根雨駅前に日野町の公衆トイレが完成し、2月1日に記念のセレモニーが開催されました。

根雨駅前に完成した木造平屋建ての公衆トイレ(延床面積43平方メートル、総工費約1,850万円)。
地元産の杉や檜、漆喰などをふんだんに使用し、根雨の街並みにぴったりのお洒落なトイレになりました。
外には観光客が休憩できる屋根付きのベンチも設けられました。

完成セレモニーでは景山町長が「根雨駅は大正時代に建築された風情ある駅舎です。その雰囲気にマッチした木造建築のトイレは、観光地としての根雨のイメージアップに貢献するものです。」「トイレはその土地の顔です。トイレが素晴らしいと、その地域の印象もよくなります。皆さん、どんどん使ってください。」とあいさつ。

テープカットには、行政、地元関係者、JR根雨駅長の他、利用者代表として日野校生も参加しました。

中には、男性用、女性用のほか、ユニーバーサルデザインの多目的トイレが完備され、車いすのかたや小さなお子様連れの方も安心してお使いいただけるように配慮されています。
根雨駅前の印象もグッとよくなり、これまで街中にトイレがなく不便だった根雨の街歩きも安心して楽しんでいただけるようになりました。
今後は、地元の福祉作業所「セルプひの」が掃除をしてくださるようです。
地域の財産として大事に使いたいですね。