議員提出議案第5号

ケーブルテレビによる鳥取県議会本会議の中継に関する決議

 この議案を別紙のとおり提出する。
平成17年12月13日

  • 興治 英夫
  • 伊藤 保
  • 浜田 妙子 
  • 尾崎 薫
  • 山田 幸夫 
  • 米井 悟
  • 長岡 和好 
  • 銀杏 泰利
  • 伊藤 美都夫
  • 安田 優子
  • 稲田 寿久 
  • 初田 勲
  • 湯原 俊二 
  • 松田 一三
  • 鍵谷 純三 
  • 福間 裕隆
  • 杉根 修  
  • 前田 八壽彦
  • 小玉 正猛 
  • 山根 英明
  • 藤井 省三 
  • 廣江 弌
  • 上村 忠史

ケーブルテレビによる鳥取県議会本会議の中継に関する決議

 地方分権改革の目的は、それぞれの地方公共団体による行政サービスが、地域住民の多様なニーズに即応する迅速かつ総合的なものになるとともに、地域住民の自主的な選択に基づいた個性的なものになることでもある。また、極めて厳しい地方財政の現状の下では、政策や施策の取捨選択をしなければならず、地域における生活者・納税者の視点を、これまで以上に重視する必要がある。このためには、地方公共団体の最終的な意思決定機関である地方議会において、議員や知事をはじめとする執行機関が、どのような考えを表明し、また、どのような議論を行っているかを地域住民に知らせることが極めて重要である。

 しかし、本県中・西部の県民にとっては、地理的・時間的な問題から、容易に県議会を傍聴することができない現状にある。また、インターネットを利用した県議会本会議の中継も実施されているが、家庭での通信環境や、パソコンの利用に不慣れといった問題から、広く一般県民が利用するものとはなっていない。

 本県ではケーブルテレビの整備が進んでおり、今年度末にはカバー率が9割となることから、このネットワークを活用し、ケーブルテレビで県議会の中継を行うことが可能である。県政だより、テレビ番組などの広報に公費が用いられていることと同様に公費を使って、ケーブルテレビによる県議会の中継を実施することで、県政に対する県民の積極的な参画を促すことが重要である。

 ついては、本議会は、平成18年6月定例会からケーブルテレビにより本会議の中継を行うことを決議する。

  平成17年12月13日

                         鳥取県議会

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