こも豆腐

 倉吉市など中部の伝承料理

こも豆腐 冠婚葬祭や祭り、法事など、特別な日には欠かせない倉吉市など中部の伝承料理の一つです。
 豆腐をわらで包むことによって、わらの香りが豆腐に移り風味よく、また、わら一本一本の筋が豆腐に付いて独特な形に仕上がります。

 
 こも豆腐は、氏神様のお祭りや結婚式など昭和30年までは、人が集まるときには必ず作った料理。
 普及活動をされている「ひなどりグループ」の野嶋さんのお話によると、かって村には共同の「豆腐小屋」があったそうで、豆腐がたくさん作れたので、その楽しみ方の一つとして生まれたのが薦豆腐だという説もあります。
 今は家庭でつくられることは少なくなりました。もともと味付けしてありますが、最近は味付けせずに、しょうゆなどをつけて食べたり、行事やもてなしの場で、汁の実に使うことも多いそう。