を閉会いたします。

午前10時22分 閉会

 



 

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