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ハタハタ寿司

 鳥取市賀露地区の春祭り料理

ハタハタ寿司 ハタハタは春になると漁獲量が増え、皮も薄くなります。
 ハタハタの水揚げ港である賀露地区では、この時期に行われるホーエンヤ祭のごちそうとしてハタハタ寿司を食べてきました。
 寿司といってもご飯ではなく、おからを使用したこのハタハタ寿司は、ハタハタのレアな食感とほどよい酸味があり、普段食べているハタハタとは違った味を楽しめます。
 各家庭により少しずつ味が異なり、決まったレシピはありません。
 おからに混ぜてある粒々は「おのみ」、「さんしょう」とこれも各家庭で違っています。
 加える理由は定かではありませんが、おからが白いので彩りを添える、こりこりとした食感を加えるためなどとも言われています。

ポイント1 漬け込む時は時々上下を反対に

 
8のハタハタをおからに漬け込み味をなじませる時、途中で上下を反対にするとよくなじむ。

ポイント2 保存は冷蔵庫で

 冷蔵庫で保存すると、1ヶ月くらいはおいしく食べることができる。
  

作り方

<材料>
A 
ハタハタ:小ぶりのもの30匹
塩:20~30g

B
5倍酢:100cc
水:400cc
砂糖:100g

C 
おから:500g
油:少々
塩:少々


砂糖:50g
5倍酢:20cc
ごま油:適量
アサの実(オノミ):適量
紅ショウガ:適量

<作り方>
1 ハタハタは頭をつけたまま背開きにし、内臓をとってから塩水できれいに洗い、ざるで水切りする(腹を下にする)
2 Aの塩をまぶし、一晩おいて身をしめる。
3 さっと洗ってからBの合わせ酢の中に一晩浸けておく。
4 フライパンをよく熱した後、油を敷き、おからを少量ずつ分けて炒り、パラパラするまで水分をとばす。この時、塩少々加えて下味をつける。
5 アサの実はごまを炒るような感覚で炒る。
6 炒ったおからにDの砂糖と5倍酢、ごま油で調味し、アサの実を入れる。
7 冷めたおからを水分をきったハタハタのお腹の中に詰め込む。
8 残ったおからで7のハタハタを器にびっしり詰め込み、2~3日味をなじませる。
9 食べやすいように一口大に切り、ハタハタの姿がわかるよう盛りつけ、紅ショウガをのせる。

その他

ホーエンヤ祭りについて
 鳥取商工会議所HYOITO運営委員会リンク
http://www.hyoito.net
  

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