債権譲渡、未納料金の回収等を仮装した詐欺事犯

請求を受けた際のチェック

~ 焦らず、請求内容の把握 ~

  • 「債権の譲渡を受けている」「アダルトサイトの未納料金の回収」等の名目でダイレクトメール等で支払いを請求してくる。
  • 請求の金額は、端の金額まで記載されているケースが多く、正当な請求金額と思いこませるようにしている。
  • 別住まいの家族等の未納金として請求してくる場合もあり、すぐには事実が確認し辛くしているケースがある。
  • 支払期日を指定し、支払いがない場合には、差し押さえ等の強制執行の手段に訴える等と脅かしの内容となっている。

~ 請求事実の確認 ~

  • 「(株)○○債権整理回収部」等、もっともらしい名前での請求となっているが、通常の場合、本来の債権者を抜きにして、債権代行会社等から直接請求があるケースはほとんど考えられない。
  • 焦る必要はない。まず、相手の言う債権発生の理由について、本人から確認する。
  • 事実を確認しないまま、相手の指示に従って料金を支払ったりは絶対にしない。

~ その後の措置方法 ~

  • 事実を確認し、そのような事実がないのであれば、放置しておく。
  • それらしい事実があっても、相手に連絡を取ればつけ入られる可能性があるので、警察の窓口や消費生活センター等に相談する。
  • 相手が更に支払いを要求してくれば、相手の債権発生が確認できる資料等を送るよう求め、それを持って警察の窓口や消費生活センター等に相談する。
  

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000