鳥取県では、酒造りに適しているといわれる酒造好適米のうち、玉栄(たまさかえ)、五百万石(ごひゃくまんごく)、強力(ごうりき)、山田錦(やまだにしき)などを栽培しています

酒 名水どころに名酒ありといわれるように、鳥取県は大山をはじめとする中国山地からの豊富な伏流水による名水どころであり、これらの多くは軟水で、きめの細かなお酒がつくりやすく、口当たりのまろやかな優しいお酒ができます。
 鳥取県では、酒造りに適しているといわれる酒造好適米のうち、玉栄、五百万石、強力、山田錦などを栽培しています。
 美味しいお酒は、優れた酒米と恵まれた水、そしてそれを活かす人の技によって生まれます。
 これまで鳥取県では「現在の名工」(厚生労働大臣表彰)として5人の杜氏を輩出しており、その卓越した技術が鳥取県の酒造りを支えています。
 また、鳥取県には松葉がにや岩がき、ハタハタなどの水産物をはじめとする食の素材が豊富であり、鳥取のお酒は、この食の美味しさを一層引き立てるように地元の食文化によって育まれたとも言えます。

ポイント1
 幻の酒米「強力(ごうりき)」

 大正時代に鳥取県を原産として生まれた酒米品種「強力」でしたが、酒造好適米に必要な大粒であるという特徴の反面、人の背丈ちかくまで育つ長棹(140cm)は、倒れやすく栽培が難しい上に収量も低いことから、昭和20年代の戦中、戦後の食糧難の時代に姿を消すこととなりました。
 時は流れ、昭和の終わり。
 経済が安定する中、蔵元たちを中心とした本当に美味しい地酒を造りたいとする動きが起こり、鳥取県を発祥とする酒米による地酒づくりを目指した「強力」の栽培が復活することとなりました。
 当時、鳥取大学農学部に研究用に残されていたわずかの種籾をもとに、数名の篤農家たちによって昔ながらの有機農法で栽培された幻の酒米「強力」。
 酒米「強力」の復活により、平成2年、鳥取にしかない米と水で造られた地酒が蘇ったのです。
  

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