平成28年度に行ったイベントの記録

作成日:2016年08月25日
「なりきり弥生人生活」を開催しました!

8月19日(金)~21日(日)に2パーティーにわかれて「なりきり弥生人生活」を開催しました。

多数の応募の中から抽選で選ばれた各6グループ、計12グループ46名のみなさんが1泊2日、弥生時代の衣・食・住を体験されました。

弥生人生活は、食事をするための「木さじ、竹皿、竹箸づくり」から始まります。木さじは杉板を、竹皿や竹箸は竹をナイフなどで削って作りました。
みなさん最初は苦戦していましたが、次第にコツをつかんだのか、上手に作れました!

次は、食料となる獲物を狩りでしとめます。貫頭衣(かんとうい)という弥生時代の服を着て、わらで作ったイノシシやシカを矢で射て、夕食の食材をゲットします。

獲物をしとめたら、いよいよ食事の準備です。
薪を割って、火をおこして、土器でご飯を炊きます。ご飯が炊きあがると溶岩プレートの上でイノシシ肉とシカ肉ウインナーを焼いて、夕食です。
イノシシの肉はおいしいと大好評でした。



日が暮れて暗くなってきたら、星空観察です。
当日は夜空がきれいに見えて、満月や夏の大三角、北斗七星などの星を観察することができました。

そして一日の最後は竪穴住居へ!
月明かりがあるとはいえ、あたりは真っ暗で、たまに虫の声が聞こえるだけの暗く静かな夜を過ごしていただきました。また、2日とも夜もかなり蒸し苦しく、寝苦しかったですね。快適とはいえないなかで眠ることで弥生人の生活をよりリアルに体験できたのではないでしょうか。

翌朝のご飯は前日と同様に土器を使って食事を作りました。
朝食後は妻木晩田遺跡の見学をして、妻木晩田ムラのこと、そして弥生時代の生活や文化を理解していただきました。
最後に弥生のムラ住民認定書が授与され、弥生のムラ人が新たに増えました!

1泊2日、多少不便な弥生人生活を体感していただき、弥生人の暮らしに思いをはせ、現代の暮らしの豊かさや便利さを感じ、夏休みの最後に良い思い出ができたのではないのでしょうか。
むきばんだムラの住人になっていただいたみなさん、ありがとうございました。2日間お疲れ様でした。
 

【休園日】

  • 4月の休園日
    4月22日(月)
  • その次の休園日
    5月27日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

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