第140号(H29.4.14)


  とっとり教育メルマガ-第140号 
平成29年4月14日(金)
 鳥取県教育委員会  http://www.pref.tottori.lg.jp/kyouiku


●心とからだ いきいきキャンペーン●
      ~はじめよう!明日につながる生活リズム~

【キャンペーンの6つの柱】
・しっかり朝食を食べよう  ・じっくり本を読もう  ・外で元気に遊ぼう
・たっぷり寝よう ・長時間テレビを見るのはやめよう ・服装を整えよう
http://www.pref.tottori.lg.jp/ikiiki/


【内容】
 1.巻頭コラム      教育委員委員長 中島 諒人
 2.県教委メッセージ   教育センター
 3.イベント情報     船上山少年自然の家、大山青年の家、むきばんだ史跡公園


〈1.巻頭コラム 教育委員会委員長 中島 諒人〉

     
 春ですね。進学、進級されたみなさんおめでとうございます。就職したり、職場を変わったという方もいらっしゃると思います。あたたかい風が吹いて、いろいろなことが動き始めるこの季節は、なんだかワクワクします。でも、「春はちょっと気が重いんだよね」という人も結構いるんじゃないでしょうか。え?そんな人はいない?そんなことないと思います。たとえどんなに少数派でも、私が実はそうなんですから。
 だって、春はいろんなことを一からやり直さなければいけないじゃないですか。新しい人、新しい学校、新しい関係、たくさんの「新しい」との出会いは、悪いことではない。わかってはいても、やっぱりストレスなんです。心の負担です。生まれついての冒険家のような人には、それは100%のワクワクかもしれません。でも繰り返しますが、私は正直言って学校時代かなり気が重かった。今でも少しそういう気持ちがあります。だって、新しいことや人とのつながりをゼロから築かなければいけないんですよ。あいさつしたり、自己紹介したりしながら、自分の居場所を作らなければいけないんです。気が重くないわけがないでしょう。
 子どもの頃、砂場とかを掘っていて、コガネムシの幼虫やミミズに出会うことがありました。冬眠していたらしいカエルに出くわしたこともありました。彼らにしてみると、努力してその場所までもぐり込み、居心地のいい場所にして、ほんわかと眠っていたのに、突然天井をはがされ、部屋をこわされ気持ち良さをうばわれた。春の環境の変化は、少しそれににたところがあるように思うんです。「嫌いなことは、ある状態から別の状態に移ること」と話してくれた人がありました。
暖かいところから寒いところ、またはその逆。人間は、たいていの環境に自分をならします。他人から見たら好ましいと思えない環境であっても、それなりにそこになじむやり方を見つけます。いいとか悪いとかは置いておいて、そうしないと生きていけないからです。するとそこが居心地のいい場所になって、そこから動きたくなくなります。本能的なことだと思います。春は、そういう安定をゆるがす季節なのです。
 何が言いたいかというと、「春はハツラツ、前向きバリバリ、全部楽しい!」という人ばかりではない、ということです。気が重かったり不安な人もたくさんいる。そのことを、100%前向きの人にもわかってほしい。それから春が重いなあという人は仲間が割といることを知ってもらいたい。
 だけどその一方、みんな誰でも、生き物として春が気持ちいいのも確かだと思います。あんなに寒かったのに、暗かったのに、空気がゆるんで明るくなるんです。まずはその気持ちのよさを一人(一匹、一つ)の生き物として味わいたいなと思います。桜も美しいですよね。みなさん、がんばりすぎずのんびりやりましょう。


〈2.県教委メッセージ  教育センター〉

「鳥取県教育センターフォーラム2017」

 社会状況の変化や著しい科学技術の進展などに対応するため、ICT機器の活用や特別支援教育の推進、不登校対策やいじめ防止の取組など、学校教育において取り組まなければならない課題はたくさんあります。教育に関する研修等の中核的な役割を担う専門機関・施設である当センターも、このような環境の変化や多様な教育課題に対応していくことが求められています。
 こういった状況の中、当センターで取り組んだ研究調査や学校教育支援事業(長期研修、スーパーバイザー派遣事業等)の成果発表及び教育資料等の紹介、学校力・教師力の向上に関する報告や記念講演を盛り込んだ「鳥取県教育センターフォーラム2017」を次のとおり開催します。

◆日時:7月13日(木) 午後1時から午後4時まで
◆場所:鳥取県教育センター 大研修室
◆内容: 
〇研究発表(長期研修、スーパーバイザー支援事業)
〇記念講演「学力格差への挑戦 ~高い成果をあげている学校の特徴に学ぶ~」(仮)
講師:耳塚 寛明(みみづか ひろあき) 氏(お茶の水女子大学教授)
※詳細については、当センターホームページ等でお知らせします。多数のご参加をお待ちしています。

〔問合せ先〕
教育センター
〒680-0941 鳥取市湖山町北5丁目201番地
電話:0857-28-2321
FAX:0857-28-8513


〈3.イベント情報〉
 鳥取県教育委員会等が主催する、親子で楽しめるイベント等を紹介します。多くの方のご参加をお待ちしています。

【船上山少年自然の家】
●船上山さくら祭り
日時:4月23日(日)午前10時~午後2時
会場:船上山万本桜公園及び船上山少年自然の家周辺
内容:
○船上山さくら祭り大撮影会
○芸能発表、ダンス
○地域おこし協力隊による猪焼き肉のふるまい(約200食分)
○船上山ダム湖一周ウォーキング
○ダム湖発電所施設・ダム湖監査路探検
○ゲーム・クラフトコーナー など
地元産品の露店も多数出店します。
対象:一般(広く県民の方々)
申込:不要

〔問合せ先〕
琴浦町役場商工観光課
電話 0858-55-7801
FAX 0858-55-7558

船上山少年自然の家
電話 0858-55-7111
FAX 0858-55-7119
E-mail senjyozan_syounen@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/senjyozan/

●スキルアップセミナー(1)
★要申込★
期日:5月6日(土)~7日(日)1泊2日
会場:船上山少年自然の家及びその周辺
内容:船上山の大自然の中で、野外活動や仲間づくり活動のボランティアを育成します。
対象:大学生
定員:40名
参加費用:無料 (食費、保険料などは施設負担)
申込方法:ファクシミリ、Eメールによる申込み
氏名(ふりがな)・年齢・性別・学校名と学年、住所・電話番号を記載。
送信後、届いているか電話で確認をしてください。(電話の申込みは不可)
申込期限: 4月27日(木)必着

〔申込・問合せ先〕
船上山少年自然の家
〒689-2525 東伯郡琴浦町山川807の2
電話 0858-55-7111
FAX  0858-55-7119
E-mail senjyozan_syounen@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/senjyozan/


【大山青年の家】
●春の親子フェスティバル
様々な体験コーナーやゲームコーナーで、親子一緒に楽しみましょう。
日時:4月30日(日)午前10時~午後3時(受付午前9時から)
内容:野外炊事、バームクーヘンづくり、アイスクリームづくり、森の探検隊、レクガーデン、バルーンアート、乗馬体験など(一部のコーナーには、先着順、抽選があります。)
対象:一般(広く県民の方々)
申込:不要(当日受付)

●親子エンジョイカヌー
★要申込★
赤松の池でカヌーの基礎や楽しみ方を学びましょう。
期日:5月6日(土)・7日(日)両日とも日帰り
対象:小学生以上の親子
定員:各日80人(申込者多数の場合は、抽選)
参加費用:1人800円
申込方法:参加希望日、郵便番号、住所、電話番号、参加者全員の氏名、学年、年齢、性別を記入の上、往復はがきでお申し込みください。
募集期間:4月6日(木)~19日(水)必着
その他:指導…カヌー協会

〔申込・問合せ先〕
大山青年の家
〒689-3319 西伯郡大山町赤松明間原312 -1
電話 0859-53-8030
FAX 0859-53-8265
E-mail daisen_seinen@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/daisenseinen/


【むきばんだ史跡公園】
●弥生のものづくり講座プロフェッショナル編「青銅鏡づくり」
★要予約★
期日:平成29年5月21日(日)10時~15時
内容:砂型からつくる本格的な青銅鏡づくりです。炉で溶かした銅とスズを型に入れる瞬間はなかなか見られない貴重な時間です。顔がうつるまで鏡面を磨く大変な作業ですが、達成感が味わえる講座です。
定員:10名(先着順)
対象:15歳以上
参加費用:1,000円(材料費)
申込方法:ハガキ、ファクシミリ、電子メール、ホームページの応募フォームの
いずれかで申込み。
1.郵便番号 2.住所 3.参加者の氏名・年齢
4.連絡先(電話番号と18歳未満の方は保護者名を記載)
5.「青銅鏡づくり 希望」と明記
募集期間:平成29年4月17日(月)~5月18日(木) 
※定員に達し次第、募集を締め切ります。

●むきばんだジュニアファンクラブ会員募集!
★要予約★
期日:平成29年5月13日(土)~平成30年1月13(土)日の間、月1回開催
内容:5月~1月にかけて月に1回(計9回)行われる、小学3年生~小学6年生限定の体験型講座です。四季を通して弥生の生活文化や当時の知恵・技術を楽しく学んでみませんか。
会場:むきばんだ史跡公園
参加費:無料
定員:20名(先着順)
申込方法:ハガキ、ファクシミリ、電子メール、ホームページの応募フォームのいずれかで申込み。
1.郵便番号 2.住所 3.参加者氏名(お子様の学年)
4.保護者名と電話番号(緊急時連絡のため)
5.「ジュニアファンクラブ参加」と明記
締切日:平成29年5月10日(水) 
※定員に達し次第、締め切ります。
その他:詳しくはホームページをご覧ください。

〔問合せ先〕
むきばんだ史跡公園
〒689-3324 西伯郡大山町妻木1115-4
電話 0859-37-4000
FAX 0859-37-4001
E-mail mukibanda@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/mukibanda/


〈4.編集後記〉
 新年度がスタートしました。
 4月から新しい環境での生活が始まったかたも多いのではないでしょうか。巻頭で中島教育委員会委員長がコラムに書かれていたように、新しい環境に戸惑ったり、慣れるまでに気疲れしたりすることもあるでしょう。焦らず、自分のペースを大切にしながら、充実した毎日を送れるようにしたいですね。
  
鳥取県教育委員会事務局教育総務課
電話 0857-26-7927
FAX  0857-26-8185


東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

鳥取県は、被災された地域が一日も早く復興・復旧されることをお祈りしております。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154943

また、被災地の児童生徒の就学機会を確保するため、鳥取県でも転入学を
受け付けています。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=155040


 ◎このメールマガジンは、鳥取県教育委員会が推進する「心とからだ いきいき
キャンペーン」が一層定着することと、さらに多くの方に知っていただくことを
目指して発行しています。
内容を充実したものとするため、ぜひ取組状況等お寄せいただきたく
お願いいたします。

◎ご意見・ご感想をお待ちしています。
 鳥取県教育委員会教育総務課総務企画担当 kyouikusoumu@pref.tottori.lg.jp

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