青谷ようこそ市場にて「弥生の琴づくり」&「ギャラリートーク」開催!
鳥取県鳥取市青谷町では6~10月の間、毎月1回「青谷ようこそ市場(あおいち)」(青谷にぎわい創出実行委員会主催)が開催されています。
先日9月3日の「第4回あおいち」では、埋蔵文化財センター青谷調査室から初出展。弥生の琴づくりワークショップと、専門職員によるギャラリートークをおこないました。
弥生の琴づくりワークショップでは、青谷上寺地遺跡を代表する出土品である弥生時代の琴をモデルに、弥生時代の琴の特徴や、音を大きくするための工夫・奏でる音の高さを変える仕組みなどを説明。発泡スチロールと厚紙での琴づくり体験は
、時間内に途切れることなく幼児から中学生まで多くの参加者で賑わいました。
ギャラリートークでは、収蔵展示室のほか、今回の「あおいち」限定で特別に展示した鉄器、木器、骨角器、玉作り関連資料などの出土品をご覧いただきました。弥生人が木の器を補修した跡やト骨占いで骨の表面を焼いた跡など、ガラスケース越しではわかりにくい細部まで見ることができる貴重な機会とあって、解説を聞きながら皆さん食い入るように展示品をご覧になっていました。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
弥生の琴づくりワークショップ
あおいち限定の特別公開!