平成29年度議事録

平成29年12月19日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(7名)
委員長
副委員長
委員

西川 憲雄 
澤  紀男 
伊藤  保 
内田 隆嗣
藤縄 喜和 
浜崎 晋一 
前田 八壽彦 

 説明のため出席した者
高橋地域振興部長、門脇観光交流局長、山口県土整備部長、
安田危機管理局長、井上警察本部長外各次長、課長、関係職員

 職務のため出席した事務局職員
   尾﨑調査課課長補佐  小泉調査課係長  田中議事・法務政策課係長

 1 開  会   午前10時05分

 2  閉  会         午前11時15分

 3 司  会   西川委員長

 4 会議録署名委員  伊藤委員  藤縄委員

 5 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり



会議の概要

午前10時05分 開会

◎西川委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、伊藤委員と藤縄委員にお願いします。
 それでは、ただいまから、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の10議案であります。
 まず、付託議案に対する質疑を行っていただきます。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決してもよろしいか、お諮りします。(「一括」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決または承認すべきものと決定いたしました。
 次に、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、新規分の陳情4件の審査を行います。
 それでは、陳情地域振興29年30号、私学助成に関する意見書の提出について、審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 この陳情の願意は、高等学校等の私学助成に係る国庫補助制度を堅持し、一層の充実を図ることを求める意見書を国に対して提出することであります。鳥取県では、全国最高水準の私学助成を行っているところであり、県の負担軽減のため、国において助成制度の堅持と拡充を図るべきと考えるものの、願意にある意見書は、昨年の9月議会において可決し、関係機関に提出していることから、趣旨採択が妥当と考えます。

◎西川委員長
 そのほか御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
 御意見は趣旨採択のみであります。
 それでは、趣旨採択とするか否かの採決を行います。
 趣旨採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、陳情地域振興29年30号については、趣旨採択と決定いたしました。
 次に、陳情地域振興29年33号、選挙投票所における政党名表記に係る意見書の提出について、審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 この陳情の願意は、選挙投票所におきまして、支持政党なしのように、当該団体が政党であることを明示して誤認投票を防止することを求める意見書を国に対して提出することでありますが、公職選挙法に基づいて投票所に政党等の名称及び略称を掲示するに当たっては、鳥取県選挙運動管理規程に規定する標準様式に準じて作成することになっており、この様式では、表題で政党等の名称等の掲示であることを明記し、名簿届け出政党等の名称、略称とそれぞれの振り仮名を記載しておりますことから、不採択が妥当だと考えます。

◎西川委員長
 そのほか御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
 御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択するか否かの採決を行います。
 不採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、陳情地域振興29年33号については、不採択と決定いたしました。
 次に、陳情地域振興29年35号、公立鳥取環境大学及び鳥取大学の学生を対象とした日本交通株式会社と日ノ丸自動車株式会社の共通定期券の制度化を求めることについて、審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 この陳情の願意にあります無料共通定期券制度の実現には、大学と交通事業者の合意形成が必要でありまして、関係者で話し合われるべきものと考えることから、不採択が妥当と考えます。

◎西川委員長
 そのほか御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
 御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択とするか否かの採決を行います。
 不採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、陳情地域振興29年35号については、不採択と決定いたしました。
 最後に、陳情地域振興29年36号、鳥取県内の大学における主権者教育の充実を求めることについて、審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 こちらは主権者教育の充実を関係機関に求める陳情であります。これにつきましては、既に選挙啓発運動として出前講座等を実施したり、リーフレットの作成など行っておりますが、今後もしっかりと進めていくべきという観点から、趣旨採択が妥当と考えます。

◎西川委員長
 そのほかに御意見はありませんか。

○浜崎委員
 副委員長からは趣旨採択という御意見がありました。確かに平成27年の公職選挙法改正によって、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、翌年7月執行の参議院議員通常選挙から適用されている中、当然、大学や高等学校における主権者教育は大事であります。
 しかしながら、今までの取り組みはどうかというと、鳥取環境大学では、期日前投票所の開設日にあわせて校内での啓発活動を行っております。それから、選挙管理委員会では、職員が大学等に出向いて、選挙の意義、若年層の投票率、投票所における投票の手順等について講義を行う選挙出前講座を実施したり、若年層向けのリーフレットの配布などを行っていることから、不採択が妥当だろうと思います。

◎西川委員長
 そのほかに御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
 御意見は趣旨採択と不採択であります。
 初めに、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。よって、陳情地域振興29年36号については、不採択と決定いたしました。
 次に、報告事項に入ります。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それではまず、警察本部から、報告1、110番の日における広報イベントについて、德田生活安全部通信指令課長の説明を求めます。

●德田生活安全部通信指令課長
 1月10日の110番の日に先立ちまして、平成30年1月7日に110番の日の広報イベントを行いますので御報告いたします。
 警察本部資料の1ページをごらんください。まず、開催の日時、場所についてですが、3連休の真ん中の1月7日午前10時30分から午前11時30分までの間、鳥取市晩稲に所在しておりますイオン鳥取北店モール棟の1階セントラルコートで行います。
 イベントの内容としましては、AKB48チーム8の鳥取県代表である中野郁海さんに一日通信指令長として来ていただき、一日通信指令長の委嘱を行った後、緊急通報である110番の適切な利用といたずらの防止、警察総合相談電話であります♯9110の周知、振り込め詐欺などの特殊詐欺を含む犯罪被害防止についてトークショー形式による広報を行います。その後、警察音楽隊のコンサートを行って終了といたします。
 4番目に、近年の110番通報の件数を記載しております。1日に平均しますと、大体120件の110番通報があります。その中で、いたずらに関しては、1日で平均しますと大体4件ぐらいの件数が入っているという状況になっております。
 参考でございますが、110番の日を中心としまして、県下の9警察署におきましても、署状に応じた広報啓発活動を実施していく予定であります。
 最後に、110番通報を24時間365日受ける警察としましては、県民の皆様の安全と安心を確保するために適切な110番通報をお願いするとともに、今後も通報後は早期にパトカーなどを現場臨場させ、迅速的確な初動警察活動により一層邁進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 次に、危機管理局から、報告2、西日本段ボール工業組合との災害時応援協定の締結について、國米副局長兼危機管理政策課長の説明を求めます。

●國米危機管理局副局長兼危機管理政策課長
 避難所の環境整備などを目的として、西日本段ボール工業組合との協定締結について協議を進めておりました。その協議がこのたび調い、来年1月に協定を結ぶこととしております。
 現在、協定を結んでいる県内事業者の日段さん、鳥取森紙業さんも西日本段ボール工業組合に加盟しておられますが、県内で被災があったとき、まずこの両社が対応していただくということから、この両社の協定もそのまま存続ということにしておりまして、この協定を結ぶことによって、より広域的な対応ができると思っています。
 協定の内容につきましては、1の(1)の災害発生時の対応、それから(2)の平時の訓練などに御協力をいただくことにしております。

◎西川委員長
 続いて、報告3、弾道ミサイル落下を想定した県・市町村共同の住民避難訓練の実施について、山下危機対策・情報課長の説明を求めます。

●山下危機対策・情報課長
 資料2ページをお願いします。弾道ミサイル落下を想定した県・市町村共同の住民避難訓練の実施について御報告させていただきます。
 北朝鮮をめぐる情勢は依然として緊迫化していることから、弾道ミサイル落下を想定した住民避難行動について一層の周知を図るため、県と8市町村が共同で12月2日に住民避難訓練を実施しました。参加いただいたのは、表に掲げている8市町村です。
 訓練の内容ですけれども、防災行政無線で国民保護サイレンやJ-ALERTの音声を住民の方に伝達させていただきました。住民の方については、発射情報、避難の呼びかけ、落下情報という3種類の情報に基づき、家の外にいる場合は建物への避難、家の中にいる場合は窓から離れるといった行動をしていただいたところです。
 また、消防庁の報告様式、報告手順に基づいて、J-ALERTの作動状況、被害状況等について市町村から県への情報伝達訓練も行ったところです。
 倉吉市の会場には知事にも参加いただいたところです。知事からは、ミサイルは約10分で到達する。屋外にいる場合には建物の中へ、屋内ではできるだけ窓から離れたところに移動し、身を伏せることが大切というコメントをいただきました。倉吉市長からも記載のとおりコメントをいただいているところです。
 最後に、主な成果ですが、住民の方からは、自然災害とミサイルでは避難の方法や姿勢のとり方が異なり参考になったという感想や、サイレンの音は少し怖くて緊張したが、いざというときに生かしたいという感想をいただいたところです。
 まだまだ北朝鮮情勢は緊迫しておりますので、引き続き緊張感を持って対応したいと思っております。

◎西川委員長
 報告4、島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況等について、水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長の説明を求めます。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
 資料4ページをお願いします。島根原子力発電所2号機の新規制基準の適合性審査の状況については、38回目の報告となりますが、今回、12月1日に88回目の審査会合が行われました。
 資料4ページの下に記載しておりますとおり、島根原発に影響が大きい地震としましては、宍道断層と島根原発の前の海の中にある断層の2つがあります。
 資料5ページの上に図を記載しておりますが、地中に長方形の面を仮定いたしまして、それに対する深さとか、長さなどについていろいろ検討しました。その結果、原子力規制委員会からは、おおむね妥当な結果が出たことから、断層についての評価はこれで終了するというコメントがあり、次回からは基準地震動、つまり原発の耐震設計を考慮する上で目安となる地震の揺れ、いわゆる何ガルになるかという審査に入ることになりました。なお、12月13日の審査会合の前に原子力規制庁で行われたヒアリングでは、中国電力から820ガルという数字が報告されたところでございます。

◎西川委員長
 続いて、報告5、平成29年度「防災とボランティアの日」及び「防災とボランティア週間」における防災関連行事について、森本消防防災課長の説明を求めます。

●森本消防防災課長
 資料9ページをお願いします。1月17日は阪神・淡路大震災が発災した日であることから、毎年1月17日は、「防災とボランティアの日」とされており、また、1月15日から1月21日までは「防災とボランティア週間」とされております。全国各地で防災、あるいは災害ボランティアに関する行事が行われますが、県内においても各種行事を行いますので、御報告させていただきます。
 まず、消防出初め式でございますが、1月6日から始まり、1月7日を中心に県内各地で開催されます。
 また、資料10ページをお願いします。1月26日は文化財防火デーとなってございますので、その前の1月21日、あるいは、その後の1月28日に、県内各地の文化財を守るための消火訓練が行われます。
 資料11ページをお願いします。一番上の段でございますけれども、1月17日当日には、災害時応援協定事業者との支援要請訓練を県庁で行うことにしております。
 その他の各種行事につきましては、資料に記載のとおりでございます。

◎西川委員長
 次に、県土整備部から、報告6、大山町における交付金道路事業での不適切事務処理に係る国費返還について、河田道路企画課長の説明を求めます。

●河田道路企画課長
 道路企画課です。県土整備部の資料1ページをお願いいたします。10月6日の常任委員会で報告させていただいておりました大山町が実施した町道改良工事での不適切事務処理につきまして、大山町が当該工事に充当していた国費全額を返還しましたので、報告いたします。
 不適切事務の概要は、繰り越し手続を行わずに翌年度にまたがって工事を行った、いわゆる未竣功工事を行ったものでございまして、9月の町議会において町議会議員から指摘され、発覚したものでございます。
 大山町への処分内容につきましては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、いわゆる適化法に基づきまして、当該工事に係る交付金の交付決定の取り消し、国費の返還、加算金の納付が決まったところでございます。
 大山町では12月の町議会において国費の返還に係る補正予算が議決され、12月12日に返還国費が納付されたところでございます。加算金につきましても、資料では12月25日(予定)と書いてございますが、12月14日に納付されたところでございます。
 大山町の今後の対応につきましては、コンプライアンス研修の充実、工事完了検査の体制強化、適切な工期設定による余裕を持った工程管理の徹底など、再発防止に取り組んでいくこととされているところでございます。
 県といたしましても、このたびの事案を教訓に、引き続き適切な交付金事業の執行を市町村に求めるとともに、特に繰り越し手続等の年度末の執行の管理につきまして努めてまいりたいと考えているところでございます。

◎西川委員長
 続いて、報告7、米子自動車道付加車線設置事業に伴う着工式及び共同宣言式について、米増道路企画課高速道路推進室長の説明を求めます。

●米増道路企画課高速道路推進室長
 資料2ページをお願いします。西日本高速道路株式会社では、江府インター付近において付加車線設置事業を進めておりますが、このたびの工事着手に当たり、着工式を開催することとなりました。また、併せて、地元から付加車線の早期整備と4車線化整備を求める宣言を行う共同宣言式を開催することになりましたので、報告いたします。
 開催日は12月24日の日曜日、場所は江府町運動公園総合体育館でございます。主催は西日本高速道路株式会社で、国会議員2名の出席を初め、国土交通省、平井知事、県議会の議員連盟の方、また地元の区長さん等、約100名の参加により実施されます。
 着工式に引き続き、地元で組織しております期成同盟会と鳥取県の主催により、共同宣言式を開催し、地元から付加車線の早期整備と4車線化の整備を求める宣言を行うことにしております。

◎西川委員長
 続いて、報告8、国土交通省「中小河川緊急治水対策プロジェクト」及び林野庁「流木災害防止緊急治山対策プロジェクト」の公表について、的場治山砂防課長の説明を求めます。

●的場治山砂防課長
 資料3ページをお願いします。平成29年7月の九州北部豪雨などを受けまして、国土交通省、林野庁、都道府県が連携して全国の中小河川の緊急点検を実施しました。その結果により抽出された箇所におきまして、今後おおむね3年間で重点的な対策を推進することとする緊急対策プロジェクトが取りまとめられ、公表されましたので、その内容を報告いたします。
 2の点検と対策の視点についてでございます。点検の視点は、土砂、流木による被害の危険性、再度の氾濫発生の危険性、渓流からの流木化の危険性などでございます。また、対策といたしましては、捕捉効果の高い透過型砂防堰堤の整備や、浸水被害の解消のための河道掘削、渓流内の立ち木伐採などでございます。
 先ほどの点検の視点に合致したものについて各都道府県が抽出し、国において精査された結果、本県の渓流、河川、地区などにつきましては、3の本県の点検結果と今後の対応の中でアンダーラインで示しているとおりとなりました。(1)から(3)につきましては、国土交通省所管のものでございます。人家や要配慮者利用施設などの重要施設を保全することを目的といたしまして、土砂、流木対策として29渓流、再度の氾濫発生の対策といたしまして7河川、8.3キロ、さらに的確な避難判断を行うための河川水位の把握を目的といたしまして、水位計を設置する48河川、49カ所が抽出されております。また、(4)につきましては、林野庁所管でございます。渓流内で流木化するおそれがある立ち木の対策といたしまして、6地区が抽出されております。
 抽出された渓流、河川につきましては、今年度の国の補正予算で要求するとともに、平成32年度を目途といたしまして、今後3年間で重点的に対策が行われるよう交付金等の予算確保に努め、流木対策などを進めてまいりたいと考えております。

◎西川委員長
 続いて、報告9、鳥取砂丘コナン空港のコンセッション実施方針(案)について、森田空港港湾課長の説明を求めます。

●森田空港港湾課長
 資料の4ページをお願いします。鳥取砂丘コナン空港のコンセッション実施方針案につきまして御報告いたします。
 鳥取砂丘コナン空港におきまして、空港の管理運営に民間のアイデアとノウハウを活用するコンセッション方式の導入を検討してまいりました。このたび、コンセッションの実施方針(案)を取りまとめましたので、内容を御報告いたします。
 施設管理者である知事が、特定事業の選定及び公共施設等運営権が設定されることになる民間事業者の選定を行おうとする場合に、その実施方針を定めて公表するものでございます。詳細につきましては、別冊資料により御説明します。
 今後の進め方でございますが、12月下旬に、実施方針の策定と公表を予定しております。それを受けまして、1月に鳥取空港ビル株式会社から申請書及び事業計画書が提出される予定です。この申請書、事業計画書につきまして第三者委員会で審査し、その結果を考慮した上で、選定事業者として決定する予定でございます。2月議会におきまして、この鳥取空港ビル株式会社に対する運営権の設定及び関連予算の承認が得られた場合、4月に実施契約、7月に管理運営の開始を予定しているものでございます。
 県といたしましては、管理運営の安全で適正かつ確実な実施と、空の駅化、ツインポート化の推進によるにぎわいづくりが実現できますように、議会、県民の皆様の理解を得ながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。円滑で確実な業務引き継ぎの実施につきましては、特に危機管理や安全管理などについて、いつでも現場に行って運営権者を支援できるような体制を整えることとしております。また、テナント誘致の支援、グランドオープンに向けた国際会館のリニューアル、ツインポート化促進のための事業実施等に取り組んでいくこととしております。
 別冊資料の2ページをお願いします。実施方針は、PFI法の規定により、民間事業者の選定を行うに当たり知事が定めるものでございまして、いわゆる事業者の募集要項としての性格を持っております。事業の実施希望者は、実施方針に基づき計画書を作成し、事業に募集することになります。
 実施方針には、1.から7.の内容を定めております。1.で、事業内容、費用負担、事業者の選定方法について定めており、2.で、事業を適正かつ確実に実施するためのリスク分担、実施内容のチェック方法、事業者の権利、義務を定めております。その他、3.から7.の内容を規定しておりますが、実施方針の中核となっております1.と2.を中心に説明させていただきます。
 まず、事業概要であります。事業目的につきましては、鳥取空港を安全かつ円滑に管理運営することを第一といたしまして、民間による管理運営を導入することにより、現在取り組んでおります鳥取空港の空の駅化を促進し、航空旅客の増加やにぎわいの創出を目指すものであります。また、対象施設は、航空写真で黄色く着色している部分でございますが、県が所有し管理している施設でございます。
 資料3ページをお願いします。事業期間は、空港ビルの一体化が完成いたします平成30年7月から平成36年3月までの5年9カ月としております。
 事業方式としましては、PFI法によるコンセッション方式を予定しておりまして、その手続としましては、先ほど御説明したとおりでございます。
 事業の実施範囲としましては、対象施設の管理運営及び環境対策事業、また附帯事業といたしまして、空港の就航促進、利用促進、空の駅化に関する事業につきまして、事業者から提案を求め、実施することとしております。
 資料4ページをお願いします。国や県が実施する事業、業務でございます。国は、これまでの業務と変わらず、航空管制等の業務を行います。県は、空港施設の更新、拡張、大規模修繕、それから危機管理に関する業務、就航促進、空の駅化事業を運営権者と連携して実施することになります。特に危機管理や安全管理などにつきましては、いつでも現場に行き、運営権者を支援できる体制を整えることにしております。
 料金の収受と費用負担につきましては、着陸料等の料金を運営権者が設定し、収受いたします。県は、収入で賄えない管理運営のための費用を運営交付金として運営権者に支援することにしています。
 運営交付金の算定につきましては、右側の図の収支イメージで説明させていただきます。
 県直営による運営費用を黒いラインで記しておりますけれども、それから赤色で着色しているコンセッションにより想定される管理運営費のコスト削減額を差し引き、さらに青色で着色している着陸料等の収入を差し引いた黄色の部分を運営交付金として支援するものでございます。コンセッションによる管理運営費のコスト削減額は、中ほどの表で算出しております。増築部を含む国際会館のビル管理費の一定割合が民間運営により削減されることを見込んでいるものでございまして、その合計額は1,700万円となっております。これが県の財政支出削減効果、バリュー・フォー・マネー、VFMでございます。このVFMのほか、エアポートセールスによる航空旅客の増加や、空の駅化、ツインポート化の取り組みによる地域活性化の効果など、定性的な効果も見込まれておりまして、県としましては、そちらの効果をより期待するものでございます。
 また、収益につきましては、運営権者のインセンティブを働かせ、コンセッションの効果を引き出すため、収入が実際の支出を上回った場合、その収益は全て運営権者の収益として認めることにしております。
 資料5ページをお願いします。県は、運営権者によって空港の適切な運営が実施されることなどを目的として、運営に関する要求水準を別に定めることにしております。これは、県が運営権者からの提案等を考慮して、実施契約書に添付いたします。
 更新投資等の役割分担についてでございます。表に記載しておりますとおり、運営交付金のうち大規模修繕枠の範囲内の修繕及び50万円以下の全ての修繕については運営権者が実施することとしておりまして、その他は県が実施することとなります。
 また、空港が国の補助事業で整備されていることから、国との調整の中で、民営化後も国庫補助事業を実施するための条件としまして、コンセッション期間中に国庫補助事業を実施する場合、国庫補助事業の削減のための運営権者の負担方法等について提案することとしております。この手法につきましては、現在コンセッションを導入しようとしております静岡空港でも同様でありまして、鳥取空港ビル株式会社とも調整してきております。
 次に、計画及び報告でございます。運営権者は、事業期間にわたる全体計画と単年度計画を提出し、県の承認を得ることとしております。また、単年度計画の実施状況を県に報告することになっております。
 また、県から運営権者への職員の派遣につきましては、運営権者は、事業実施のため県職員の派遣を求めることができるとしておりまして、県はこの要請があった場合、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の規定により職員を派遣することを予定しております。現在、実施方針の内容について、職員組合の御理解を得ております。また、派遣による処遇、待遇について協議を行っているところでございます。
 次に、民間事業者の選定方法に関する事項についてでございます。鳥取空港ビルの一体化が完了する平成30年7月に合わせまして、民間による空港の一体的な管理運営を導入するため、鳥取空港ビル株式会社を事業予定者として指名することが妥当と考えております。手続につきましては、先ほど御説明しましたとおりでございます。
 資料6ページをお願いします。民間事業者の責任の明確化等についてでございます。リスク分担につきましては、下記の(1)から(5)を除き、運営権者がリスクを負うことになります。そして、運営権者には、リスクに備えまして空港管理者賠償責任保険に加入することを義務づける予定でございます。管理運営上の瑕疵によるリスクは、この保険で対応できることとなっております。
 運営権者の責任の履行確保に関する事項についてでございます。運営権者が業務を適正、確実に履行し、要求水準を達成しているかどうか確認し、運営権者の財務状況を把握するため、運営権者によるセルフモニタリングに加え、県もモニタリングを実施し、必要があれば是正措置を講じることになっております。また、法令に基づく国等による検査も、これまでどおり実施されます。
 資料7ページをお願いします。実施契約に定める事項や事業継続が困難となった場合の措置に対する事項などを記載することにしております。

◎西川委員長
 次に、報告10、一定額以上の工事または製造の請負契約の報告については、県土整備部資料5ページのとおりであり、説明は省略します。
 次に、地域振興部から、報告11、鳥取県公共交通利用促進キャンペーンの実施について、矢吹交通政策課長の説明を求めます。

●矢吹交通政策課長
 地域振興部の資料1ページをお願いします。鳥取県公共交通利用促進キャンペーンの実施について御説明します。
 12月1日から31日までを公共交通利用促進月間としまして、国、県、市町村、交通事業者が一体となり、啓発活動、利用促進の呼びかけを実施してございます。
 キャンペーンの名称を、とっとりのりものキャンペーンといたしまして、12月12日から21日に実施されている年末交通安全県民運動にあわせ、集中的にキャンペーンを展開してございます。具体的には、ラジオ、新聞広告、大手スーパー等でのチラシ配布のほか、実際にバスに乗って、体験していただくバスの乗り方教室を倉吉市などで開催させていただいておりますし、鳥取大学との連携でつくりましたバスの経路検索システムのバスネットについてもあわせて周知をしてございます。
 本日は、別冊でチラシもお配りしてございますので、後ほどごらんください。皆様も御協力いただきますようお願いします。

◎西川委員長
 続いて、報告12、鳥取県スポーツ指導員の第66回全日本相撲選手権大会優勝について、小西スポーツ課長の説明を求めます。

●小西スポーツ課長
 資料2ページをお願いします。このほど開催されました全日本相撲選手権大会におきまして、本県スポーツ指導員の西郷選手が優勝し、アマチュア横綱になりました。鳥取城北高校出身としては3人目でありますが、本県所属選手としては初めてのことでありました。
 西郷選手は、岐阜県出身で、鳥取城北高校、日本大学を経て、平成27年度から本県スポーツ指導員となってございます。今大会は7度目の挑戦で、初めて優勝しました。幕下付出の資格を得ましたが、今後も引き続きスポーツ指導員として選手を続け、あわせて、高校生の指導も頑張っていくと申しております。
 参考までに、本県スポーツ指導員のことしの成績を記載しております。自転車とセーリングが国体で入賞するなど、おおむね期待どおりの活躍をしているところであります。

◎西川委員長
 最後に、観光交流局から、報告13、第6回まんが王国とっとり国際マンガコンテスト審査結果について及び報告14、台湾の大学・専門学校を活用したまんが王国とっとり情報発信の実施結果について、江原観光交流局副局長兼まんが王国官房長の説明を求めます。

●江原観光交流局副局長兼まんが王国官房長
 観光交流局の資料1ページをお願いします。第6回まんが王国とっとり国際マンガコンテストの審査結果についてでございます。このコンテストの応募状況につきましては、9月の常任委員会で報告させていただきましたが、10月の1次審査、11月の2次審査を経まして、受賞作が決定しました。
 今年度の最優秀賞は、兵庫県の方の4こま漫画で、「黒の旅人」というタイトルの作品であります。このコンテストは、1こま漫画、4こま漫画、ストーリー漫画とありますが、4こま漫画から最優秀賞になったのは初めてのことであります。
 海外から応募のあった作品については、香港からの作品が優秀賞、それから韓国と中国の作品が審査員特別賞に選ばれております。香港、中国からは、これまでも応募はありましたが、受賞するのは初めてであります。それから、鳥取県関係では、U-15賞という15歳以下の部門で青谷小学校6年生の作品が受賞しております。
 資料2ページの中段には、今後の予定を記載しております。来年2月24日に表彰式と作品集の発行をしたいと考えております。作品集には、受賞作のほかに、最終選考に残った作品も掲載いたします。また、最優秀賞と優秀賞の3作品につきましてはホームページでも公開することにしております。
 続きまして、資料3ページです。台湾の大学、専門学校を活用したまんが王国とっとりの情報発信として、ニーハオ!まんが王国とっとりin台北という事業を実施しました。
 実施計画につきましては、10月の常任委員会で説明させていただいておりますが、台北市内の大学、専門学校と連携して、台湾でも人気の育成ゲームの草分けである「プリンセスメーカー」の生みの親である米子ガイナックスの赤井孝美社長の特別講義などを実施して、まんが王国とっとりの魅力を発信したものであります。台北市にあります台北城市科技大学で約200名に参加いただき、まんが王国とっとりのプレゼンや赤井先生の講義を行いました。
 また、まんが王国とっとり国際マンガコンテストのエキシビションとしまして、角川国際動漫教育という台北市にある角川アニメの専門学校において、鳥取をテーマとしたマンガコンテストを実施しております。
 資料4ページをお願いします。この専門学校では、赤井先生の指導のもと、キャラクターをつくろうというワークショップも実施しております。
 今回の事業につきましては、台湾、中国、日本のネットニュースを中心に多くの報道がなされました。特にGNN新聞は、アニメ、漫画、ゲームを扱う台湾最大のポータルサイトですが、担当記者が20年来の「プリンセスメーカー」のファン、そして、赤井さんのファンだったということもあって非常に大きく扱っていただきました。まんが王国ならではの新たな海外プロモーションの手法として、今後別の地域でもこういった展開を考えていきたいと思っております。

◎西川委員長
 続いて、報告15、伯耆国「大山開山1300年祭」、大山関連事業・イベントについて、八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長の説明を求めます。

●八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長
 資料5ページをお願いします。伯耆国「大山開山1300年祭」、大山関連事業・イベントについて、今後の予定及び開催結果を御報告します。
 まず、年末年始の行事、イベント等の予定について、御報告します。
 (1)でございます。若干事務的な内容でございますが、今月21日に米子市内におきまして実行委員会の役員会、市町村委員会議を開催する予定でございます。資料に記載している皆様にお集まりいただき、中核期間となる平成30年5月から11月における各事業の実施時期及び内容について御審議いただく予定としております。この御議論を受けまして、年末年始の情報発信に努めてまいる予定でございます。
 (2)は、大山開山1300年祭オープニングイベントについてでございます。地元大山寺地区の団体が協力して企画いたしました。大山開山1300年祭にお越しいただくお客様の安全を祈願する行事でございます。1月11日に、大山寺本堂での安全祈願法要、豪円湯院での僧兵太鼓や祝い餅の振る舞いなどの催しを計画中とのことでございます。
 資料6ページをお願いします。(3)は、大山寺で計画中の年越しのカウントダウンイベントについてまとめたものでございます。大山寺の旅館関係者の有志の皆さんが14年前から始めておられる取り組みでございますが、ことしは平成30年最初の関連イベントと位置づけ、広報に努めているところでございます。大山寺で行われるカウントダウンに続き、たいまつ行列で大神山神社に向かって雪の中を進むという計画でございます。下山後には抽せん会なども開かれることになっておりまして、若い人や家族連れなどにも参加いただけるイベントとして計画中でございます。
 (4)は、元旦に米子城跡天守から初日の出を鑑賞するイベントでございます。こちらも数年前から実施されているイベントでございますが、ことしは大山開山1300年祭を盛り上げるため、大山に向かって大山開山1300年祭の成功を祈願していただく予定と伺っております。
 資料7ページをお願いします。(5)は、先ほどのイベント実施にも協力いただく、よなご城山勝手連という住民団体が計画中の活動でございます。大山からの初日の出を、米子城のほか、美保関、それから米子市内等各所で同時に拝もうという取り組みを計画中でございます。
 2は、大山開山1300年祭関連行事の開催結果でございます。
 (1)は、歴史、刀剣をテーマに、12月9日に現地ツアー、翌日10日に米子市内でトークイベントを開催した結果をまとめたものでございます。現地ツアーには38名、トークイベントには110名の方の御参加をいただいたところです。県外からお招きしたゲストの方が、怪談や民族学に詳しい文芸評論家、作家、漫画家の皆さんでございましたので、従来のたたら製鉄や刀剣といった話題に加えまして、修験、霊山といった新たな大山の不思議、魅力について県内外の参加者に発信することができたのではと考えております。
 (2)には、12月11日に米子市内で開催された水と食プロジェクト合同試食会についてまとめております。3月、7月に続き今回で3回目の開催となりまして、春、夏、秋、冬を通じた料理が出そろったことになります。今後は本格的なPRを展開する計画でございます。実際の店舗で提供していただくことを前提といたしておりますので、誘客促進、情報発信など、今後も引き続き努力してまいりたいと思います。

◎西川委員長
 それでは、ただいままでの説明につきまして質疑等はありませんか。

○前田委員
 鳥取砂丘コナン空港のコンセッションについてですが、県出資の外郭団体については、毎年経営状況を議会に報告するため、議会のチェックがきくのですが、この鳥取空港ビル株式会社と県議会との関係はどうなっているのですか。

●森田空港港湾課長
 実施状況につきまして、県もモニタリングを行いますので、その結果につきまして、議会に報告することになると思います。

○前田委員
 そのモニタリングというのは何ですか。議会にも経営状況の報告をしてほしいのですよ。議会はノーチェックということになりませんよね。そこをはっきりしてください。

●森田空港港湾課長
 管理運営状況とあわせまして、財政状況につきましてもモニタリングを行いますので、その結果につきまして、議会に御報告をしたいと思います。

○前田委員
 課長はそうおっしゃるけれども、関係法令とか、条例とか、きちんとしたもので定めてありますか。そこがはっきりしないと、課長がかわったら後は知らないということになりかねませんので。

●森田空港港湾課長
 まず、管理運営の方法についてですが、鳥取空港の設置管理条例において、基準については知事が定めるということになっております。これがいわゆる要求水準書というもので、契約書の一部となります。この要求水準について、県のモニタリング、セルフモニタリング等を行い、何かありましたら是正措置を講じるように命じることができますし、それを県がきちんと行った上で、議会に報告することになっております。

◎西川委員長
 ちょっと質問と答えが合っていないので、前田委員、もう一回質問してください。

○前田委員
 要は、モニタリングした結果を、1年に1回、何月議会に報告しますということをはっきり言ってくださいということです。

●森田空港港湾課長
 何月議会で報告するということは定まっておりませんが、3月議会なり、適切な時期に報告をさせていただきたいと思っております。

○前田委員
 どうも曖昧ですね。後日でいいから、きちんとした定めをして、県議会のチェックがきくようなシステムにしてください。
 再度言いますが、鳥取空港の責務というのは、航空機の安全運航ですから、それを忘れたらいけない。それが空港の使命ですよ。説明を聞いていると、にぎわいづくりが主になってきているようですが、それでは本末転倒です。きちんとしてください。

●山口県土整備部長
 前田委員の御指摘のとおりでございまして、今回のにぎわいづくりというのも、やはり鳥取空港が安全安心で信頼があるからこそ皆様にお集まりいただけるというのが大前提であります。したがいまして、空港の安全管理が第一義であることは間違いございません。しっかりと対応させていただきたいと思います。

◎西川委員長
 もう1点、続けて報告の部分についても説明をお願いします。前田委員、先ほどおっしゃったのは、報告でいいですか。

○前田委員
 まあ一応報告ですよね。

◎西川委員長
 報告でいいのですか。では、その点について説明をお願いします。

●山口県土整備部長
 いつ報告するかということを含め、具体的な手続につきましては、皆様に御相談させていただきながら決めていくことになろうかと思いますが、しっかりと議会へ御報告し、御意見を賜るような仕組みをつくらせていただきたいと思います。

◎西川委員長
 そのほかいかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これで質疑を終わりたいと思います。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りします。
 本委員会所管に係る地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、観光振興、防災体制並びにその他の主要事業については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨議長に申し出ることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、その旨議長に申し出ておきます。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 それでは、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
 次回の常任委員会は、1月19日金曜日午前10時から開会の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。執行部の皆様は御退席いただいて結構です。どうも御苦労さまでした。
(執行部退席)
 それでは、平成29年度第2回県外調査について、事務局から説明させます。

●尾﨑議会事務局調査課課長補佐
 今年度第2回目の県外調査につきましては、前回の常任委員会において、1月16日から18日の2泊3日と決定し、調査先については委員長へ一任いただいたところです。
 お手元に、A4横長の日程案をお配りしています。まず、16日は、鳥取空港、米子空港から出発し、羽田空港を経て、宮崎空港に入り、空港の利用促進、それから利便性の向上のための施設整備状況について調査を行います。その後、宮崎県庁に移動しまして、スポーツ振興でありますとか競技力向上の取り組みについて調査を行いたいと思います。その日は宮崎市内に宿泊を予定しております。
 翌日の17日には、借り上げバスにより、熊本方面に向かいたいと思います。まず、人吉市役所に行きまして、日本遺産等の地域資源を活用した観光振興につきまして調査を行いまして、昼からは熊本県庁で調査を行いたいと思います。熊本県庁では、熊本地震の経験を踏まえた防災対策の見直しについて話をしていただこうと思います。この日は熊本に宿泊してもよろしいのですが、行程案では、福岡県まで移動して、博多市内に宿泊することにしております。
 翌日18日は、福岡県警察本部に行きまして、特殊詐欺対策ですとか飲酒運転撲滅に向けた取り組みについて調査を行いたいと思います。その後、JRで岡山駅を経由して、米子であるとか鳥取にお帰りいただくという行程にしております。鳥取、米子とも3時半ごろに到着予定でございます。
 なお、翌日の19日に常任委員会がありますので、例えば西部の方で、この日に鳥取市内に宿泊される方がおられましたら、事前に申し出ていただければ手配等をさせていただきたいと思います。
 なお、この四角で囲ってある5カ所につきましては、これから正式なアポどりをさせていただきます。中には、先方の御都合が悪いというところもあるかもしれませんが、その際には申しわけございませんが、事務局と委員長で調整をさせていただきたいと思いますので、御一任いただきたいと思います。

◎西川委員長
 まだ決定ということではありませんので、もし御意見があれば伺いたいと思います。

○伊藤委員
 一任でいいです。

◎西川委員長
 では、一任でよろしいですね。

○内田委員
 空港まで車をとりに行かないといけないんですね。

◎西川委員長
 ほかに案があるのであれば、今お話ししていただけますか。

○伊藤委員
 勝手を言いますが、私は、行きは出雲空港から東京、帰りは福岡から出雲空港でお願いしたいと思います。そうすれば、出雲空港に車を置けばいいですから。

○前田委員
 それなら雪も関係ないな。

◎西川委員長
 そのほかの皆様はどうですか。

○澤副委員長
 私は列車で行きますからこれでいいです。

◎西川委員長
 鳥取発の皆様はいかがですか。

○前田委員
 これでいいです。

◎西川委員長
 藤縄委員はどうですか。

○藤縄委員
 これでいいです。

◎西川委員長
 よろしいですか。では、そのほかの皆様はこの行程案でお願いします。
 あと1点、岡山県議会土木委員会との合同要望について、事務局の説明を求めます。

●尾﨑議会事務局調査課課長補佐
 もう1枚の日程案をごらんください。先日の鳥取・岡山土木関係常任委員会合同会議におきまして、今年度は郵送ではなく、直接先方にお伺いして要望活動をしていこうということになりました。
 日程案ですが、まず12月25日に広島に行き、中国地方整備局、それからNEXCO西日本中国支社で要望活動を行います。その足で東京に向かいまして、翌26日の午前中に国土交通省で要望活動を行います。ちょうど年末ということで、国土交通省の皆様、非常に多忙でございまして、今の時点で確実に対応できる方は、ここに書いてございます森山環境安全課長さんとなっております。森山課長さんへは10時から10時15分、そのほかの方は随時省内を回りまして、要望書を手渡していくという形にさせていただきたいと思っております。
 なお、この日程案により事務局から改めて各委員の皆様に参加の可否をお尋ねしました。その結果、西川委員長、前田委員、浜崎委員の3名で要望活動に行っていただくことになりましたので、御承知ください。よろしくお願いします。

◎西川委員長
 何か御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、このように計らわせていただきます。
 以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時15分 閉会

 

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