第142号(H29.5.15)


  とっとり教育メルマガ-第142号 
平成29年5月15日(月)

 鳥取県教育委員会  http://www.pref.tottori.lg.jp/kyouiku


●心とからだ いきいきキャンペーン●
      ~はじめよう!明日につながる生活リズム~

【キャンペーンの6つの柱】
・しっかり朝食を食べよう  ・じっくり本を読もう  ・外で元気に遊ぼう
・たっぷり寝よう ・長時間テレビを見るのはやめよう ・服装を整えよう
http://www.pref.tottori.lg.jp/ikiiki/


【内容】
1.巻頭コラム       教育委員会教育長 山本 仁志
2.県教委メッセージ  教育総務課
3.イベント情報


1.巻頭コラム 教育委員会教育長 山本 仁志
   
子どもたちは地域の宝、地域の未来

  新学期が始まり、児童・生徒の皆さんは気持ちも新たに学校生活のスタートを切られたことと思います。
 さて、昨年10月21日に鳥取県を襲った最大震度6弱の大地震は、中部地区を中心に県民の皆様に大きな被害をもたらしましたが、地域の支えあいの絆の力や県内外からの多くの支援に支えられ、今着実に復興へと歩みを進めています。そんな中にあって、子どもたちもこの震災から多くのことを学んだようです。「温かい食べ物のありがたさ」「普通の日常の中にこそ幸せがあるということ」「困難やつらい状況の中で前向きに考えることの大切さ」などなど。
 子どもたちがこれから生きていく21世紀の社会は、少子高齢化、グローバル化の進行やAI(人工知能)の発展などに伴って大きな変動が起こり、今回の地震以上に誰も経験したことのない課題やこれまでの知識や経験の集積だけでは解決が困難な課題が次々と起こる社会であろうかと思います。子どもたちがこうした社会や時代を生き、地域の未来を担っていくために、学ぶ意欲を高め、基礎・基本を確実に定着させて、自ら学び、自ら考え判断し行動していく力を育成することが大切です。また、人と人との絆の中で協働し、新しい考えや価値を生み出していけるようにすることも必要です。鳥取県では、知事と教育委員会が協議して「教育に関する大綱」を策定し、少人数学級を生かした主体的な学びによる学力向上やグローバル化に対応した英語教育の充実、土曜授業等の取組、ICTを活用した教育の充実、ともに生きるための特別支援教育の充実などに取り組んでまいります。
 また一方、「子どもたちは地域の宝、地域の未来」「地域の子どもは地域で育てる」という認識のもと、学校・家庭・地域が互いに連携・協力し、地域の未来を担う子どもたちの成長を地域全体で見守り、支えていくことが大切であり、そのことがひいては地域の発展につながるのだと思います。コミュニティスクールや学校支援ボランティアなど、地域で子どもたちの成長を見守る取組を進めるとともに、地域や地元企業と連携した教育活動やふるさと教育の充実等を進めてまいります。
 夢に向かってチャレンジし、失敗を重ねながらも可能性を最大限に発揮して伸びてゆく子ども、家庭や郷土に育まれる子どもを、県民の皆さんと一緒になって、見守り育てまいる所存でありますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。


2.県教委メッセージ  教育総務課

 鳥取県教育委員会では、子どもたちが、望ましい生活習慣を身につけ、元気でいきいきと学校・家庭生活を過ごすことができるよう、「心とからだ いきいきキャンペーン」を展開しています。6月は本キャンペーンの強調月間です。
 生活習慣と学力・体力との間には、強い相関関係があることをご存じですか。例えば、平成28年度全国学力・学習状況調査によると、「朝食を毎日食べている」、「同じくらいの時刻に寝ている」と回答している子どもたちの、国語と算数(数学)の2教科平均正答率が、「朝食を毎日食べていない」、「同じくらいの時刻に寝ていない」と回答した子どもたちの2教科平均正答率より高い傾向が見られす。
 4月に子どもたちが進学、進級してから少し経ち、そろそろ新しい環境に慣れてきた時期かと思います。この機会に、学校・家庭・地域で、子どもたちと一緒に生活習慣や社会のルール・マナーについて振り返り、子どもたちの健やかな成長や豊かな人間関係を育んでいきましょう。

■■■啓発グッズを提供(貸出)しています■■■

学校(園)、親子会、PTA等で実施する関連行事にご活用ください。

◇提供物品:のぼり、チラシ、ポスター、下敷き、クリアファイル
◇貸与物品:大型カルタ

※啓発物品は数に限りがあり、ご希望に添えないこともあります。
※県教委から希望学校(団体)等への送料は県教委で負担します。
 貸与物品返却の際の送料の負担は学校(団体)でお願いします。

【問合せ先】
鳥取県教育委員会事務局教育総務課
TEL 0857-26-7926
kyouikusoumu@pref.tottori.lg.jp


3.イベント情報
 鳥取県教育委員会等が主催する、親子で楽しめるイベント等を紹介します。
多くの方のご参加をお待ちしています。

【社会教育課】
●【募集!!】とっとり子どもサミット~インターネット編~
スマートフォンやゲーム機等、電子メディア機器利用にあたっての課題やルールについて考え、話し合うワークショップを開催します。参加希望の小学生、中学生、高校生を募集しています。
期日及び会場(全3回):
(1)6月10日(土)午後 国府町コミュニティセンター 
(2)8月5日(土)午後 倉吉体育文化会館
(3)12月2日(土)全日 米子市文化ホール
募集対象:県内の小学生~高校生
定員:20名程度
申込方法:郵送、ファクシミリ、Eメール
申込期限:5月19日(金)
※5月19日(金)までに児童・生徒から学校に申し込んでいただき、各学校でとりまとめのうえ5月26日(金)必着で社会教育課へ御提出ください。
その他:会場までの交通費及び12月2日の昼食代は主催者が負担します。
※申込方法等詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.pref.tottori.lg.jp/265481.htm

〔申込・問合せ先〕
〒680-8570(住所記載不要)鳥取県教育委員会事務局社会教育課
電話 0857-26-7943
FAX 0857-26-8175
E-mail shakaikyouiku@pref.tottori.lg.jp

【大山青年の家】
●在学青年交歓の集い
★要申込★
体験活動を通して交流を深め、地域の良さについて語りましょう。
期日:6月10日(土)~11日(日)1泊2日
内容:レクリエーション、野外炊事、情報交換など
対象:高校生
定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
参加費用:1人2,200円
申込書:問い合わせ先で配布
申込方法:郵送 ※詳しくはお問合せください。
申込期限:5月26日(金)必着

〔会場・申込・問合せ先〕
大山青年の家
〒689-3319大山町赤松明間原312 -1
電話 0859-53-8030
FAX 0859-53-8265
E-mail daisen_seinen@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/daisenseinen/


編集後記
 6月は「心とからだ いきいきキャンペーン」の強調月間です。県教委メッセージに掲載しましたグッズの提供(貸出)の他に、鳥取県教育委員会では本キャンペーンの定着に向けて、様々な啓発活動を行っております。例えば、今月上旬から白バラ牛乳の牛乳パックに、キャンペーンのロゴマークを掲載していますので、ぜひ探してみてくださいね。そして、この機会に、生活習慣や社会のルール・マナーについて、子どもたちと一緒に話し合ってみましょう。
  
鳥取県教育委員会事務局教育総務課
電話 0857-26-7927
FAX  0857-26-8185


東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

鳥取県は、被災された地域が一日も早く復興・復旧されることをお祈りしております。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154943

また、被災地の児童生徒の就学機会を確保するため、鳥取県でも転入学を 受け付けています。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=155040


◎このメールマガジンは、鳥取県教育委員会が推進する「心とからだ いきいきキャンペーン」が一層定着することと、さらに多くの方に知っていただくことを目指して発行しています。
内容を充実したものとするため、ぜひ取組状況等お寄せいただきたく お願いいたします。

◎ご意見・ご感想をお待ちしています。
 鳥取県教育委員会教育総務課総務企画担当 kyouikusoumu@pref.tottori.lg.jp

◎バックナンバー http://www.pref.tottori.lg.jp/115319.htm

◎配信停止はこちらから http://www.pref.tottori.lg.jp/115548.htm

  

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