放射能の影響

日常生活と放射線の関係

100 Sv   

即死

~100 Sv 

がんの放射線治療を行なうときの局所的な照射(部位によって異なる)

50 Sv

(局部照射)壊死

10 Sv

(全身照射)1~2週間でほとんど死亡,(局部照射)紅斑

4 Sv

吐き気、半数が死亡する

1 Sv

吐き気などの「放射線病」(死亡率は低い)

250 mSv

胎児の奇形発生(妊娠14~18日)

200 mSv

(これ以下の被ばくでは放射線障害の臨床的知見はない)

10 mSv

ガラパリ(ブラジル)の人が年間に受ける自然の放射線量

4.4 mSv

日本人が1年間に受ける平均の放射線量(医療検診を含める)

2.4 mSv

日本人が1年間に自然から受ける平均の放射線量

1.0 mSv

一般公衆の線量限度(年間)(医療はのぞく)

0.6mSv

1回の胃のX線診断で受ける量

0.2 mSv

成田・ニューヨーク間の国際線航空機片道飛行で宇宙線からあびる量
※ m (ミリ)は n (ナノ)の百万倍

放射線の単位

吸収線量:グレイ(Gy)
物質がどれだけ放射線のエネルギーを吸収したかを表す量です。1Gyは物質1kg当り、1ジュールのエネルギー吸収を与える量です。単位としてはグレイ単独よりその100万分の1を意味するマイクログレイ(μGy)、10億分の1を意味するナノグレイ(nGy)が通常よく使われます。

線量:シーベルト(Sv)
放射線が人体に及ぼす影響を含めた線量です。
線量=吸収線量×放射線荷重計数×(組織荷重計数)
放射線が生物に及ぼす効果は、放射線の種類やエネルギーによって異なります。単位としては、シーベルト単独よりその1,000分の1を意味するミリシーベルト(mSv)、100万分の1を意味するマイクロシーベルト(μSv)が通常よく使われます。

 
  

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