鳥取県立中央病院トップページ 鳥取県トップページ 鳥取県立中央病院トップページ 鳥取県トップページ

鳥取県立中央病院ホームページへお越しの方へ



鳥取県立中央病院は新しいホームページとなりました。

新しいホームページは以下のリンクをクリックしてください。
また、旧ページをブックマークされている方は
新ページへの変更をお願いいたします。

新サイト「鳥取県立中央病院」

薬剤部

薬剤師は医療の担い手の一員として、良質な医療を提供するため、薬剤師としての専門性を生かし、高度な薬物療法等について知識・技術を備え、常に他の医療関係者等と協力し、医療・保健・福祉の向上に貢献することが求められています。
当院では、医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士などの医療スタッフと協力し、最善の治療を行うチーム医療を取り入れています。
また、日本病院薬剤師会や日本医療薬学会等が認定する専門薬剤師等を目指して、日々研鑽に努めています。

  • 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師                1名
  • 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師               1名
  • 日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師             2名
  • 日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師       2名
  • 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士         3名
  • 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 1名
  • 日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師              1名
  • 四病院団体協議会 感染制御スタッフ                         2名
  • 鳥取県薬剤師会 禁煙支援薬剤師               1名
  • 鳥取県 鳥取DMAT隊員                    2名 
  • 日本ACLS協会 BLSヘルスケアプロバイダー           1名  
  • 日本病院薬剤師会 生涯研修履修認定薬剤師          9名
  • 日本病院薬剤師会 認定実務実習指導薬剤師                9名
  • 日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師                         7名
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師               2名
  

チーム医療

勤務中の写真

当院では、医師、看護師をはじめとする様々な医療スタッフがそれぞれの高い専門性を尊重し合い、連携を取りながら、患者さんにとっての最善の治療をバックアップしています。
薬剤師も、メンバーの一員として、カンファレンス、病棟ラウンドなど行っています。

  • 緩和ケアチーム
  • 糖尿病サポートチーム
  • 栄養サポートチーム
  • 褥瘡対策委員会
  • 医療安全推進担当者会
  • 外来治療室(外来化学療法)
  • キャンサーボード
  • DMAT(災害派遣医療チーム) など

調剤室業務

薬の飲み方などを説明する様子 薬を準備する様子

おもな業務の一つは、患者さんが使用されるお薬の内容が適正であるかを確認し、準備することです。
また、飲み間違いなどが起こらないように、患者さんやそのご家族へ飲み方や使い方を説明します。
さらに、医療従事者からの相談に応じたり、医療従事者への提案を行い、適正な医療が行われるよう日々努めています。
当院では、「医薬分業」の推進のため、原則として、外来患者さんのお薬は院外処方としており、病院内の調剤室では、入院患者さんのすべてのお薬と外来患者さんの一部のお薬を調剤しています。
また、患者さんひとりひとりにあわせて、錠剤の粉砕化や一包化の提案・調剤も行っています。
お薬の相談や説明も承っていますので、薬剤部の窓口までお気軽に声をおかけください。

注射室業務

注射室で業務を行う写真医師の処方により、注射薬の調剤を行っています。
用法・用量、投与経路、投与速度、また混合により問題がないかなどの確認をして病棟へ注射薬の払い出しを行います。
入院患者さんの注射調剤は、注射自動払い出しシステム(アンプルピッカー)を使用し、1回分の注射と確認バーコード付きラベルとをあわせてセットしています。患者さんごとに1日分ずつ取り揃えて払い出しを行い、病棟での薬品取り違え防止につなげています。
抗がん剤の処方においては、登録されたレジメンで正しく処方されているか、用法・用量・投与期間などを厳重にチェックしています。
注射薬による薬物療法が、安全で適正に行われるよう努めています。

製剤室業務

院内で薬を調製する写真【院内製剤の調製】
患者さんの治療に必要な医薬品は全て市販されているわけではなく、安定性などの理由により院内で調製することがあります。このような医薬品を院内製剤といいます。
院内製剤の調製にあたっては、病院内で科学的・倫理的な妥当性を十分に検討した後に行っています。
製剤室では、軟膏剤、坐剤、外用・内用液剤、外用散剤、無菌的な操作が必要な注射剤や点眼剤など様々な院内製剤の調製を行っています。

【高カロリー輸液の調製】
高カロリー輸液は経腸だけでは十分な栄養を摂ることができない場合に投与される輸液です。細菌による汚染を防ぐために、クリーンベンチと呼ばれる無菌的な環境を保つ設備内で調製を行っています。
当院では、NICU(新生児集中治療室)の入院患者さんの高カロリー輸液や自宅療養される患者さんの持ち帰り用在宅高カロリー輸液の調製なども行っています。

抗がん剤を調製する写真【抗がん剤の調製(外来・入院)】
外来及び入院患者さんの治療に使用する抗がん剤の調製については、安全キャビネットと呼ばれる設備内で行っています。また、患者さんや看護師の安全を考慮し、閉鎖式の調製器具や輸液ルートを導入しています。化学療法が安全かつ適正に進められるよう、複数の薬剤師による処方内容のチェックと正確な調製を行い、患者さんが安心して治療を受けられるよう細心の注意を払って業務を行っています。

TDM業務

モニタリングの様子TDM(Therapeutic Drug Monitoring:薬物血中モニタリング)とは、薬物の血中濃度を測定し、治療効果や副作用に関する様々な因子をモニタリングしながら、それぞれの患者さんに個別化した薬物投与を行うことです。現在、薬剤部では抗MRSA薬のTDMを積極的に行い、患者さんにとってもっとも安全で、効果的な治療が行えるよう支援しています。


薬剤管理指導業務

患者さんに注意事項を説明する様子各病棟に担当薬剤師を配置し、患者さんに処方されたお薬について、作用や副作用、服薬にあたっての注意事項を説明し、副作用が発現していないかを確認しています。
患者さんが入院時に持参されたお薬についても確認を行い、服用中のお薬との飲み合わせや重複投与がないかなどのチェックを行っています。
患者さんの情報をまとめてカルテ記載し、他の医療従事者と連携をとりながら、患者さんが安全に薬物療法を続けられるよう努めています。

病棟薬剤業務

薬の確認をする薬剤師の写真病棟における薬物療法全般に責任を持つ専任薬剤師を各病棟に配置し、医師や看護師をはじめ、多くの医療スタッフと連携して、患者さんに適正な薬物療法が行われるよう努めています。
病棟では、患者さんひとりひとりの当院処方薬と入院時に持参された薬を1回ごとにセットし確認しています。また、一部の病棟では、注射薬の混合前の確認も行い、患者さんが安心して最適な薬物療法を受けていただけるよう努めています。

医薬品情報管理業務(DI)

医薬品の情報を収集・整理する様子厚生労働省、製薬会社、論文などから得られた情報を収集・整理し、医師や医療スタッフに迅速に提供できる体制を整えています。
採用薬品の添付文書、インタビューフォーム、パンフレット、文献などを収集して薬品毎に整理・保管しています。



  

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000