とっとり文化財紀行2018年夏号

 当センターでは、これまで鳥取県内を訪れる観光客を主な対象者として、埋蔵文化財を中心に県内の文化財に関する旬の情報を掲載した考古学情報誌『とっとり考古学紀行』を年3回(夏号・秋冬号・春号)刊行してきました。

 平成30年度からは、文化財全般の情報を掲載する『とっとり文化財紀行』に名称変更し、埋蔵文化財だけでなく建造物や記念物(史跡・名称・天然記念物)、美術工芸品、民俗文化財など広く文化財全般を情報発信する情報誌にリニューアルしました。

 今号の特集記事は「見えてきた!古代山陰道」と「埋蔵文化財センター古代まつり」の2本です。近年の発掘調査で見つかった古代山陰道について、各遺跡の写真やイラストを使いながら分かりやすく紹介しています。

 また、「弥生の王国・鳥取」を代表する「青谷上寺地遺跡」と「妻木晩田遺跡」の最新情報をお伝えする「弥生の王国だより」は連載7回目。今回は、平成29年度に出土した青谷上寺地遺跡の「近畿型銅戈」と、平成30年度の妻木晩田遺跡の発掘調査計画について紹介しています。

 このほか、県内で行われる埋蔵文化財や指定文化財を利用したイベント情報、出前講演の紹介など、多彩な情報が満載です。県内の主要観光・文化施設や道の駅などに配布していますので、ぜひ手にとってご覧ください。
 

<内容>

○表紙(PDF:206KB

○特集1「見えてきた!古代山陰道」(PDF:1.8MB

○特集1(続き)、特集2「埋蔵文化財センター古代まつり」(PDF:1.9MB

○弥生の王国だより(PDF:2MB

 

<今号のイメージ(A4判3つ折り、全6ページ)>

○表面3ページ
2018年夏号

○裏面3ページ
2018年夏号(裏) 

配布先

鳥取県内の観光案内所、道の駅、観光文化施設(各博物館、とっとり花回廊、燕趙園、仁風閣、石谷家住宅など)、公民館などで無料で入手できます。

鳥取県東京本部関西本部名古屋代表部の県外事務所でも配布しています。

問合せ先

鳥取県埋蔵文化財センター企画研究担当

〒680-0151 鳥取市国府町宮下1260番地
 電話 : 0857-27-6711  ファクシミリ : 0857-27-6712
 電子メール : maibuncenter@pref.tottori.lg.jp
  

イベント等の申込

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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