笠見第3遺跡(琴浦町笠見)で、県内最古級の鍛冶炉が発見されました。
今回検出した鍛冶炉は、構造などから熱した鉄素材を鍛打して鉄器を作る
鍛錬鍛冶(小鍛冶)段階のものと思われます。
時期を直接的に示す遺物はありませんが、周辺の竪穴住居からは鉄床石
(鍛冶を行う際の作業台)や鉄滓といった鍛冶関連遺物が、古墳時代中期
(約1500年前)の土器とともに出土しており、その時期にまで遡る可
能性が高いと考えられます。
この場合、県内では最古例に属する資料といえます。今後、科学分析等を
行い、時期決定をより明確にしていく予定です。
笠見第3遺跡では、10月8日(日)の午後1時30分から現地説明会を
行います。皆さん、ぜひお越しください。
1 日 時
平成18年10月8日(日)午後1時30分から3時 ※少雨決行
2 場 所
笠見第3遺跡(東伯郡琴浦町笠見)
※遺跡に隣接して設けた駐車場をご利用ください。
3 その他
現地説明会では、今年度発掘調査を行っている他の遺跡についても、
写真パネルや出土品による紹介を行います。
4 問い合わせ先
鳥取県埋蔵文化財センター調査第一係(東伯調査事務所)
電話:0858-52-3638 FAX:0858-3738
携帯電話:080-1914-2065(当日はこちらに問い合わせください)
担当 湯村 功 高尾浩司
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鍛冶炉(奥)と鉄滓などを捨てた穴(手前)
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鍛冶炉の断面(穴を掘った中に貼った粘土が焼けて赤くなっています)
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遺跡の全景(発掘調査のようす)