先輩パパから一言

先輩パパから一言

 私はもうすぐ4 歳になる双子の男児の父親です。
   私は、皆様にご披露するような立派な父親でも、子育て法があるわけではありませんが、なにかの参考にでもなればと思い、ペンをとりました。
   私の家庭は夫婦と子ども2 人です。転勤や、私の仕事が夜遅いこともあり、日中はほとんど子育ては妻に任せっぱなしです。土曜日も、ほとんど休日出勤という事で、子どもと一緒に過ごせるのは日曜日くらいです。というより、せめて日曜くらいは家族と一緒に過ごしたいと言う気持ちで、日曜だけは、出来る限り家族と一緒にいることにしています。
 まだ子どもが小さかった頃、子どもの寝顔や、笑い顔をみると、うれしくも、たのしくもありましたが・・・ある意味、親としての身勝手な気持ちが多かったような気がします。私がいろいろな思い出を勝手に空想し子どもに置き換えていたような気がします。これも、多分、子どもとの共通の時間が少なかったせいなのかなと思ったりしています。
   しかし、子どもが幼稚園に行くようになり、言葉も少しずつ喋り、自分の気持ちを相手に伝え様とするようになると、小さかった頃とは全くちがってきました。子どもたちは、家の中から外に出、彼らの生活(幼稚園という)を営み、親の知らない世界を歩み始めているのです。

 最近、毎朝自転車で、家の周りを子どもと散歩しています。子どもたちは、自転車が楽しくってたくさん乗りたくってしょうがない様子です。また、セミ採りや魚とりをすると家で飼いたくってしょうがありません。すこしづつ、私たちの少年の頃を思い出し、時には、少し誇らしげに、子どもの目線を感じたりしています。そうした時、そろそろ父親の出番かなと思う時があります。
    これから子どもはどんどん大きくなり、自分の世界をつくって行きますが、せめて、それを親が邪魔をしないよう心がけたい、手助けできないまでも、支えにはなってやりたいと思っています。
  

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