5月11日、夏秋トマトの産地である日南町の日南トマト加工株式会社が、知事を表敬訪問し、ヴィンテージトマトジュース「アイシャーラ2016」の開発報告を行いました。
アイシャーラとは、アラビア語で「10」を意味します。1日の最低気温と最高気温の差10度以上の環境で生育した、10月の遅摘みトマトを使用し、糖度10度に仕上げたジュースであることから、このように命名されたそうです。
同会社の内田社長は、「10月に仕込み、土蔵で半年間熟成させて仕上げた、こだわりのトマトジュースです。濾すことで、すっきり飲めるのが特徴です。」と説明されました。

試飲した平井知事は、「コクがあり、口の中でさまざまなおいしさが広がりますね。」と感想を述べました。

同席された6次産業化プランナーからの「恋人同士で飲んで欲しい」との発言を受け、知事からは「アイシャーラを飲んで愛し合おうら(アイシャーラ)。」というコメントも飛び出しました。
また、日南町の増原町長からは、「地域のブランドとして応援していきます。」と期待の言葉が寄せられました。
「アイシャーラ」は、今年は関東地区の百貨店の宅配専用サービスで限定販売(※)されますが、来年は「にちなん道の駅日野川の郷」での販売も目指すそうです。
新しく生まれた地域のブランド、これからが楽しみですね。
※1本500ml入り、販売価格2,700円(税込)、365本限定