基礎研修を行いました!

埋蔵文化財に関する基礎研修を行いました!

 6月26日(火)に県内市町村の初任者等を対象に、埋蔵文化財行政の基礎知識や発掘調査の方法について学ぶ研修会を開催しました。15名の参加者があり、研修では「埋蔵文化財保護行政」、「発掘調査の方法と出土品の整理」の座学と発掘現場における「発掘」、「測量図化」について実地研修を行いました。
 先般、文化財保護法が改正され(H31.4.1施行)、市町村の役割がより重要になってくる中、専門職の配置を含め埋蔵文化財を担当する職員の人材育成は共通の課題となっています。県としても研修を重要な役割と考え、こうした取り組みを通じて市町村とより一層の連携を図っていきます。
埋蔵文化財行政についての講義のようす
埋蔵文化財保護行政についての講義のようす
現地実習のようす
現地実習 地層を詳細に観察し、昔の人々が生活した地表面を見つけます。
実地研修で測量の方法を学んでいるようす
現地実習 測量機器の使って正確に図化します。

参加した市町村職員からは
・遺跡の保護や発掘調査で必要なことがわかりやすく研修に盛り込まれていて良  かった。
・初めての担当だったので、行政的な仕組みの理解があいまいだったが、講義で
 理解することができた。
などの感想をいただきました。

  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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