子どもを預ける施設・制度

 働いていたり、病気や介護などの理由で、子どもの保育ができないときに、子どもを預けるいろいろな施設・制度があります。
  

幼稚園、保育所、認定こども園の違い



 幼稚園は、満3歳以上の幼児に対して就学前教育を行うことを目的とする「学校」です。幼児が遊びの中で主体性を発揮し生きる力を培い、家庭では体験できない新たな環境と出会うことを通して、幼児の自立に向けた基礎を育成することを目的にしています。

 保育所は、保護者が働いていたり、病気や介護などの理由で、子どもの保育ができないときに、保護者に代わって保育するための「児童福祉施設」です。子どもの健全な心身の発達のため、家庭との緊密な連携の下、養護及び教育を一体的に行うことを目的としています。

 認定こども園は、幼稚園と保育所の機能や特長を併せ持ち、地域の子育て支援も行う施設です。就学前の全ての子どもの教育と保育を一体的に行うことを目的としています。
(認定こども園の3つのポイント)
  • 保護者の働いている状況に関わりなく、満3歳以上のどの子どもも教育・保育を一緒に受けます。
  • 保護者が働かなくなったなど、就労状況が変わった場合も、通い慣れた園を継続して利用できます。
  • 子育て支援の場が用意されていて、園に通っていない子どものご家庭も、子育て相談や親子の交流の場などに参加できます。

よい保育施設の選び方 十か条

(厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課)

1 まずは情報収集を

市町村の保育担当課で、情報の収集や相談をしましょう

2 事前に見学を

決める前に必ず施設を見学しましょう

3 見た目だけで決めないで

キャッチフレーズ、建物の外観や壁紙がきれい、保育料が安いなど、見た目だけで決めるのはやめましょう

4 部屋の中まで入って見て

見学のときは、必ず、子どもたちがいる保育室の中まで入らせてもらいましょう

5 子どもたちの様子を見て

 子どもたちの表情がいきいきとしているか、見てみましょう

6 保育する人の様子を見て

・保育する人の数が十分か、聞いてみましょう
・保育士の資格を持つ人がいるか、聞いてみましょう
・保育する人が笑顔で子どもたちに接しているか、見てみましょう
・保育する人の中には経験が豊かな人もいるか、見てみましょう

7 施設の様子を見て

・赤ちゃんが静かに眠れる場所があるか、また、子どもが動き回れる十分な広さがあるか、見てみましょう
・遊び道具がそろっているかを見て、また、外遊びをしているか聞いてみましょう
・陽あたりや風とおしがよいか、また、清潔か、見てみましょう
・災害のときのため避難口や避難階段があるか、見てみましょう

8 保育の方針を聞いて

・園長や保育する人から、保育の考え方や内容について、聞いてみましょう・どんな給食が出されているか、聞いてみましょう
・連絡帳などでの家庭との連絡や参観の機会などがあるか、聞いてみましょう

9 預けはじめてからもチェックを

預けはじめてからも、折りにふれて、保育のしかたや子どもの様子を見てみましょう

10 不満や疑問は率直に

不満や疑問があったら、すぐ相談してみましょう、誠実に対応してくれるでしょうか

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 子ども家庭部 子育て王国課
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    電話 0857-26-7147    ファクシミリ  0857-26-7863
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