外国語活動

平成29年度第2回中部地区小・中学校外国語担当者研修会(河北中学校区)

 10月12日(木)、倉吉市立河北小学校において、河北中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】外国語活動 5年:Hi, friends!  "What's this?"
◆本時目標  身の回りのものを表す語や、それらが何かを尋ねたり答えたりする表現に
       慣れ親しむ。
◆主な活動  様々なクイズ活動(シルエットクイズ、スリーヒントクイズ)を行う。
◆学習形態  小学校教諭とALTによるTTの授業

【授業のポイント】
(1)児童の『知りたい』という意欲を引き出し英語を使う必然性につなげる
 シルエットクイズでは、英語のヒントなしでは答えが分からないように、提示する影絵の元の絵を工夫することで、児童の興味や関心を引き出していました。また、スリーヒントクイズでは、ALTが児童の反応を見ながらヒントを工夫することで、児童が活動にのめり込み、積極的にALTへ英語で呼びかける場面も見られました。
(2)授業中に英語を使う雰囲気作りの工夫
 教師が意識的にクラスルームイングリッシュを使ったり、ALTと活動のデモを見せたりする等、教室内にたくさんの英語が広がっていました。また、クイズに正解した児童に対して全員で『Good Job!, Nice Job!』と手振り付きで称賛するなど、英語を楽しんで使う雰囲気がありました。教師がALTに英語の発音を確認する場面もあり、児童が授業の中で英語を積極的に使うことや、英語で間違いを恐れずに発表することができる雰囲気がありました。

【協議で話し合われたこと】
・教師だけでなく、児童生徒も使えるクラスルームイングリッシュを増やす。
・"How are you?"の質問に対する答えの手がかりとなる表情カードを使って、児童生徒の
 表現のレパートリーを増やす。
・ALTとのやり取りを通して、児童生徒から自然と英語が出てくるように、コミュニケーション
 の機会を増やしたり、しかけをしたりする。
・この研修会で協議したことを担当者以外の教員にも伝え、校区内で共有し、共通実践する。
 

平成29年度第2回中部地区小・中学校外国語担当者研修会(東伯・赤碕中学校区)

 9月26日(火)、琴浦町立浦安小学校において、東伯・赤碕中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】外国語活動 5年:Hi,friends!1  "What do you want?"
 ◆本時目標 アルファベットの大文字とその読み方を一致させる。[外国語への慣れ親しみ]
 ◆主な活動 チャンツ、フラッシュカードで大文字の読み方を確認する。歌(ABCソング)
を順番を変えて歌う。班でカルタゲームをする。
 ◆学習形態 小学校教諭による授業

【授業のポイント】
(1)児童に目的意識を持たせて取り組ませる
  授業の始めに、その時間のねらいを明確にすること、ねらいをシンプルに絞ることによって、児童自身がその時間にすることを理解して授業に参加することができました。また、ねらいにそって無理なく英語に慣れ親しんでいけるように考えられた授業構成により、児童がそれぞれの活動の意味が分かり、主体的に活動に取り組むことができました。
(2)6つのことを意識して英語に慣れ親しませる
  6つのこと(Smile, Eye Contact, Clear Voice, Gesture, Reaction, Active Listening)を意識しながら授業が進められていました。教師が英語を何度も繰り返し使うこと、またその時に、表情や声の調子、ジェスチャーなどを意識して用いることで、児童が五感を使って英語に触れることができました。リズムとテンポを大切にしながら、全員が英語活動に取り組めるような工夫が随所に仕掛けられているため、児童が楽しみながら英語に慣れ親しむことができました。

【協議で話し合われたこと】
・来年度の年間指導計画を校内で確認する。
・小中連携の視点で、中学校の授業の中で小学校の教材を積極的に活用する。
・校内授業研究会や校内研修の機会を作って、今回の研修内容を全教職員に伝達する。
    
    

平成29年度第1回中部地区小・中学校外国語担当者研修会

 7月7日、第1回中部地区外国語担当者研修会を開催しました。この会は、中学校区での小中連携を図ることにより、外国語活動や英語科の効果的な指導法の工夫につなげるという目的で、年2回(1回目は全体研修会、2回目は各中学校区での授業研究会)を開催しています。第1回研修会には42名の参加がありました。

1 全体会 講義 「新学習指導要領の概要について」   小中学校課 初瀬指導主事
 全体会では、「小学校新学習指導要領の概要」「改訂のポイント」     
について、講義を行いました。
                              
 ◆小学校新学習指導要領の概要について
  ・新学習指導要領では、育成すべき資質・能力を「知識及び
   技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・
   人間性等」に整理した。
  ・小学校外国語科では、現行の外国語活動で培った流れを踏襲
   しながら、十分に慣れ親しむ段階を経た後に、知識・技能を習得する段階に移行する
   ことが重要。
  ・中学校では、小学校で学ぶことをよく知り、理解した上で中学校での学習を進めていく
   ことが大切。
 ◆改訂のポイント
  ・「話すこと」の領域が「話すこと(やり取り)」と「話すこと(発表)」の2つに分割
   されて5領域となり、それぞれの領域別に目標が設定された。いずれの領域でも、相手
   や他者とのコミュニケーションを通して4技能を伸ばすことが重要。

2 全体会 演習 「児童冊子・指導書を活用した小学校外国語科の体験型ワークショップ」
   文部科学省から示された児童冊子・指導書等のサンプルを用いて模擬授業を行い、外国
   語科の授業のイメージを示しました。
 
3 グループ協議 「第2回担当者研修会に向けて」
   グループ協議では、各中学校区毎に行われる第2回外国語担当者研修会に向け、日程調
   整、授業内容についての意見交換をしました。また、「小・中の学びをつなぐ授業」に
   するための効果的な指導法について、以下の『3つのポイント』を意識しながら各中学
   校区で協議しました。

     



4 参加者の感想
(小学校)
・授業で英語をできるだけたくさん使っていくことが大切だと改めて感じた。
・移行措置と先行実施の違いや、新学習指導要領で大切にしたい考えなどが理解できた。
・教職員の研修や授業公開を積極的に行い、全員で共通理解を図りたい。
(中学校)
・中学校での授業の組み立てやクラスルーム・イングリッシュをもっと小学校の先生と共有
 したい。
・中学校教員が小学校での指導内容を知り、中学校での授業に生かしていく必要性を感じた。
・中学校教員が培ってきた英語科指導のノウハウを、小学校教員とも共有していきたい。

【お知らせ】第2回外国語担当者研修会について
 第2回担当者研修会は、平成29年9月から12月にかけて中学校区ごとに授業研究会を
 行います。他の中学校区の授業研究会にも参加できますので、各校の研修の機会として、
 御活用ください。

 

平成28年度第2回中部地区外国語担当者研修会(東中学校区)

 12月9日(金)、倉吉市立東中学校において、東中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 英語 1年 Power-UP 7 Speaking 許可を求める・依頼する 

◆本時目標  対話文に台詞を付加し、スキットの形で発表することができる。
◆主な活動  対話文にジェスチャーを付けて伝え合った後、ペアで付加する2つの台詞を作り、スキットの形で発表をする。
◆学習形態  中学校教諭による授業

【授業のポイント】

(1)即興で話ができる力を付ける

 授業の始めに、与えられた構文をすらすら言えるように練習したり、これまで習った構文を使いながら、テーマに合わせて自分のことを伝え合ったりする活動が設定されていました。自分の言葉で話したり、会話をつなげたりする活動を繰り返し行うことで、即興で会話ができる力が育っていました。

(2)生徒の主体的な学びにつなげる

 教科書の会話文に台詞を付加する活動を設定したことで、生徒は会話場面を想定し「自分ならどんな会話をするか」と自分のこととして考えることができました。あるペアは「うらやましい!」ということを伝えるために、表現の仕方を辞書で調べていました。「自分なら・・・」と考えさせることで「伝えたい」「表現したい」という意欲につながり、既習事項を振り返ったり辞書を引いたりするなど、主体的な学びの姿が見られました。

 【協議で話し合われたこと】

  • 会話にジェスチャーを入れることで、意味理解の支援にもなる。小学校の外国語活動にも積極的に取り入れたい。
  • 前単元で学んだ内容を質問する等、繰り返し練習する機会を作り、英語に慣れ親しませていきたい。

  

平成28年度第2回中部地区外国語担当者研修会(三朝中学校区)

  12月8日(木)、三朝町立西小学校において、三朝中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 外国語活動 6年「What time do you get up ?」(Lesson6)

◆本時目標  積極的に自分の一日を紹介したり、友達の一日を聞き取ったりしようとしている。
◆主な活動  自分の休日の過ごし方を説明する文を完成させ、友達に伝える。また、友達の紹介文を聞き取り、メモをとる。
◆学習形態  小学校教諭とALTによるTTの授業

【授業のポイント】

(1)英語に慣れ親しむための工夫

 自分の一日を紹介する際に、時刻を正確に伝えたり、聞き取ったりする力が必要です。そこで、本単元では、授業のはじめに英語で数字を言う練習の機会を計画的に取り入れられました。児童は、順に99から1までの英語を言うことができました。

(2)聞く必然性を持たせる工夫

 一日を紹介するときに、ワークシートを準備し、友達の紹介した内容をメモする活動を取り入れられました。メモすることにより、友達の紹介を正確に聞き取る必然性が生まれ、積極的に伝え合う児童の姿がありました。

 【協議で話し合われたこと】

  • 学んだ英語を自信を持って使えるようにするために、単元終了後も繰り返し練習する機会を仕組んでいきたい。

  • クラスルーム・イングリッシュを意識して使うようにしたい。そのために、本時で使うフレーズをあらかじめ確認したり、教室に掲示したりしておく。

  • アルファベットを書く活動を少しずつ取り入れていく。
   

平成28年度第2回中部地区外国語担当者研修会(西・鴨川中学校区)

  11月24日(木)、倉吉市立西中学校において、西・鴨川中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 外国語 1年 Power-UP5「Speaking 持ち物をたずねる」(Program7)

◆本時目標  which、whose を使い、持ち主をたずねることができる。
◆主な活動  絵カードを使い、班でwhich、whose を使った質問をしたり、答えたりする。
◆学習形態  中学校英語教諭とALTによるTTの授業

【授業のポイント】

(1)小学校の学びを中学校につなげる ~小学校外国語活動教材「Hi friends! 」の活用~

 本時の導入画面で、小学校外国語活動教材「Hi friends! 2」の世界遺産や国旗の示されたページをプレゼンで映し出し、"Which flag is Japan's?" 等の質問を投げかけながら、Which~?の使い方の例を示されました。小学校での学びを思い出し、楽しみながら授業に取り組む生徒の姿が見られました。

(2)ICTを活用した視覚支援

 本時で押さえたい内容をプレゼンにまとめ、肯定文が疑問文に変わる時の英単語の順序や、デモンストレーションのやり方等が示されました。今、何をすべきかが視覚的に示され、全ての生徒にとって分かりやすい支援がなされました。

 【協議で話し合われたこと】

  • 子どもが英語で伝えたくなるような必然性のある場面を設定していきたい。

  • 「English Shower Time」と称して、ALT作成の全校児童に向けた10分程度の放送を流し、日常的に英語にふれる機会を作っている小学校の取組が参考になった。自分の学校でも取り入れていきたい。

  

平成28年度中部地区小・中学校外国語担当者研修会(東伯・赤碕中学校区)

 11月18日(金)、琴浦町立八橋小学校において、東伯・赤碕中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 外国語活動5年生「What do you want?」(Lesson6)

◆本時目標  アルファベットの大文字を探したり、読んだりすることができる。
◆主な活動  ポインティングゲーム、カード並べゲーム等、様々なゲームを通して、アルファベットの大文字を探したり、読んだりする。
◆学習形態 小学校教諭とALTによるTTの授業

【授業のポイント】

(1)英語に浸る授業をつくる

 本時の学習活動で使えるクラスルームイングリッシュを指導案にも明記し、HRTが積極的に英語を使っていました。また、外国語活動を行う教室「スマイルルーム」があり、日常的に外国語に慣れ親しむようアルファベットカードや国旗等の掲示物が多くありました。外国語活動を楽しむ児童の姿が見られました。

(2)単元で授業をつくる

 めあてを「アルファベットの大文字を読んだり、欲しいものを尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ」と位置づけて、単元を通して力がつくように、Hi friends! で紹介されていないゲームやクイズも計画的に取り入れた単元構成にされました。

 【協議で話し合われたこと】

  • 発音や聞き取りが難しいアルファベット(「GとZ」「BとV」)のような児童のつまずきそうなところを予想し、授業のはじめに繰り返し練習する時間をとるなどの工夫をして、主活動で自信を持って取り組めるようにしたい。

  • 指導案作成に向けて中学校区での事前検討会をしたことで、充実した協議会となった。普段から小学校、中学校の授業を参観する機会を作るなど、小中連携を深めていきたい。

   

平成28年度第2回中部地区外国語担当者研修会(河北中学校区)

 11月22日(火) 倉吉市立河北中学校において、河北中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 1年生「人を紹介しよう」(My Project 2)

◆本時目標  自分の紹介したい人物について「マッピング」という方法でイメージし、紹介す
      る内容を整理する。
◆主な活動  グループに割り当てられた人物(キャラクター)について「マッピング」という
      方法でイメージをふくらませ、4~5文の英文で紹介する。その後、個人の活動
      として、自分が紹介したい人物について同様の活動を行う。
◆学習形態 中学校英語教諭とALTによるTTの授業

【授業のポイント】

(1)本時の活動内容を、ALTとの活動を通して捉える

 ALTが「マッピング」という方法で生徒のイメージを引き出し、4~5文の紹介文を作成したことで、生徒が本時の活動内容を捉えることができた。また、授業におけるALTとの関わりを持ちやすくなった。

(2)考えやすくするための学習形態の工夫

 学習形態を段階的に設定したことで、本時のねらいに迫る活動につながりやすくなった。まず、ALTと全員での活動、次に個人で考えグループでまとめる活動、最後に自分一人で行う活動と、学習形態を工夫したことで、全員がねらいを達成できた。

【協議で話し合われたこと】

  • 各学校で継続してクラスルームイングリッシュを使い、定着させていく。
  • 天気や日にちなどを答えるとき、単語で答えることが多いため、できるだけ文で答えられるようにしていく。
  • この研修は、今後の外国語教育の流れを考えると必要な研修であると強く感じた。担当者以外の教員も参加できるような体制づくりを検討していきたい。

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平成28年度第2回中部地区外国語担当者研修会(北条・大栄中学校区)

 10月18日(火)、北栄町立北条中学校において、北条・大栄中学校区の研修会(公開授業研究会)を開催しました。

【公開授業】 2年生「A Work Experience Program」(Program6)

◆本時目標  to不定詞表現を用いて、相手のやりたいことを尋ねたり、その質問に適切に
                   答えたりすることができる。
◆主な活動  「I want to」を使って修学旅行でやりたいことと、それに関する自分の考えを
      2文以上で表現し、ペアで尋ねたり答えたりする。
◆学習形態 中学校英語教諭とALTによるTTの授業

 

【授業のポイント】

(1)小学校外国語活動とのつながりを示す

 本時の学習内容について、ALTによるプレゼンテーションが行われました。その中で、小学校外国語活動教材「Hi,friends!」の表紙の写真を示し、本時の学習内容が、外国語活動で行った学習を発展させたものであることが説明されました。これにより、生徒は学習活動にスムーズに取り組むことができていました。

(2)取り組みたくなる課題の設定

 多くの生徒が楽しみにしている「修学旅行」を扱うことで、生徒は「自分がしたいこと」を意欲的に考えていました。また、「何をしたいか」だけでなく、その理由など「自分の考え」をつけ加えさせることで、生徒は知っている英語を活用しようと努力していました。

【協議で話し合われたこと】

  • プレゼンを有効に活用することで、本時の学習活動の内容を全体へ伝えやすくなる。また、発問や指示を明確にすることも大切である。
  • 外国語活動の内容とのつながりを示すことで、中学校での英語の学習に取り組みやすくなると考えられる。今後も、小学校、中学校の学びの連続性を意識した授業づくりをしていく。
  • 教員の日本語の説明をより少なくし、生徒の活動を多くする場面の設定を工夫する。
  • 振り返りシートについて情報共有し、評価について検討していく。

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平成28年度第1回中部地区小・中学校外国語担当者研修会

 6月28日、第1回中部地区外国語担当者研修会を開催しました。この会は、中学校区での小中連携を図ることにより、外国語活動や英語科の効果的な指導法の工夫につなげるという目的で、年2回(1回目は全体研修会、2回目は中学校ごとに授業研究会)を開催しています。
   第1回研修会には39名の参加がありました。

1 全体会 講義 「今後の英語教育について」        小中学校課 初瀬指導主事

 全体会では、「今後の英語教育(国の動向)」「英語教育推進に関わる県事業」「小中連携に向けた有効事例」についての講義を聞きました。

◆今後の英語教育について
・小学校では、平成30年度より先行実施が可能となる。それに向けて、平成29年に次期指導要領に対応した教材が、各校に1冊程度配付される予定である。先行実施は中学校区で連携して実施することが望ましい。
・中学校では、身近な話題について互いの考え方や気持ちを伝え合う力をつけることが求められる。
◆小中連携に向けて
・「相互乗り入れ授業」「連携したカリキュラムづくり」「合同研修」を通して、具体的な指導や評価方法について検討する必要がある。


2 分科会

(1)小学校部会 演習「絵本を使った授業づくり」
            
      小学校英語教育推進リーダー 西郷小学校 真山教諭
 
英語の絵本の読み聞かせは、自然な英語にふれることができ、外国語の授業の活性化につながります。そこで、小学校部会では、推進リーダーによる講義・演習「絵本を使った授業づくり」を行いました。

1.真山教諭による模擬授業    2.「絵本を使うときのチェックポイント」    
   

3.読み聞かせ演習
 


(2)中学校部会 講義・演習「今、中学校英語教育に求められるもの」
                                 
高等学校課 椿指導主事

   次期学習指導要領に向けた審議の中では、児童生徒の学習意欲に関する課題と校種間の接続の重要性があげられています。そこで、中学校部会では、まず、「中学校英語教育に求められるもの」についての講義を聞きました。そして、小学校の学習教材を活用した授業の演習、小中連携にむけた取組についての情報交換をしました。
【主な内容】
◆中学校の英語指導の現状から今の中学校英語教育に求められるもの
◆演習「小学校での学びを中学校英語にどうつなげるか」
 ・小学校の学習教材「Hi,friends!」の活用について
◆まとめ「小中連携にむけて」
 ・小・中お互いの子どもの学習の現状把握をすることが大切になる。
  例えば「語彙数」「学習場面の経験」「学び方(学習規律・ルール)」など

 

3 グループ協議 「第2回担当者研修会に向けて」
 
グループ協議では、今年度中学校区で共通実践していくことを確認した後で、第2回の授業研究会に向けて、日程調整、授業内容についての意見交換をしました。また、「小・中の学びをつなぐ授業」にするための効果的な指導法について協議しました。
 


4 参加者の感想

(小学校)
・絵本の読み聞かせは取り入れていたが、ねらいを明確にして行う必要性を実感した。
・外国語活動の内容を確認し、どんな絵本が有効かリストアップして購入していきたい。
・外国語活動の授業のイメージをもってもらうために、授業公開では全職員に参加を呼びかけたい。

(中学校)
・情報を伝え合う必然性のある言語活動を仕組んでいきたい。
・「小学校での学びを中学校英語につなぐ」という視点で協議することは有意義であった。
・もっと積極的に「Hi,friends!」で学んだことをベースに中学校英語の授業づくりをしたい。

 

【お知らせ】第2回外国語担当者研修会について

 第2回担当者研修会は、平成28年10月から12月にかけて中学校区ごとに授業研究会を行います。他の中学校区の授業研究会にも参加できますので、各校の研修の機会として、御活用ください。
 第2回外国語担当者研修会一覧(41KB)

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