平成29年度議事録

平成30年2月1日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(7名)
委員長
副委員長
委員

西川 憲雄 
澤  紀男 
伊藤  保 
内田 隆嗣
藤縄 喜和 
浜崎 晋一 
前田 八壽彦 

 説明のため出席した者
高橋地域振興部長、山口県土整備部長、安田危機管理局長、
井上警察本部長外各次長、課長、関係職員

 職務のため出席した事務局職員
   尾﨑調査課課長補佐  小泉調査課係長  田中議事・法務政策課係長

 1 開  会   午前10時12分

 2 休  憩   午前10時35分

 3 再  開   午後1時00分

 4    閉  会        午後1時01分

 5 司  会   西川委員長

 6 会議録署名委員  伊藤委員  浜崎委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり



会議の概要

午前10時12分 開会

◎西川委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、本日の常任委員会は、付議案の予備調査を行った後、暫時休憩をとり、本会議における付議案に対する質疑、付議案の各常任委員会への付託の後、付託議案の審査を行うことといたしますので、委員及び執行部におかれましては御承知いただきますようお願いいたします。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、伊藤委員と浜崎委員にお願いいたします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 質疑につきましては、説明終了後、一括して行っていただきます。
 なお、執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 それでは、最初に、警察本部の説明を求めます。

●河本警務部監察課長
 警察本部資料の1ページと2ページをお願いします。報告第1号は、議会の委任による専決処分の報告についてであります。本年1月10日に専決処分をした職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、御報告いたします。
 最初に、資料1ページをお願いします。和解の相手方は倉吉市内の法人で、和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は相手方に物的損害賠償金10万6,618円を支払うものです。
 事故の概要は、平成28年12月20日午後5時ごろ、東伯郡北栄町弓原地内において、警察本部刑事部捜査第一課兼米子警察署所属の職員が、捜査用務のため小型乗用自動車を運転中、前方注視を怠ったため、赤信号により停止していた相手方所有の軽貨物自動車に追突したものであります。
 続きまして、資料2ページをお願いします。和解の相手方は米子市内の個人の方で、和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は相手方に物的損害賠償金4万2,907円を支払うものです。
 事故の概要は、平成29年8月9日午後8時45分ごろ、米子市八幡地内において、米子警察署所属の職員が、地域用務のため軽自動車のミニパトを運転中、駐車場内で後退した際、後方の安全確認を怠ったため、駐車中の相手方所有の軽乗用自動車に衝突し、双方の車両が破損したものであります。
 以上2件について御報告させていただきます。
 相手方に多大な御迷惑をおかけし、また、県有車両に損害を与えましたことを深くおわび申し上げます。大変申しわけありませんでした。

◎西川委員長
 それでは、次に、危機管理局から説明を求めます。
 初めに、安田危機管理局長の総括説明を求めます。

●安田危機管理局長
 危機管理局資料の目次をごらんください。補正予算と繰越明許費、それぞれ1件でございます。資料1ページの総括表をごらんください。原子力防災対策としまして、社会福祉施設に屋内退避ができるよう放射線防護対策を講じようとするものでございます。
 詳細は担当課長から説明申し上げます。よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 続いて、関係課長から説明を求めます。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
 資料2ページをお願いします。原子力防災対策事業といたしまして、2億5,300万円の補正をお願いするものでございます。この事業につきましては、社会福祉施設の放射線防護対策といたしまして、原子力災害時において速やかな避難が困難な社会福祉施設の入所者等の避難行動要支援者が支援者とともに屋内退避できるよう、国の補助金を活用して放射線防護対策を行うものでございます。
 具体的には、建物の外気の吸入口にフィルターをつけること、さらに、建物内の気圧を外部より高める装置を設置することによりまして、建物内への放射性物質の流入を防止するものでございます。
 これにつきましては、島根原子力発電所のUPZ、いわゆる30キロ圏内に立地いたします介護老人保健施設1施設を予定しております。
 続きまして、資料5ページをお願いします。この事業につきましては、年度内の事業完了が困難であることから、補正後の予算3億3,800万円余の繰り越しをお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 次に、県土整備部から説明を求めます。
 初めに、山口県土整備部長の総括説明を求めます。

●山口県土整備部長
 それでは、県土整備部資料の目次と1ページをごらんください。県土整備部からは、予算関係の議案として1件、それから予算関係以外の報告として1件を御説明させていただきます。
 資料1ページをお願いします。平成29年度補正予算といたしまして、一般公共事業82億9,000万円余、一般直轄事業負担金3億円余の補正をお願いするものでございます。一般会計につきましては、85億9,100万円余の補正をお願いしまして、昨年発生いたしました台風災害の復旧でありますとか、減災・防災対策などを進めていくものでございます。
 詳細につきましては、担当課長から御説明申し上げますので、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

◎西川委員長
 続いて、関係課長から順次説明を求めます。
 なお、公共事業実施地区の概要については、議案説明資料30ページ以降のとおりであり、特に説明は要しないこととします。

●谷次長兼県土総務課長
 それでは、資料8ページをお願いします。今回の公共事業補正予算の総括表でございます。先ほど部長からお話がありましたが、一般公共事業として82億9,000万円余、一般直轄事業としまして3億円余、合計85億9,100万円余でございます。一般直轄事業のところの括弧は事業費、それから起債のところの鍵括弧は交付税措置を除いた金額、表の一番右の県費負担額は一般財源の額と起債のところの鍵括弧の額を合計した額となっております。
 次に、資料19ページをお願いします。繰越明許費でございます。資料21ページに総括表がございますが、今回繰り越しをお願いいたしますのは、一般公共事業費の82億9,000万円余、全額でございます。資料22ページからが繰り越しの理由になっておりますが、国の補正予算による工事等について、年度内完了が困難なためでございます。
 次に、資料27ページをお願いします。債務負担行為でございます。道路6件、治山4件をお願いするものでございます。これにつきましては、資料37ページと一致するものでございます。早期に事業着手し、事業効果の発現を図りたいことから、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。
 資料30ページからが公共事業実施地区の概要でございます。
 資料36ページは、直轄負担金3億円余の概要でございます。

●河田道路企画課長
 道路企画課です。資料2ページをお願いします。道路橋りょう維持費の一般公共事業のうち防災・安全交付金(災害防除)事業について補正をお願いするものでございます。
 このたびの国経済対策におきまして、防災・安全交付金ののり面・斜面対策が補正対象とされたものでございます。のり面の落石等を防止する防護柵及びロックネット等の工事を施工するもので、県内33カ所で実施することとしております。事務的経費を含めまして14億9,000万円余をお願いするものでございます。
 次に、直轄道路事業費負担金でございます。直轄事業につきましては、鳥取西道路及び鍵掛峠道路について補正がなされるということで、それに伴います負担金1億8,600万円余をお願いするものでございます。
 道路企画課計16億7,700万円余を補正するものでございます。御審議のほど、よろしくお願いします。
 続きまして、資料28ページをお願いします。損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について専決処分を行いましたので、道路企画課分といたしまして、2件御報告いたします。
 まず1件目は、平成29年9月17日午後8時20分ごろ、鳥取市末広温泉町内の一般県道鳥取国府線において和解の相手方が歩道を通行中に、路面の陥没した箇所、これはインターロッキングの一部が破損したところでございますが、そこで転倒し、負傷したものでございます。県の過失を10割といたしまして、和解の相手方に5,480円を支払うものでございます。
 資料29ページをお願いします。2件目は、平成29年9月20日午前10時50分ごろ、鳥取市気高町下光元地内の鳥取鹿野倉吉線を和解の相手方所有の小型乗用車両が走行中、対向車線を走行してきました大型車両がはね上げた路面のコンクリート片に衝突し、破損したものでございます。コンクリート片は、設置しておりました消雪施設の一部が破損したものでございまして、県の過失を10割とし、和解の相手方に36万1,580円を支払うものでございます。
 日ごろより道路パトロールや施設点検を定期的に実施しているところでございますが、より一層の道路パトロール等に留意し、できる限りこのような事案が発生しないよう努めてまいりたいと考えております。このたびは大変申しわけございませんでした。

●米谷道路建設課長
 道路建設課でございます。資料3ページをお願いします。国の経済対策に伴う補正でございます。
 まず、道路橋りょう新設改良費の一般公共事業として、国道、県道の防災対策、減災対策のため、32億9,300万円余の補正をお願いするものでございます。内訳といたしましては、地域高規格道路整備事業として、一般国道178号、岩美道路など合計4カ所につきまして、17億4,000万円、また、防災・安全交付金の国道改築事業といたしまして5カ所、2億4,700万円余、同じく防災・安全交付金の県道改良事業といたしまして14カ所、11億7,900万円、また、補正に伴います事務費といたしまして1億2,600万円余の補正をお願いするものでございます。
 次に、街路事業費といたしまして、葭津和田線など2カ所、5億円、その事務費といたしまして2,500万円、合計5億2,500万円の補正をお願いするものでございます。
 以上、道路建設課として、合計38億1,800万円余の補正をお願いするものでございます。どうぞよろしくお願いします。

●酒本河川課長
 河川課でございます。資料4ページをお願いします。ことし7月の九州北部豪雨などの災害を踏まえまして、各県と国交省、林野庁が連携して行った中小河川の緊急点検の結果、特に重要な箇所について補正予算での対応をお願いするものでございます。私からは、表の上から2番目と3番目、河川情報基盤整備事業と河川改修事業について御説明いたします。
 2の(3)でございます。河川情報基盤整備事業につきましては、全国的に中小河川の監視が弱いということから、国が新しく認証した低コストの水位計を県内25カ所に設置するものでございます。これは、洪水時の危険なときのみ水位観測することなどにより、コスト縮減を図ったものでございます。
 次に、河川改修事業でございます。資料5ページの(4)でございます。再度の氾濫防止対策として、現在河川事業で実施している箇所のうち、近年浸水被害があって再度氾濫するおそれがある由良川など5カ所について、前倒しで対策を実施するものでございます。
 次に、資料6ページをお願いいたします。河川総務費、河川改良費は、先ほど説明しました河川事業の事務的経費でございます。
 最後になりますが、直轄河川海岸事業費負担金でございます。これにつきましては、日野川、斐伊川、中海湖岸堤、そして皆生海岸の県負担金でございます。
 以上、河川課合計7億8,900万円の補正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

●的場治山砂防課長
 治山砂防課でございます。資料4ページと7ページをあわせて説明させていただきます。先ほど河川課からも説明がございましたけれども、国土交通省、林野庁、都道府県が連携して点検いたしました結果をもとに、土砂、流木に対する国の経済対策を活用するものでございます。
 まず、資料4ページの表の上段、治山事業でございます。流木化する可能性の高い流路部の立木の伐採を行うものでございまして、5地区、2億9,700万円と、資料7ページの事務的経費1,400万円の増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして、資料4ページの表の中ほど、砂防費4件でございます。まず、通常及び火山砂防におきまして、透過型砂防堰堤等の整備を行う費用といたしまして20渓流分を計上させていただくもの、また、急傾斜地崩壊対策事業として6地区分、さらには、情報基盤整備事業としまして、現在、土砂災害警戒情報を補足する目的で、5キロメッシュで提供している情報を1キロメッシュ化するためのシステム改修について、増額補正をお願いするものでございます。
 資料7ページをお願いします。下段の直轄河川海岸事業費負担金でございます。国の経済対策に係る天神川水系、日野川水系における直轄事業計画の決定に対応するものでございます。
 以上、治山砂防課合計といたしまして、23億700万円の増額補正をお願いするものでございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 次に、地域振興部から説明を求めます。
 初めに、高橋地域振興部長の総括説明を求めます。

●高橋地域振興部長
 地域振興部の資料1ページをお願いします。地域振興部からは、燃油高騰対策支援事業及び私立学校施設整備費補助金の2件について、補正予算のお願いをしております。
 詳細につきましては、担当課長から説明させていただきます。

◎西川委員長
 続いて、関係課長から説明を求めます。

●矢吹交通政策課長
 交通政策課でございます。地域振興部の資料2ページをごらんください。燃油高騰対策支援事業でございます。過去にも実施させていただいておりますが、燃油価格の高騰に伴いまして、バス事業者が行う省エネの取り組みを支援するものでございます。鳥取県バス協会に対しまして、バス事業者が行うエコタイヤの導入費用を補助するものでございまして、ノーマルタイヤとエコタイヤの差額分2,000円について、車両全体の約2割分となる600本分、計120万円分を計上させていただくものでございます。このたび、燃油価格が1年前と比べて約10円上昇したことから、事業者への影響を鑑みまして、支援することとしたものでございます。
 なお、資料8ページをごらんいただきたいと思いますが、このタイヤの切りかえが来年度にわたるものもございますので、予算の繰越もお願いしております。

●齋藤教育・学術振興課長
 教育・学術振興課でございます。資料3ページをお願いします。私立学校施設整備費補助金でございます。私立学校施設の耐震化推進のための補助金でございますが、このたびの国の補正予算に伴い、平成30年度に予定しておりました事業を前倒しでお願いしようというものでございまして、1,600万円余の補正をお願いするものでございます。
 内容につきましては、2の主な事業内容に記載しておりますが、具体名を申しますと鳥取敬愛高校において、新校舎建設に伴う旧校舎の解体を前倒しで行おうというものでございます。
 続きまして、資料8ページをお願いします。今申しました耐震改修につきまして、事業期間が十分確保できないため、予算の繰越をお願いするものでございます。

◎西川委員長
 執行部の説明は以上です。
 これから付議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問と、発言前後のマイクのスイッチの切りかえをお願いします。
 それでは、ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、以上で付議案の予備調査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は、次の本会議が休憩に入り次第といたします。

午前10時35分 休憩
午後1時00分 再開

◎西川委員長
 再開いたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案につきまして審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の1議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問と、発言前後のマイクのスイッチの切りかえをお願いします。
 それでは、質疑を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。
(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 それでは、議案第1号、平成29年度鳥取県一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、議案第1号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任していただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 それでは、以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

午後1時01分 閉会 
 

 

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