重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、動物由来感染症の一種です。今般、発熱・衰弱・血小板減少等の所見が見られた飼育猫、飼育犬の血液・糞便からウイルスが検出され、さらに体調不良の猫に咬まれたことがある人が、SFTSを発症し死亡した事例が確認されました。
これらは極めて稀な事例で、室内で飼育している動物やダニの駆除をしっかりしている動物は感染している可能性は低く安心ですが、口移しで餌をあたえる、一緒の布団で就寝するなどの濃厚接触は避け、接触した後は手洗いをしてください。また、飼育している動物にマダニが寄生していないか確認し、寄生していた場合は無理に取らずに動物病院で診察を受けて駆除してください。
なお、体調不良の動物を扱う際も手袋を使用したり、咬まれないよう細心の注意をもって取り扱い、速やかに動物病院で診察をしてもらいましょう。
SFTSの詳細については、以下のリンク先でご確認ください。
■厚生労働省のホームページ
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
■健康政策課のホームページ (ヒトについての注意事項)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
この他にも一般県民向けの配付資料を作成しています。
こちらをご覧ください。
各事務所等でも配付していますので、配付に御協力いただける方は各事務所にご連絡ください。
飼い主のいない子猫が毎年数多く収容されます。不幸な命がまだなくならないのが現状です。不妊去勢手術は不幸な命が生み出されない手段の一つです。鳥取県内の各市町では、猫の不妊去勢手術に対して助成をしておりますのでご紹介します。(平成29年9月現在4市10町が実施)
また、飼い猫の不妊去勢手術に対する助成を鳥取県獣医師会が実施しております。詳細はこちらへ。
猫の不妊去勢手術の助成事業のご紹介
保健所から保護した犬・猫を譲受け、新しい飼い主へ責任を持って譲渡するボランティアです。
譲渡ボランティア制度について
平成27年度の猫の収容数(所有者有り、所有者不明、保護)は871頭でした。そのうち所有者に返還及び新しい飼い主に譲渡した頭数は109頭でした。譲渡・返還率は12.5%と平成26年度6.7%と比較すると向上しておりますが、依然として処分されているのが現状です。
猫・犬を飼いたいと希望される方がおられましたら、ぜひ保護された猫・犬も選択肢の一つに入れてください。かわいい子猫をはじめ、成猫・成犬が新しい飼い主を首を長くして待っております。
※飼い主の責任として、望まない繁殖を制限するために不妊去勢手術を実施してください。
こちらのページに以下の譲渡情報が掲載されています。
○人と動物の未来センター「アミティエ」からの譲渡
○譲渡ボランティア預かりの譲渡
○保健所での譲渡

○県民による直接譲渡
このたび、県のインターネット上で県民が飼養、保護等にしている動物について情報提供をすることとしました。
飼養犬猫の譲渡情報(飼い主からの直接譲渡) ペットを保護しています、捜しています

初めて犬・猫を飼おうとお考えの皆様。まず、こちらをご一読いただき、「成犬・成猫」という選択肢もご検討ください。
成犬・成猫のススメ
下の方に、
保護犬「シロ」をアミティエから譲り受けられた方のお話も掲載しております。ぜひご覧ください。