第19巻 『森と生きた人々―鳥取県の遺跡から―』

 古代の遺跡からは多種多様な木製品が数多く出土しています。本書は青谷上寺地遺跡をはじめ、鳥取県内の遺跡から出土した木製品を中心に、古代の人々の木材利用や森林とのかかわりについて具体的に明らかにしています。

ブックレット19表紙画像


刊行 平成30年3月
頒布価格 500円
体裁 A5版 94ページ
著者 中原 計
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目次

はじめに

1. 樹木由来の資源

(1)木材(木材の種類と性質/木製品の種類と木材の使い分け)(2)樹皮・樹皮繊維(3)種実(4)樹液・その他

2. 木質遺物の特性

(1) 遺跡の性格(2) 原始・古代の環境を知る手がかり

3. 旧石器時代・縄文時代

(1) 旧石器時代(2) 鳥取県の縄文時代(木製品と利用木材/種実/その他)(3) 木製品から見た鳥取県の縄文時代(生業関連遺物/木工技術)

4. 弥生時代

(1)弥生時代の森林資源利用(弥生時代の木製品/利用木材の樹種/種実)(2)木製品から見た鳥取県の弥生時代(稲作伝来と低地開発/木工技術の発展/鉄製工具の出現/再利用・転用/武器・武具の出現と木材利用)

5. 古墳時代以降

(1)針葉樹材の利用拡大(2)マツ材利用の拡大(3)流通範囲の拡大

6. 森林の移り変わり

(1)縄文時代(2)弥生時代以降(3)他地域の森林との比較(4)スギ多用地域としての鳥取

おわりに

引用・参考文献

発掘調査報告書等

図版出典

あとがき


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