７月２９日（金）に弥生の森講座「夜の昆虫観察会」を開催しました。
はじめに講師の林谷先生に、むきばんだ史跡公園でよく見られる昆虫の紹介とカブトムシ巨大化計画についてのお話をしていただきました。どちらの話も楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。そして気がつけば、外はかなり暗くなり、夜行性の昆虫たちが活発に活動する雰囲気が漂ってきました。
屋外の昆虫観察では次の３つの観察をしました。
１、アブラゼミの羽化の観察
２、トラップにおびき寄せられた、カブトムシやクワガタムシの観察
３、光に集まってくる昆虫の観察
まずは、アブラゼミの羽化を観察しました。今年は至る所でアブラゼミが羽化をしており、さなぎが成虫になる神秘的な瞬間を見ることができました。参加者の方も大満足でした。
次に、夕方に仕掛けたトラップ（バナナと焼酎をまぜて１日発酵させたものを、水切りネットに入れて木の幹にくくりつけておきました）を観察しに行きましたが、残念ながら昆虫は集まっていませんでした。
最後に、光に集まってくる昆虫の観察をしました。カミキリムシ、ツノトンボ、オオミズアオ（ガの仲間）やアゲハモドキ（ガの仲間）などの観察ができました。
