平成29年度議事録

平成29年10月6日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(7名)
委員長
副委員長
委員

西川 憲雄 
澤  紀男 
伊藤  保 
内田 隆嗣
藤縄 喜和 
浜崎 晋一 
前田 八壽彦 

欠席者
(1名)

木村 和久


 説明のため出席した者
高橋地域振興部長、門脇観光交流局長、山口県土整備部長、
安田危機管理局長、井上警察本部長外各次長、課長、関係職員

 職務のため出席した事務局職員
   尾﨑調査課課長補佐  小泉調査課係長  田中議事・法務政策課係長

 1 開  会   午前10時00分

 2 休  憩   午前10時08分

 3 再  開   午前10時09分

 4 休  憩   午前11時02分

 5 再  開   午前11時07分

 6 閉  会    午前11時45分

 7 司  会   西川委員長

 8 会議録署名委員  伊藤委員  前田委員

 9 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

 



 会議の概要

午前10時00分 開会

◎西川委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、伊藤委員と前田委員にお願いします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の7議案であります。
 まず、付託議案に対する質疑を行っていただきます。いかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきますが、いかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りします。一括でよろしいですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、新規分の陳情1件と継続分の陳情1件の審査を行います。
 まず、新規分の陳情について審査を行います。
 それでは、陳情地域振興29年27号、イージス・アショア基地の誘致について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 この件につきましては、外交、防衛は国の専権事項であり、防衛の施設、装備品については、国防上の判断に基づいて適切な場所に配備されるべきものと考えられ、本県議会で決議等を行うたぐいのものではないと思われることから、不採択を主張したいと思います。

◎西川委員長
 そのほか御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採決を行います。
 御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択とするか否かの採決を行います。
 不採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、陳情地域振興29年27号については、不採択と決定いたしました。
 次に、陳情警察29年13号、開かれた鳥取県警実現のため、県警に対する県民の声のネット公開を求めることについて審査を行います。
 御意見をお伺いします。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 この件につきましては、継続して審査しておりましたが、警察では県民からの意見、要望、苦情等を受け付け、その対応状況を公開する機能を担う警察独自の制度として、全国斉一の公安委員会制度や警察署協議会があり、本県においても、これら会議の開催状況を含め、必要な情報をホームページで公開するなど、知事部局の県民の声制度と同様に警察活動の透明性を確保しています。また、警察業務の特殊性から、県警に寄せられる情報については公開できないものや判断が難しいものが数多く存在しており、正確な事実調査に基づく判断、回答のためには、県民の意見、要望を直接聴取する窓口の一本化が効果的であること、さらに、県民の声として寄せられた県警に対する意見、要望等については、正確な事実調査を行った上で、回答を求められているものについては意見者に直接回答していることから、不採択を主張したいと思います。

◎西川委員長
 そのほか御意見はありませんか。

○内田(隆)委員
 私も不採択を主張します。前回、継続審査としましたが、警察本部からしっかりと説明していただき、独自のルートできちんと情報公開をしていることがよく理解できました。ネット公開については必要ないと考え、不採択を主張します。

◎西川委員長
 そのほか御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が出尽くしたようですので、これより採択に入ります。
 御意見は不採択のみです。
 それでは、不採択とするか否かの採決を行います。
 不採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員です。よって、陳情警察29年13号については、不採択と決定いたしました。
 次に、先日の常任委員会で協議をいたしました道路財特法による補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について、澤副委員長において修正案が取りまとめられました。
 修正案は、お手元に配付のとおりであります。
 まず、澤副委員長に修正案の説明を求めます。

○澤副委員長
 先日の常任委員会において皆様に御協議いただいた意見書案について、お手元のとおり取りまとめましたので、この意見書案に対する質疑、採決をお願いします。

◎西川委員長
 では、修正案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論もないようですので、これより採決に入ります。
 道路財特法による補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書のとおり、本委員会で発議することに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、道路財特法による補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書は、本委員会で発議することに決定いたしました。
 なお、提案理由説明の作成、内容につきましては、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に移ります。
 本日は相当の分量がありますので、執行部の入れかえを行います。
 初めに、警察本部、危機管理局及び県土整備部について行いますので、それ以外の部局の方は御退席をお願いします。
 暫時休憩します。

午前10時08分 休憩
午前10時09分 再開

◎西川委員長
 それでは、再開します。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行うこととします。
 まず、警察本部から、報告1、「鳥取県被害者支援フォーラム」の開催について、大倉警務部広報県民課長の説明を求めます。

●大倉警務部参事官広報県民課長事務取扱被害者支援室長事務取扱
 警察本部の資料1ページをお願いいたします。「鳥取県被害者支援フォーラム」の開催について御説明いたします。
 このフォーラムは、平成20年から毎年1回開催しておりまして、ことしで10回目となります。主催は公益社団法人とっとり被害者支援センターで、鳥取県及び鳥取県警察との共催となっております。
 犯罪被害者が再び平穏な生活を営むことができるよう社会全体で支援し、安全で安心して暮らせる社会の実現を目指すため、犯罪被害者御遺族の講演などを通じて、社会全体による被害者支援の必要性について県民の理解を深めることを目的として開催するものでございます。
 11月22日水曜日の午後1時30分から県立倉吉未来中心において開催します。
 平成18年当時、山口県の高等専門学校5年生であった長女の歩さんを、同級生の少年に殺害された犯罪被害者御遺族の中谷加代子様に、「歩と生きる」と題して講演を行っていただく予定でございます。広く関係機関や県民の皆様に参加を呼びかけております。

◎西川委員長
 続きまして、報告2、「鳥取県地域安全フォーラム2017」の開催について、竹森生活安全部生活安全企画課長の説明を求めます。

●竹森生活安全部総括参事官生活安全企画課長事務取扱
 警察本部の資料2ページをお願いいたします。「鳥取県地域安全フォーラム2017」の開催について御報告いたします。
 主催は公益社団法人鳥取県防犯連合会で、鳥取県警察及び鳥取県との共催となっております。10月18日水曜日の午後0時半から午後3時まで、鳥取市のとりぎん文化会館小ホールで開催いたします。10月11日から20日までの期間で実施される「平成29年全国地域安全運動」の一環として、県民の自主防犯意識の高揚、安全・安心なまちづくりを目的として開催するものです。
 フォーラムの内容としましては、最初に県警音楽隊の演奏をお聞きいただいた後、鳥取県防犯連合会の代表が特殊詐欺被害防止宣言を行います。続いて、主催者、共催者の挨拶の後、地域安全活動に御尽力いただいた功労者26人、功労団体7団体の表彰を行います。その後、小さき花園幼稚園の園児の皆さんにステージ上から防犯メッセージを発表していただきます。最後に、夫婦漫才師であります林家ライス・カレー子氏をお招きし、「犯罪は しない させない 見逃さない」と題して講演を行っていただきます。
 そのほか、会場には優良迷惑電話防止機器や防犯性能の高い建物部品を展示して、来場者の防犯意識を高めていただくことにしております。
 防犯ボランティアの方々を初め、多くの方に来場していただき、防犯ボランティア活動の活性化や県民の自主防犯意識の向上を図り、犯罪のないまちづくりを推進していきたいと考えております。

◎西川委員長
 続きまして、報告3、「第26回暴力追放鳥取県民大会」の開催について、入江刑事部組織犯罪対策課長の説明を求めます。

●入江刑事部参事官兼生活安全部参事官兼警備部参事官組織犯罪対策課長事務取扱
 警察本部の資料3ページをお願いいたします。「第26回暴力追放鳥取県民大会」について御報告いたします。
 暴力団のいない安全で住みよい鳥取県の実現のため、県民一人一人による暴力団排除意識の高揚を図ることを目的として、11月15日、米子市文化ホールにおきまして「第26回暴力追放鳥取県民大会」を開催する予定としています。本大会は、いわゆる暴力団対策法が平成4年3月に施行されて以降、広報、啓発活動の一環として全国的に行われているものでございます。鳥取県の場合は、毎年1回、鳥取市、倉吉市、米子市の持ち回りで開催してきております。
 大会次第につきましては2部構成としております。第1部では、長年にわたり暴力団排除活動に功労のあった団体、個人の方々に対する表彰、鳥取県弁護士会民事介入暴力対策委員会委員長による大会宣言などを行います。また、第2部では、新たな取り組みといたしまして、米子市を中心に活動しておられる落語家、桂小文吾さんが座長を務める桂小文吾笑劇座による暴力追放時代劇を行うことにしています。

◎西川委員長
 次に、危機管理局から、報告4、平成29年台風18号による被害状況等について、山下危機対策・情報課長の説明を求めます。

●山下危機対策・情報課長
 危機管理局の資料1ページをお願いします。平成29年台風18号による被害状況等について御報告いたします。
 最初に、このたびの台風18号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 気象状況ですが、鳥取県には17日の夜に最接近し、大雨洪水警報等が発令されております。降り始めからの総雨量として、鳥取市鹿野町で310ミリという大雨を記録したところです。
 2の被害状況です。幸いにも人的被害はありませんでした。
 (2)の住家、非住家被害については、鳥取市の河原町渡一木、佐貫等で50戸、倉吉市で68戸など、総数119戸の床上、床下浸水が発生しております。
 (3)の農林水産関係被害については、資料5ページのとおりです。農林水産部のとりまとめによりますと、農地、農業用施設、林道などで大きな被害があったところです。
 戻りまして、資料2ページをお願いします。(6)の孤立集落については、3集落で発生したところですが、18日の午後に全て解消したところです。
 (7)の避難勧告等の状況については、倉吉市、岩美町では全域に避難勧告が発令され、事前の対応等がとられたところです。18日8時15分をもって全ての避難者が帰宅したということですが、ピーク時には103世帯、159人が避難を実施しております。
 資料3ページをお願いします。3の今回の災害発生を踏まえた対応等についてです。まずは、このたびの9月議会に、表のとおり復旧・復興対策に係る補正予算を追加提案させていただいております。
 また、9月15日ですが、災害警戒連絡会議を開催し、台風進路の見通しや今後の必要な体制等について確認するとともに、18日には災害警戒本部会議を開催し、被害状況や今後の対応について確認しております。
 そして、9月25日には、河原町渡一木における浸水被害への対応に係る関係機関協議として、現状の確認と今後の対応等について協議しております。
 さらに、10月2日には、平成29年度県・市町村水害対策検討会議を開催し、非常時の水門等の操作情報について災害対策本部、関係機関にも情報共有すること、避難勧告や避難準備情報を迅速に発出すること、平時から自主避難等について住民へ啓発することなどを確認しております。
 今後も台風、そして、秋雨による災害も十分想定されることから、市町村とも連携し、対策に万全を期したいと考えております。

◎西川委員長
 続きまして、報告5、島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況等について、水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長の説明を求めます。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
 それでは、危機管理局の資料6ページをごらんください。平成25年12月25日に申請が行われた島根原発2号機、7月4日に申請が行われた同2号機の特定重大事故等対処施設に係る新規制基準適合性審査会合の審査状況等について御報告します。
 前回、中国電力が、宍道断層の評価長さを、これまでの25キロから39キロに変更したという御報告をさせていただきましたが、その際、新規制基準における活断層の位置づけについて詳しく説明するよう御指摘いただきました。若干基礎的な部分ではございますが、今回、説明させていただきます。
 まず、資料8ページの上段のように、それぞれ海側のプレートが陸側に入ることによって食い違いが生じ、断層というものができますが、この断層に沿って、両側の岩盤がずれ動くことによって地震が発生します。活断層とは、過去に繰り返し地震が発生し、今後も活動すると考えられている断層でございます。
 また、その真ん中の絵でございますが、侵食や土壌の堆積によって痕跡が不明瞭になっていると、見つかっていない活断層がある可能性があるということでございます。例えば、鳥取県西部地震や鳥取県中部地震についても明瞭に断層があらわれたものはございませんでした。
 このように活断層が確認されていない場所でも被害をもたらすような地震が起きることがあるということから、新規制基準では、この活断層を地中にある長さまで求めるというものでございます。地表にあらわれていない断層というのは、真ん中の絵の右にあるようなものでございます。
 新規制基準におきましては、後期更新世以降、約12万年から13万年前の断層があるかないかというものを調べなさいということになっております。約12万年から13万年前というのは、資料9ページの地質年代表にございますように、後期更新世、日本列島がほぼできたころでございます。まだ日本列島には人類はおらず、世界的には北京原人、ネアンデルタール人、マンモスなどがいたころでございまして、それ以降の活断層を調べなさいというものでございます。また、密度構造によって重力値が異なり、重力値が急激に変わるところには断層が多いということでございます。
 資料6ページにお戻りください。今回、中国電力が説明した内容でございますが、宍道断層の東側と鳥取沖西部断層の西側、それぞれの端部が明確であること、さらに宍道断層と鳥取沖西部断層の間に断層がないことが調査等で証明できたため、宍道断層は39キロとするというものでございます。
 資料10ページをごらんください。宍道断層の評価長さについては、平成25年12月の時点では22キロとして申請しておりましたが、平成28年1月に25キロに延びました。これは、西端が3キロ延びたことによります。さらに今回、下宇部尾東というところから東側の部分について、音波探査により精度や信頼性のより高い調査結果が得られ、かつ明瞭な重力異常がないことから、39キロに延びたということでございます。
 資料11ページをごらんください。この図の右端に書いてありますNo.1、M5から縦に描いた赤の線を西部断層の西端とするという説明がありました。その理由としては、No.3.5の線からNo.1、M5の線までの間には重力異常が認められないこと、この間については断層がないこと、右端のほうにS29断層、S32撓曲というのがございますが、それがNo.1、M5あたりで切れていること、S30断層がそれらを横切っており、それ以上S29断層、32撓曲は延びていないという説明でございました。No.3.5からNo.1、M5の間は約6キロですが、音波探査等の結果、約12万年から13万年前の地層はあるが、断層はないということから、宍道断層については、このNo.3.5の線とするということでございました。
 資料6ページをごらんください。中国電力からの説明により、宍道断層東端及び鳥取沖西部断層西端の確定と、両断層が連動しないことについて、原子力規制委員会も了承しております。ただし、現在、文部科学省と東大による調査プロジェクトが進行しておりまして、その新しい知見が出れば、さらに検討するようにということでございました。この結果、今後は基準地震動の評価に移ることになりました。

◎西川委員長
 最後に、県土整備部から、報告6、台風18号に伴う公共土木施設被害状況について、福政技術企画課長の説明を求めます。

●福政技術企画課長
 それでは、県土整備部の資料1ページをお願いします。台風18号に伴う公共土木施設の被害状況について御報告させていただきます。
 まず1の部分でございます。現時点での公共土木施設の被害状況は、全体で137カ所、約16億200万円という状況でございます。表にございますが、県関係で81カ所、10億8,000万円余、市町村関係で56カ所、5億2,000万円余でございます。
 代表的な事例を記載させていただいております。例えば今回、河川系、港湾系の被害が多くございますが、私都川では護岸が崩壊、鳥取港では流木等が漂着しているという状況でございます。
 災害査定については、11月13日の週で調整をしております。また、港湾関係につきましては、11月6日の週で調整しているところです。早期の復旧に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、資料2ページをお願いします。まず2につきましては、道路の規制状況でございます。現時点で全面通行どめとなっているのは、鳥取国府岩美線、矢矯松原線の2カ所でございます。山間部の路線でございますが、迂回路等はあるところでございまして、住民の皆様への影響等は少ないものでございます。また、片側交互通行となっているのは、国道53号の智頭トンネル付近、鳥取国府岩美線でございます。こちらも迂回路等はございます。
 次に、3の土砂災害等の状況でございます。今、合計8カ所発生しております。土砂災害の場所、被害状況、対応状況等を表に記載しておりますが、いずれにしましても、早期に対応を進めていく予定としております。
 4の港湾、漁港、海岸における被害につきましては、今回の9月議会で補正予算等のお願いをさせていただいております。鳥取港、米子港、網代漁港、そして、県管理海岸34カ所の漂着物の除去について、災害関連緊急大規模漂着流木等処理対策事業で対応したいと考えているところでございます。現場における応急対応は完了しておりますが、鳥取港におきましては、現在、航路しゅんせつを実施している状況でございます。

◎西川委員長
 続きまして、報告7、平成29年鳥取県地価調査の結果及び地価動向について、井上都市計画室長の説明を求めます。

●井上技術企画課都市計画室長
 県土整備部の資料3ページをお願いします。平成29年鳥取県地価調査の結果及び地価動向について御報告申し上げます。
 まず、2に目的を記載しておりますが、国土利用計画法施行令に基づき、都道府県が毎年7月1日を基準日として基準地の価格を調査し、公表するものです。土地取引の指標となるものでございまして、本県では、第5表のとおり178地点を調査しております。
 次に、1の地価調査の結果及び地価動向についてでございます。地価調査の結果、昨年7月1日以降、1年間で住宅地等全ての用途で下落しておりますが、下落率としましては、昨年の2%に対し、ことしは1.6%と縮小しております。第1表に変動率の推移をまとめておりますが、下落幅は縮小傾向にあります。
 第2表に地域別、用途別の対前年変動率をまとめておりますが、全般的に下落幅が縮小しております。全国の0.3%マイナスに対し、鳥取県は1.6%マイナスとなっておりますが、この差は昨年度より0.1ポイント縮まっております。
 また、第3表は県内の価格上昇地点でございます。昨年、平成20年以降、8年ぶりに価格上昇地点が見られたところですが、ことしも、昨年の7地点から2地点ふえて9地点、生活環境が整った住宅地等で、価格上昇地点が見られました。地価動向全般の要因としましては、やはり人口の減少、そして、地価下落基調の継続といったことがございますが、近年続いております緩やかな景気回復、雇用情勢の改善、低金利住宅ローン減税といった施策が需要を下支えしているという状況でございます。
 なお、第4表に最高価格地点を表示しておりますが、これは昨年度から変更ございません。

◎西川委員長
 続きまして、報告8、大山町における交付金道路事業での不適切事務処理について及び報告9、高速道路からの一時退出を可能とする料金設定について、河田道路企画課長の説明を求めます。

●河田道路企画課長
 資料4ページをお願いします。大山町が社会資本整備総合交付金で実施した道路改良工事について、不適切な事務処理が行われたことが判明しましたので、報告いたします。
 平成28年度の交付金事業で実施した道路改良工事について、繰り越し手続を行わずに翌年度にまたがって工事を実施する、いわゆる未竣功工事が行われたものでございます。また、県に提出されました平成28年度の事業完了報告では、当該工事が年度内に完了したという報告を行っていたものでございます。
 既存町道の道路拡幅及び歩道設置の工事でございまして、契約工期としては、3月30日までとなっていたものです。実際には、4月13日に工事が完了し、4月28日に工事検査が行われておりましたが、検査調書につきましては、3月31日付で作成されていたというものでございます。
 大山町の9月議会で提出されました平成28年度の決算審査資料で、本工事については、年度内完了という形で報告されておりましたが、町会議員から、年度をまたいで4月以降も工事が継続されていたという指摘があったものでございます。町の事業ではございますが、県は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律上、交付金事業の執行状況について指導、監督する立場にありますので、9月27日に町への聞き取り調査を行っております。
 調査結果の概要でございます。まず、発生の原因につきましては、町の職員が未竣功工事と認識しながら安易に処理するなど、法令遵守の意識が欠如していたこと、そして、工程管理を業者任せにするなど、発注者としての状況把握が不十分であったということでございました。 また、再発防止策につきましては、職員研修を実施していきたいということ、今後の工事の完成期限を原則2月末とすること、そして、工期が3月に延伸されることが予見される場合は繰り越しの手続を行うということでございました。
 町の今後の対応につきましては、国の判断にはなりますが、国費の返還ということになれば、町単独費で対応すること、国の判断を受けて職員の処分等を検討すること、そして、町の指名審査委員会で請負業者への処分を検討するということでございました。
 県としましては、虚偽の完了報告がなされたことから、大山町に対し文書で厳重注意を行い、原因究明や再発防止について文書回答を求めることとしております。また、今回の調査事項を国交省へ報告し、恐らく国費返還ということになろうかと思いますが、今後の処理について協議を進めてまいりたいと考えております。なお、今回の事案を受け、他の市町村に対しましても、交付金事業の適正な執行について文書で再周知することにしております。今後、未竣功工事等が発生しないよう、適切な事業執行について監督指導に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 資料5ページをお願いします。国土交通省が試行している有料高速道路から最寄りの道の駅への一時退出にともなう料金の据え置き割引制度の対象に、道の駅奥大山が選定されましたので、報告いたします。
 この取り組みは、全国の有料高速道路で、休憩施設同士の間隔が25キロ以上離れている区間が100区間存在していることから、その半減を目的として、国交省において取り組んでおられるものでございます。今回、新たに道の駅奥大山を含めまして、全国で17カ所の道の駅が選定されました。米子自動車道では、大山パーキングと蒜山のサービスエリアの間隔が29キロ離れていたため、江府インター付近にあります道の駅奥大山が選ばれたものでございます。ことしの2月に、第1回目として3カ所が選定されておりますので、全国で合わせて20カ所の道の駅が選定されております。
 江府インターで1回おりて、道の駅奥大山に寄った場合、現在では、江府インターまでの高速料金と江府インターからの高速料金が別々にかかりますが、この試行により、道の駅奥大山に立ち寄った場合も、江府インターをおりずに通過したときの高速料金と同じにするというものでございます。なお、ETC2.0の搭載車が対象で、インターからおりて1時間以内に再入場し、同一方向に走行することが条件となってございます。
 参考までに岡山インターから米子インターまでの料金を算定しております。1回おりますと280円多く料金がかかっていたものが、かからなくなるということでございます。運用に当たりましては、道の駅にETC2.0の受信設備等の設置が必要となりますので、その設置を年度内に行い、運用する予定でございます。
 県としましては、高速道路本線から道の駅奥大山への立ち寄りが料金について抵抗なくできるようになることから、道の駅への立ち寄りを誘導するため、地域の特色の掘り起しについて、江府町や関係機関と一緒に取り組んでいきたいと考えております。

◎西川委員長
 続きまして、報告10、県道鳥取空港賀露線の愛称募集について、米谷道路建設課長の説明を求めます。

●米谷道路建設課長
 資料6ページをお願いします。県道鳥取空港賀露線の愛称募集についてでございます。
 鳥取空港賀露線は、鳥取砂丘コナン空港と鳥取港を直接結ぶことで、それぞれが持つにぎわいの場としての機能を最大限に生かし、ツインポートによる相乗効果によって一体感のあるにぎわい拠点をつくろうというものでございまして、現在、平成30年3月の供用を目指し、事業中でございます。このたび、県民の皆様に親しみを持っていただき、空港の周辺により多くの方に集まっていただけるよう愛称をつけることにしました。その愛称につきまして、広く一般から募集するものです。
 スケジュールとしましては、11月に募集を開始し、年内をめどに愛称案を決定、2月ごろに表彰式を行いたいと考えております。
 また、愛称の選定につきましては、名称選定委員会を設置し、各方面の委員に意見を伺って決めたいと考えております。
 愛称の要件でございますが、道路の特徴と地域の魅力をあらわした覚えやすい愛称というのが一番ですが、文字数、類似の愛称がないことなどの条件も付しております。

◎西川委員長
 続きまして、報告11、台風18号豪雨による鳥取市河原町渡一木における浸水被害の状況と今後の対応について、酒本河川課長の説明を求めます。

●酒本河川課長
 資料7ページをごらんください。台風18号豪雨による鳥取市河原町渡一木における浸水被害の状況と今後の対応について御報告いたします。
 浸水被害の状況でございますが、9月17日に発生し、床上浸水18戸、床下浸水11戸という状況でございました。
 発生時の状況については、資料8ページ以降で説明させていただきます。まず8ページをごらんください。大井手川は千代川に並行して流れる、もともとは用水路の小さな河川でございます。通常時は交差する川をくぐって、最下流の湖山川まで水を流し、主に水田などのかんがい用水として使われておりますが、洪水時には地区ごとに降った雨をそれぞれ千代川に放流する仕組みとなってございます。
 このたび、浸水のあった河原地区でございますが、洪水時には取水口である最上流の大井手用水樋門を閉めて、まずは千代川から水が入り込まないようにします。そして、下流に浸水被害を起こさないようにするため、下流側の大井手用水の河原樋門も閉めて、大井手放水路から千代川へ放水することとしております。
 続きまして、資料9ページをお願いします。まず、右側の図は、洪水時における国管理の河原水門の操作のイメージでございます。洪水時には、千代川の水位のほうが大井手川より上がっていますので、千代川から大井手川に流入するとともに大井手川の水もせきとめられて水位が上昇してくるという状況がございますので、真ん中の図でございますが、千代川から大井手川への流入を防ぐために、河原水門を閉じます。そして、一番下の図でございますが、逆に大井手川の水が上昇してきましたら、河原水門を少しあけ、千代川からの流入を防ぎながら少しずつ大井手川の水を千代川へ排水するということでございまして、できるだけ大井手川の水位上昇による浸水被害を防ごうとするものでございます。
 台風18号豪雨の状況でございます。まず、左側の一番上の図を見ていただきたいのですが、上流となる佐治や智頭において、17日の19時から20時をピークに大雨が降ったことによりまして、中ほどの図でございますが、ピークから3~4時間後に千代川の水位が上昇し、17日の23時にピークとなったものでございます。放水路付近でも同様の水位状況にあったと推察されておりまして、昭和54年の既往最大相当の高い水位になったということでございます。そのような中、一番下の図でございますが、大井手川のある河原地区におきましては、20時、21時で58ミリ、59ミリ、68ミリという強い雨が降った後、22時、23時の2時間、60ミリの強い雨が降り続いたため、浸水の被害が発生したと思っております。
 17日の23時22分、これは真ん中の図でございますが、千代川の水位がピークを過ぎて放水路の水位より低くなった時点で水門をあけ、放水路から千代川へ排水、その後、水門の開閉操作を行い、千代川からの流入を防ぎながら、放水路に排水したと聞いております。現在、浸水状況の検証を急ぎ行っているところでございます。
 資料7ページをお願いします。3の浸水被害への対応状況でございますが、まず9月22日に地元説明会を行いました。その際、水門、樋門の操作が適切ではなかったため、浸水被害が発生したのではないかという御意見がございましたので、再度、操作等を検証して改めて住民説明会を行う予定としております。その後、国、県、市、土地改良区、関係機関が集まりまして、今後の対応を検討したところでございます。また、10月2日には、県・市町村水害対策検討会を行いまして、内水被害に関する情報共有の方法等を確認したところでございます。
 今後の対応としましては、まずは国、鳥取市とともに浸水状況の検証をしっかり行った上で、地元へ丁寧な説明を行うこととしております。次に、確実な避難のための情報共有と情報伝達体制として、大井手川にライブカメラ、水位計を設置するとともに、国管理の河原水門に水位計、内外水位計を設置するよう要望しているところでございます。また、避難時間を考慮した適切な避難情報の発出時期について関係機関が一緒になって検討することとしております。そして、排水対策としましては、浸水被害を軽減するため、排水ポンプ車の規模及び配備等を検討したいと考えておりますし、水門操作につきましても、一人体制ではなく交代要員の検討を行うよう、国へ要望しているところでございます。
 その他、国、県、市で構成する減災対策協議会の中で、浸水被害への対応策についても検討していきたいと考えております。

◎西川委員長
 報告12、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、県土整備部資料11ページ以降のとおりであり、説明は省略させていただきます。
 それでは、ただいままでの説明につきまして質疑等はありませんか。

○澤副委員長
 県土整備局の資料5ページについて、先ほどETC2.0と言われましたが、これは、結構新しい機種でしょうか。私もETCをつけていますが、初期の機種では対応できないものがほとんどではないかと思います。一般の利用状況や、金額的なところを教えてほしいのですが。

●河田道路企画課長
 ETC2.0は新しい機種でございます。従来のETCは、料金情報のみの一方向だけのやりとりでございましたが、ETC2.0は、車の走行速度などの情報から、リアルタイムな渋滞情報、渋滞を回避するルート設定など、双方向のやりとりができるシステムでございます。
 今、ETC2.0を装着している車両は全国的にみても数%というところでございまして、委員が言われるように、まだ普及が進んでいないのが現状でございます。今回、高速道路で走行する車両に装着していただければ、割引制度の対象になるということですが、調べてみましたら、やはり2~3万円程度はかかるということでございました。

◎西川委員長
 そのほか質問はございませんか。

○前田委員
 県土整備部の資料9ページですが、今回水門を閉鎖したのは、右の図の、千代川の水位が大井手川より高くなった場合というケースだったのですよね。こういうケースの出現は、5年に1回なのか、10年に1回なのか、50年に1回なのか教えてください。

●酒本河川課長
 今回のケースは、河原水門が平成元年にできてから初めてございます。

○前田委員
 簡易型の排水ポンプ施設をつくるべきではないかと思っていましたが、今聞いたら、河原水門ができて初めて、つまり29年に1回ということでしたので、やはり、排水ポンプ施設まではいいかなと思いましたので、了解します。
 ですが、排水ポンプ車を配備するというだけの言葉では住民が不安感を持ちますから、毎秒何トンを排水できるポンプ車を何台配置するというように、具体的に書かないと住民は納得しません。以上、申し上げます。

●酒本河川課長
 まずは国、県、市で浸水状況等をしっかり検証したいと思います。その上で、どれぐらいの規模のポンプ車等が要るのかということをしっかり検討し、住民に説明したいと思っております。

◎西川委員長
 そのほかいかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、これで質疑を終わります。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。

●福政技術企画課長
 お手元のチラシをごらんください。鳥取県中部地震の経験を踏まえまして、10月18日に合同防災訓練を実施いたします。関係機関との情報共有や連絡体制等について確認するものでございます。また、住民生活に直結する交通確保について早期に初動体制を構築するため、道路啓開の実動訓練を実施するものでございます。
 10月18日水曜日の15時から18時まで、図上訓練につきましては中部総合事務所、実動訓練につきましては県道巌城上灘線で実施いたします。
 下に図面がございますが、中部総合事務所の近く、国道179号から分かれた県道の一部区間を全面通行どめにして、実動訓練を実施いたします。参加団体は、中部総合事務所を中心として、鳥取県建設業協会、鳥取県測量設計業協会、倉吉警察署等々でございます。
 実動訓練につきましては、16時30分から18時という夜間の暗い時間帯をあえて選択いたしまして、照明灯を使用し、道路啓開の訓練を実施したいと考えております。委員の皆様におかれましても、時間が許す範囲内で御視察等いただければと思っております。

◎西川委員長
 そのほかいかがでしょうか。

○澤副委員長
 報告関連ではないですが、ちょっとお聞きしておきたい。米子鬼太郎空港のところにメロディーロードというのがありますよね。通るときに、本当に鬼太郎の世界にきたような感じになるのですが、当然、車が通れば劣化するわけで、何年かに1度補修が必要というような話を昔聞いたことがあります。そうした補修の周期といったことについて、現状、どのように考えていらっしゃいますか。

●河田道路企画課長
 今のところはまだ補修が必要というところまではいっていないと認識しております。ただ、今あるものは維持していこうと考えておりますので、補修が必要な段階になりましたら、多分、維持するよう検討していくと思っております。

○澤副委員長
 大体何年周期で補修が必要になりますか。前に3年だとか5年だとか言われた記憶がありまして、そろそろその時期が来るのではないかと思ったのですが。

●河田道路企画課長
 交通量等にもよりますが、大体4~5年ぐらいだと思っております。状況を見ながら、また判断したいと思っております。

◎西川委員長
 そのほかいかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、警察本部、危機管理局、県土整備部については、これで終了いたします。
 執行部の入れかえを行いますので、暫時休憩します。

午前11時02分 休憩
午前11時07分 再開

◎西川委員長
 それでは、再開します。
 引き続いて、地域振興部及び観光交流局について行います。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行うこととします。
 まず、地域振興部から、報告13、第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」・第17回障害者スポーツ大会「愛顔つなぐえひめ大会」への鳥取県選手団の派遣及びえひめ国体会期前実施競技の結果について、小西スポーツ課長の説明を求めます。

●小西スポーツ課長
 それでは、地域振興部の資料1ページをお願いします。現在、愛媛県において、9月30日から11日間の会期で第72回国民体育大会が開催されております。また、10月28日から3日間、第17回全国障害者スポーツ大会が開催される予定になっております。
 鳥取県選手団としましては、えひめ国体が30競技で357名、全国障害者スポーツ大会が9競技で94名となっております。選手名簿と競技日程は別冊に記載しておりますので、ごらんいただければと思います。
 資料2ページをお願いします。えひめ国体の会期前実施競技であります。9月9日から16日までに水泳、弓道、カヌーの3競技が行われました。下の表にありますとおり、水泳では飛び込みの三上選手の2位を初め8種目で入賞して33得点、弓道では少年男子遠的の優勝など36得点、カヌーでは遠藤選手、福本選手の両ベテラン選手の優勝など43得点を上げ、天皇杯で24位というすばらしい成績でありました。
 本国体につきましては、現在、会期途中ですので、口頭で申し上げますと、セーリングの瀬川選手や自転車の山根選手の優勝など、好成績が出ております。ただ、優勝を狙っていた競技の取りこぼしも少しあり、全体的にはやや苦戦を強いられているところでございます。後半は、ボート、相撲、レスリングなどに期待し、4年連続の300点超えを目指したいと思います。

◎西川委員長
 続きまして、報告14、統計調査関係書類の紛失について、前田統計課長の説明を求めます。

●前田統計課長
 地域振興部の資料3ページをお願いします。統計調査関係書類の紛失について御報告させていただきます。
 現在調査中の平成29年就業構造基本調査におきまして、調査員が抽出単位名簿を紛失し、個人情報が流失するという事案が発生しましたので、その状況を御報告させていただきます。
 10月2日の午前10時ごろに判明したものでございまして、紛失場所は、調査員の自宅及び境港市内でございます。
 今回の紛失書類につきましては、平成29年就業構造基本調査の抽出単位名簿、いわゆる世帯一覧表1枚でございます。流出した情報につきましては、調査対象区域内8世帯の住所、世帯主名、15歳以上の世帯員数でございます。
 10月2日現在は、調査票を回収する時期に当たっております。調査員が1軒目を訪問した後に、当該名簿がないことが判明し、まず、境港市に一報を入れております。その後、並行して、車を置いてから、その世帯に伺うところまで、さらに、調査のために訪問した世帯等々も自分で捜索しましたが、発見できなかったということでございます。その後、境港市も、この調査員が持っている関係書類を全て確認し、当該名簿1枚が紛失していることを確認しております。また、あわせて警察への遺失届も行っております。
 県としましては、翌日の朝8時に境港市に伺い、調査員への聞き取り調査を行うとともに、再度、合同捜索をしましたが、発見できなかったものでございます。
 対応としましては、10月3日に、当該名簿に記載されておりました世帯を訪問し、事実説明とおわびを行ったところです。また、いわゆるかたり調査等への悪用防止のため、県警本部に情報提供するとともに、記者室へ資料提供し、ホームページで周知を行いました。また、翌日10月4日の10時から、全市町村に対し緊急対策会議の招集をし、全ての調査員への注意喚起、周知など、再発防止の徹底を図ったところでございます。
 このたびの事案は個人情報の流失という重大な事故であり、統計調査はもとより、行政への信頼を損ねる事案でございます。再発防止を徹底し、県、市町村の関係者が一丸となって信頼回復に努めてまいりたいと考えております。申しわけありませんでした。

◎西川委員長
 報告15、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、地域振興部資料5ページのとおりであり、説明は省略いたします。
 最後に、観光交流局から、報告16、星取県フォトコンテストの審査結果等について及び報告17、日本ジオパーク再認定に係る審査結果と今後の対応方針について、岩下観光戦略課長の説明を求めます。

●岩下観光戦略課長
 それでは、観光交流局の資料1ページをごらんください。星取県フォトコンテストの審査結果等について説明をいたします。
 ことしの6月1日から8月31日まで、星取県の魅力をPRすることができる写真の募集を行っておりました。応募作品は、県内外を合わせて340点でございます。
 応募作品について、天文協会の会長など、星に関する県内有識者を中心とした星取県推進会議の参加メンバーにより審査を行ったところ、ごらんのとおり、大賞として1点、星取県スター大使の篠原ともえさんに選んでいただいた星取県スター大使特別賞として1点、優秀賞として2点が選ばれております。これらの写真は、撮影者の了解を得て星取県のPRに活用させていただく予定でございます。
 来週の10月14日、15日の土日には、さじアストロパークにおきまして、小学5、6年生を対象とした星取県サイエンスキャンプなども開催する予定にしております。
 続きまして、資料2ページをごらんください。日本ジオパーク再認定に係る審査結果と今後の対応方針について説明をさせていただきます。
 審査が行われることにつきましては、常任委員会でも報告させていただいておりましたが、2015年11月のユネスコでの正式事業化により、審査が厳しくなるのではないかと予想はしていたところでございます。例えば今回、同じく審査を受けました北海道の十勝岳は認定見送り、島根県の国引きジオパークは認定保留、既に認められておりました山陰ジオパークにおきましても条件つき再認定という指摘を受けました。
 指摘事項としましては、ジオパークの連携を欠いており、持続的な運営形態になっているとは言えないのではないかということでございます。これは多分、EUでは、法人格を持っている団体が推進主体となっているのに対し、日本では任意団体が事務局になっていること、そして、現在、兵庫県の方に山陰ジオパークの事務局長をしていただいておりますが、事務局長が2年置きにかわるといったことも含めた指摘ではないかと考えております。いいものが非常に多いが、それをうまくコントロールする事務局の役割が見えないということ、連携をさせる取り組みが必要だというような指摘が主になっております。
 知事のコメントを載せておりますが、条件として提示された連携強化に向け、早急に3府県で協議したいということでございましたので、昨日、10月5日に兵庫県の豊岡総合庁舎で構成府県市町による対策会議を開催したところでございます。そこで、日本ジオパーク委員会、日本ジオパークネットワークの助言を受けながら事務局体制のあり方について検討を進めていくこと、そして、個々の推進協議会構成団体から指摘事項に対する意見を伺うとともに、広く地域住民の皆さんに集まっていただいて意見を聴取し、指摘事項に対応していくというような方針が示されたところでございます。

◎西川委員長
 続きまして、報告18、米子香港便就航1周年記念行事について及び報告19、羽田発着枠政策コンテストの継続決定について、岡山観光戦略課参事の説明を求めます。

●岡山観光戦略課国際ネットワーク担当参事
 資料3ページをごらんください。米子香港便就航1周年記念行事について説明いたします。
 9月16日、米子鬼太郎空港にて出発客への記念品配布、記念式典、到着客への歓迎おもてなしを実施いたしました。そして、翌17日にはイオンモール日吉津にて国際定期便利用促進イベントを行いました。
 16日は、台風18号の影響による到着遅延があり、式典と到着客の歓迎おもてなしの順番を入れかえるなどの影響はありましたが、県議会議員の皆様を含め、参加された皆様に御協力をいただきまして、無事終えることができました。
 3月以降は70%以上の搭乗率をキープし、平成29年度上期の平均搭乗率は75.2%でございました。今後も利用促進に取り組んでまいりたいと考えております。
 資料4ページをごらんください。羽田発着枠政策コンテストの結果、鳥取-羽田便5便化の継続が決定しましたので御説明申し上げます。
 9月13日に開催された評価検証に係る懇談会において、これまでの取り組み状況と今後の展望についてプレゼンテーションし、平成29年度末で期限が到来する増便の継続を訴え、実効性、継続性について評価を受けてまいりました。その結果、10月4日に国土交通省から発表があり、平成30年3月25日から2年間の増便継続が決定しました。今回の増便継続のその先を見据えながら、今後も利用促進に努めてまいりたいと考えております。

◎西川委員長
 続きまして、報告20、韓国ユニバーサルインバウンド視察ツアーの実施結果について、鈴木観光戦略課国際観光誘客室長の説明を求めます。

●鈴木観光戦略課国際観光誘客室長
 資料5ページをごらんください。韓国ユニバーサルインバウンド視察ツアーの実施結果について御報告いたします。
 平昌オリンピック・パラリンピックが開催されることを契機として、海外の障がい者の方々の鳥取県旅行を推進していこうという観点から、9月下旬に韓国からの視察ツアーを実施いたしました。
 お招きしましたのは、障がい者の海外、国内旅行を支援するため、障がい者に旅行情報の提供などを実施している韓国の非営利活動団体、韓国・接近可能な観光ネットワークの代表の方、そして、障がい者専門の旅行社、和訳で二人で一緒にという意味らしいですが、トゥリムハンケの代表の方をお招きし、バリアフリーで楽しめる県内の観光地等を視察していただきました。
 9月26日から4日間、県内のさまざまなところを回っていただきましたが、感想としては非常に評価が高く、鳥取県は非常にバリアフリーが進んでいるということでございました。特に二十世紀梨記念館、大山まきばみるくの里については、施設が全てフラットになっており移動が楽で、景色もきれいだったということをおっしゃっていただいております。
 また、施設の段差というのは心の段差なのだということで、鳥取は非常に段差が少なくて、非常にうれしく思ったというお話をしておられました。
 今後、今回来ていただいた非営利活動団体の方々におかれましては、いろいろな雑誌、インターネットニュース等で情報発信をしていただきますし、旅行会社におかれましては、旅行商品の造成、販売をしていただく予定にしております。

◎西川委員長
 続きまして、報告21、台湾における大学・専門学校を活用したまんが王国とっとり発信事業について、江原観光交流局副局長兼まんが王国官房長の説明を求めます。

●江原観光交流局副局長兼まんが王国官房長
 資料6ページをお願いします。日本の漫画、アニメに対する関心が高い台湾において、一般社団法人アニメツーリズム協会及びKADOKAWA Contents Academyと連携して、まんが王国とっとりを印象づける取り組みをしたいと考えております。
 一般社団法人アニメツーリズム協会は、「日本のアニメ聖地88」を選定したアニメツーリズムを推進する団体でございます。KADOKAWA Contents Academyは、クールジャパン機構の出資によって成立した会社でございまして、海外において漫画家やアニメーターを育成する学校を展開しており、その学校の第一号が台湾台北にございます。
 具体的な活動ですが、まず1番目としましては、台北城市科技大学において、米子ガイナックスの赤井社長に講義をしていただき、クリエーターの心得や鳥取の魅力というものを語っていただきます。
 また、2番目としましては、現在、まんが王国とっとり国際マンガコンテストエキシビジョンin KADOKAWA Contents Academy台湾校として、鳥取をテーマにした一こま漫画作品の募集を行っております。最優秀者は来年2月に予定している国際マンガコンテストの表彰式に招待することにしております。
 3番目としましては、、11月25日にKADOKAWA Contents Academy台湾校において、赤井さんによる特別授業、コンテストの授賞式、応募作品の講評などを行うことにしております。

◎西川委員長
 報告22、伯耆国「大山開山1300年祭」プレ・イヤーイベント等について、報告23、秋の大山環状道路における社会実験について及び報告24、鳥取県と株式会社モンベルとの連携と協力に関する包括協定の締結について、八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長の説明を求めます。

●八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長
 資料7ページをお願いします。伯耆国「大山開山1300年祭」プレ・イヤーイベント等について報告いたします。
 3ページにわたる資料となっておりますが、最初のページは、9月24日に集中して行いましたイベントの結果をまとめたものとなっております。まず、9月24日の日中には、琴浦町から大山町までの約9キロ、大山古道の川床道を人気ハイカーの皆さんとともに、24名の方に歩いていただきました。「BE-PAL」というアウトドア雑誌の関係者の方にも同行いただきまして、近くこの古道の魅力をまとめた特集記事が掲載される予定になっております。
 その日の夜には、秋のたいまつ行列として、例年、夏山開き祭のときに行っているたいまつ行列を実施しております。夏に比べて規模は小さかったものの、約800人の集客をすることができました。終了後のステージイベントには下蚊屋の荒神神楽などを準備いたしましたところ、終了まで多くのお客様に御観覧いただきました。ほどよい規模ということもありまして、お客様の満足度は高かったのではないかと考えているところでございます。
 2は、「山の日」記念全国大会の大会シンボルである山の日帽と山鐘を披露するイベントについて、まとめたものでございます。日時、場所、出席者は記載のとおりでございまして、ステージでは「大山開山1300年祭」や「山の日」記念全国大会の紹介を行いました後、「山の日」大会のシンボルであります山の日帽の披露、山鐘リレーイベントとして、大会開催地の米子市、大山町から若桜町へ鐘を引き継ぐというセレモニーが行われました。今後、10月7日には、若桜町から岩美町へ引き継ぐという形で順次、県内各市町村を巡回し、「山の日」と「大山開山1300年祭」の広報として活用してまいりたいと思っているところでございます。
 資料8ページをお願いします。近く開催予定のウオーキングイベント、トレッキングイベントについてまとめたものでございます。個別の説明は省略いたしますが、(1)と(4)につきましては、県中部の市町村との連携を図るものでございまして、「大山開山1300年祭」と一体の事業として取り組みを進めていただくようお願いをしているところでございます。また、(5)につきましては、日野町が都合山たたらにお客様をお招きするという企画でございまして、かつてたたらが操業されていたときの様子などをCGで再現するという特徴ある取り組みでございます。
 いずれも実施主体の皆様から大山開山1300年祭の関連事業として取り組みたいという御相談をいただきまして、実行委員会としても協力して実施するものでございまして、大山開山1300年祭のPRの機会として活用してまいりたいと思っております。
 資料9ページをお願いします。大山開山1300年祭に関するトピックをまとめたものでございます。4の伯耆国「大山開山1300年祭」決起大会ですが、明日でございますけれども、民間団体の皆様を中心に、大山開山1300年祭に向けた機運醸成を図る催しが予定されております。当日は、日本遺産についての紙芝居披露や倉吉市の指定無形民俗文化財となっている高城牛追掛節の披露などが予定されているとのことでございます。
 5には、米子東ロータリークラブから大山町への支援内容をまとめております。大山寺を参詣される方に使っていただくように、つえなどを10月15日に贈呈することになっております。
 6には、大山山麓定額タクシーの試験運行についてまとめております。不足していると言われております大山山麓における二次交通の充足のため、ことしは10月と11月に、期間を区切りまして定額タクシーの試験運行に取り組もうとしているところでございます。運行区間、運行日、料金等は記載のとおりでございます。いずれも利用者の皆様からの反応を踏まえまして、平成30年の本格実施の是非なども含め、検討してまいりたいと考えております。
 資料10ページをお願いします。秋の大山環状道路における社会実験について御報告をいたします。平成27年に開始し、今年度で3回目となる社会実験でございますが、今年度の実施の準備が整いましたので、その概要について御報告をいたします。
 実施日は、平成29年10月28日の土曜日としております。
 本年度は、これまで目的としておりました環境負荷の軽減と訪問者の満足度向上という2つの観点に加え、周辺観光施設への影響と経費の削減という観点も追加し、効果的で持続性のある取り組みになるように計画を組み立てたところでございます。
 5には、実施計画をまとめております。規制区間は赤で示しておりますように桝水高原から奥大山スキー場までの約7.5キロ、規制時間は午前7時から午後1時までとしているところでございます。なお、この区間の通行を確保するため、3区間でシャトルバスを運行するようにしております。停車所をTと示しておりますが、T1の大山寺からT2の桝水高原の間、T2の桝水高原からT5の鍵掛峠の間、T5の鍵掛峠からT6の奥大山スキー場の間でございまして、いずれも無料で15分間隔で往復運行するように計画しているところでございます。また、乗りかえポイントはPと示しておりますが、それぞれ駐車場がございまして、大山寺には650台、桝水高原には150台、奥大山スキー場には400台、駐車場を確保しているところでございます。
 右上に書いておりますが、規制に伴って発生する歩行空間を活用いたしまして、ウオーキング大会を計画しているところでございます。概要は記載のとおりでございます。なお、この取り組みにつきまして山陽、関西の旅行会社に情報提供いたしましたところ、日帰りツアーを中心に造成している3社から興味を示していただいているところでございます。
 一方、住民の皆様、遠くからお越しのお客様に御不便をおかけする取り組みでもございますので、引き続き今回の取り組みの周知に努めてまいりたいと思っております。
 資料12ページをお願いします。鳥取県と株式会社モンベルとの連携と協力に関する包括協定の締結について報告をいたします。
 鳥取県と株式会社モンベルとは、アウトドア活動の促進を通じました地域の活性化と県民生活の質の向上に資するよう、包括協定を提携する運びとなりました。
 10月7日に、モンベル大山店において締結式を行うことにしております。
 協定の内容は、2の(2)に示すとおりでございます。今回の協定締結により、来年の伯耆国「大山開山1300年祭」や第3回「山の日」記念大会、そして、これらの取り組みのフィールドとなります大山山麓の魅力発信に、今まで以上にお力添えをいただけるものと考えているところでございます。

◎西川委員長
 それでは、ただいままでの説明について質疑等はありませんか。

○藤縄委員
 ジオパークの再認定については、さっき岩下課長がおっしゃったように、ユネスコの正式プログラムになって、審査が厳しくなるだろうと僕らも思っていました。ですが、一部からは、審査をするのは同じ日本ジオパーク委員会だから大丈夫だろうという甘い声も聞こえておりまして、心配していたのですよ。
 知事のコメントとして、再認定に向け一歩前進したというコメントがありますが、本当にこう言っているのですか。とても一歩前進とは思えません。また来年、世界ジオパークの再認定があるのですよね。これは大ごとですよ。事務局の方も非常に首をかしげていたのですよ。もう少し説得力を持って言っていかなければいけない。僕は、但馬の県会議員さんに兵庫県も頑張ってくれと言いましたよ。中田先生などもジオパークを知り尽くしている方ですが、局長、ちょっと腰を据えて向かってもらわなければいけない。

●門脇観光交流局長
 私より藤縄委員のほうが実情に詳しいと思っています。先ほど説明させていただきましたとおり、会議も早速開いて、どうしようかという議論をしているところですので、危機感を持たずにやっているということはないとは思っておりますが、今いただいたお話を改めて胸に刻みながら、来年の審査に向けて努力をしてまいりたいと思っております。また御指導をいただければと思います。よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 そのほかいかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、質疑を終わりたいと思います。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 本委員会所管にかかわる地域振興、道路網、河川等の整備、交通安全、観光振興、防災体制並びにその他の主要事項については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任していただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、その他についてですが、執行部及び委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上で終わります。
 以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時45分 閉会

 

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