作成日:2017年09月05日
平成29年度の発掘調査スタート!

8月下旬から、今年度の発掘調査(第33次発掘調査)をスタートしました!
今年度の発掘調査地は松尾頭(まつおがしら)地区の10区。発掘調査に取り掛かる前に、まずはラジコンヘリで調査地の空中写真を撮影します。白い破線で囲まれた範囲が今年の発掘調査地です。写真奥(北側)には、「弥生の館 むきばんだ」や復元された弥生のムラが見えます。撮影日は晴天で、日本海もとてもきれいでした。
発掘調査地には、墳丘墓(ふんきゅうぼ)とみられるマウンド状の高まりがあります。平成25年度に実施した内容確認調査でマウンドを囲むように溝が確認されたほか、マウンドの頂部で埋葬施設の可能性がある土坑が検出されています。土坑周辺で出土した土器は弥生時代終末期(3世紀前半)頃のもの。果たしてどんな発見があるのでしょうか?発掘調査の様子はホームページやFacebookで随時お知らせしますので、ご期待ください!

※発掘調査地は史跡公園から離れており、急斜面を上がった場所になるため、常時公開していません。調査成果が明らかになる11月頃には現地説明会を開催する予定です。

今年の発掘調査地(南上空から撮影)


墳丘墓とみられるマウンド(調査前、南から撮影)
 

【休園日】

  • 4月の休園日
    4月22日(月)
  • その次の休園日
    5月27日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

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