振り込め詐欺等特殊詐欺発生情報(平成28年)

 
番号 被害日  手口 被害者
 被害状況  予防対策
 1 1月4日
社会保険庁職員を騙り医療費還付金名目に現金を振り込ませる手口 西部地区居住 の 60歳代女性
 被害者宅に、社会保険庁職員を名乗る男から、「医療費の還付金が18,825円ある。通知を出したが回答がないので電話をした。本日が締め切りで急がないといけない。名前と生年月日を教えてくれ。」などと電話があった。その後再び電話があり「確認が取れた。手続をするので、近くのATMに行って振り込まれているか確認してくれ。その後折り返し連絡をくれ。」などと電話があり、連絡先電話番号を告げられた。被害者は、男が指定した自宅近くのスーパーマーケットのATMに行き、通帳記帳したが還付金の入金が確認できなく、教えられた番号に電話をかけた。
 すると電話に出た社会保険庁を名乗る男から「今日が締め切りなので、もう一度ATMに行って指示通りに操作してくれ。」などと言われ、被害者は、男の指示するとおりATMを操作し、ATMから発行された利用明細を確認したところ、現金約50万円を振り込んでいたことが分かり、詐欺被害に気づいたものです。
社会保険庁や市役所職員などを名乗る者から「還付金をATMで手続きして返金する」と言われたら詐欺です。
 2 2月4日 合同庁舎職員を騙り医療費還付金名目に現金を振り込ませる手口
西部地区居住の
80歳代女性
 被害者宅に、合同庁舎職員を名乗る男から、「医療費の還付金が4万2,816円あります。振込みの手続きをするので、近くのスーパーマーケットのATMに行ってください。女性職員が待っています。」などと電話があった。さらに男が、携帯電話の電話番号を聞いてきたので教えた。その後男が指定したスーパーの無人ATMに行ったところ、男から携帯電話に電話があり、「女性職員が行けなくなった。これから手続をするので、言うとおりにATMを操作してください。」と言われた。被害者は、男の言うとおりにすれば、還付金が受け取れると信用し、男に指示されるまま、キャッシュカードをATMに挿入し操作した。
 操作を終えると、男が「ATMから出た紙は、破って捨ててください。」と言われ、ゴミ箱に捨てて帰宅したが、不審に思い金融機関職員に相談したところ、100万円の被害に遭っていることに気づいたものです。
 市町村、合同庁舎職員などを名乗る者から「還付金がある」「ATMで手続きができる」と電話で言われたら、詐欺です。
 3
2月4日
合同庁舎職員を騙り医療費還付金名目に現金を振り込ませる手口
西部地区居住 の 80歳代女性  被害者宅に、合同庁舎医療保険課職員を名乗る男から、「平成21年から平成26年までの保険の見直しがあり、4万2,816円の返済があります。後で銀行から電話があります。」などと電話があった。その後銀行員を名乗る別の男から電話があり、「返済を受けるには、手続きが必要で、スーパーマーケットのATMにキャッシュカード、印鑑、携帯電話を持って行って下さい。銀行員の女性がいるので、一緒に手続きをしてください。」などと電話があった。被害者は、男が指定したスーパーの無人ATMに行ったところ、銀行員を名乗る男から電話があり、「女性行員が行けなくなった。私が電話で手続きを説明するので、ATMで手続きをしてください。」と言われた。被害者は、これを信用し、男に指示されるままキャッシュカードをATMに挿入し、操作した。
 ATMの操作が終わると、男から「利用明細書を捨てるように言われたが、捨てずに持っており、その利用明細書を確認したところ、預金残高が少なくなっており、約27万円の詐欺被害に遭っていたことに気づいたものです。
犯人は、スーパーやショッピングセンターの無人ATMに行くように指示してきます。
 4
2月10日
還付金等詐欺 東部地区居住の 70歳代男性
 2月9日、被害者宅に「払戻しをしなければならないお金があります。」などと電話がかかってきた。翌日10日再び男から電話があり、被害者に還付金の手続きをするために、キャッシュカードを持って銀行の無人ATMに行くよう指示してきた。その後、被害者が銀行の無人ATMに行ったところ、男から携帯電話に電話があり、男の指示どおりにすれば、還付金が受け取れるものと信用し、男に指示されるままキャッシュカードをATMに挿入し、操作した。操作中に被害者が男から言われた番号を打ち間違えたことから、このことを男に話すと、男が、「最初からもう一度やりましょう。」と言われ、再度ATMを操作した。その後、被害者が通帳記帳を行ったところ、預金残高が減っており、銀行員に相談したところ、2回に渡り、合計約100万円の詐欺被害に遭っていたことに気づいたものです。 固定電話は「留守番電話設定」にし、固定電話とあわせて携帯電話を「非通知着信拒否設定」にしておきましょう。
 5
2月19日
還付金等詐欺
西部地区居住の 80歳代女性
 被害者宅に、市役所を名乗る男から「5年間の保険の還付金があります。ATMで手続きができますが、その手続きは、スーパーマーケットのATMでないとできません。」などと電話がかかってきた。被害者は一人でATM操作ができるか不安だったので、そのことを男に話すと「携帯電話を通して、指示するので、そのとおりにすれば操作できます。」と答えたため、被害者はこれを信用し、自分の携帯電話番号や口座番号を教えた。被害者は、男に指示されたスーパーマーケットの無人ATMに行ったところ、携帯電話に男から電話があり、男の指示とおりにキャッシュカードをATMに挿入して操作した。操作後、男は「午後3時ころに還付金が振り込まれます。」と話したことから、被害者が午後3時過ぎに通帳記帳したところ、還付金が振り込まれておらず、預金残高が減っていたため、不審に思った被害者が、交番に相談し、現金約50万円の詐欺被害に遭っていたことに気づいたものです。 お金を返す手続きが、スーパーなどの無人ATMで行われることは、ありません。
 6
2月中旬から同月17日の間
息子を名乗って返済金名目に直接現金を受け取る手口
西部地区居住の 70歳代女性
 今年の2月中旬ころ、被害者宅に息子を名乗る男から、「僕だけど、電話番号が変わった。」「僕裏切られた。800万円都合してくれ。」「社長に立て替えてもらっている。社長にすぐに返さなければならない。」などと電話があった。被害者は、息子のために現金800万円を用意しなければいけないと思い込み、金融機関から現金800万円を準備し、同月17日、自宅近くの路上において、息子の代わりに現金を受け取りに来た弁護士を名乗る男に対し、現金800万円を交付した。その後、息子を名乗る男の携帯電話に電話をかけても繋がらなかったため、不審に思った被害者が、以前に聞いていた息子の携帯電話番号に電話をかけたところ、本当の息子が電話をかけた事実がないことが分かり、詐欺被害に気がついたものです。 「携帯電話の番号が変わった。」「仕事でトラブルになり、お金が必要だ。」
「女性を妊娠させてしまい、示談金が必要だ。」
などと言われたら、オレオレ詐欺です。
 7  3月8日 還付金等詐欺 西部地区居住の
70歳代女性
   被害者宅に市役所職員を名乗る男から、「あなたに医療費の還付金が30万円くらいあります。」「これから還付手続きをするので、キャッシュカードと携帯電話機を持って、近くのATMに行って下さい。着いたころに、また電話します。」などと電話がかかってきた。
 被害者は、男の指示どおりにすれば還付金が受け取れると思い込み、口座を開設している金融機関名や携帯電話番号を教えた。
 その後、被害者が自宅近くの無人ATMに行ったところ、被害者の携帯電話に男から電話があり、男の指示どおりに何度かキャッシュカードをATMに挿入して操作中、被害者の携帯電話の充電が切れたことから、被害者は、公衆電話を使用して口座を開設している金融機関に電話し、手続きが無事に終了したか確認した。
 電話を受けた金融機関は、警察に通報するとともに被害者に来店を求め、同所に訪れた被害者に対し、警察官とともに前記ATMの操作は還付金等詐欺であることを告げたことから、被害者は約50万円の詐欺被害にあっていたことに気づいたもの。
 被害に遭わないためには犯人と電話で会話をしないことが一番です。
 非通知からかかってくる電話は全て着信拒否設定にすること。
 8 3月20日 架空請求詐欺 東部地区居の
30歳代男性
  本年3月20日、被害者が使用するスマートフォンに、サイト運営業者から依頼を受けて法的措置を取る旨の「※法的最終勧告」と題する、(株)キャピタルサーベイリサーチを名乗るメールが送信され、そのメールに記載された電話番号に電話をかけた被害者に対し、(株)キャピタルサーベイリサーチの社員を名乗る男が、「出会い系サイトを利用した記録が残っていて、1年間解約されていない。出会い系サイトの会社が訴えると言っている。今だったら和解にできる。サイト利用料として1万5,000円支払う必要がある。示談にするのに100万円を預けてもらわないといけないが、国からの援助があって、残りの98万5,000円は返すことができる。」、「50万円払ってくれたら、残りは国の援助金で何とかします。」などとうそを言い、これを信用した被害者は、指示されるまま、指定された東京都内の住所地に現金50万円を宅配便で送付したもの。
 現金を送付した後、相手との連絡が途絶え、電話も通じなくなったことから、詐欺被害にあっていたことに気づいたもの。
 メールや電話で「サイトを利用した記録が残っている」、「サイトの利用料金を支払うように」と言われたら詐欺!
 9 5月11日
還付金等詐欺
東部地区居住の70歳代女性
  被害者宅に市役所職員を名乗るA男から、「医療費の還付金がありますが、手続きがまだされていません。今日が期限です。社会保険事務所に電話をかけて確認して下さい。」などと電話がかかってきた。
 被害者は、A男から聞いた社会保険事務所の電話番号に電話をかけると、社会保険事務所職員を名乗るB男から、自宅近くの無人ATMで還付金の受け取り手続きができるのでキャッシュカードと携帯電話を持って無人ATMに行くよう指示された。
 被害者は、B男の指示に従えば、還付金が受け取れるものと思い、自宅近くの無人ATMに行き、携帯電話で社会保険事務所職員を名乗るB男に電話をかけて、B男の指示どおりにキャッシュカードをATMに挿入して操作したところ、B男から「エラーが出たので、再度手続きをやり直して下さい。」などと言われたことから不審に思い、一旦電話を切り、携帯電話で家族に相談したところ、家族から詐欺被害にあったのではないかと言われ、預金残高を確認したところ、約100万円の詐欺被害にあっていたことに気づいたもの。
 相手が教示する連絡先に電話をかける前に、必ず実際の公的機関の連絡先を調べて直接確認する
 10 5月12日
還付金等詐欺 東部地区居住
の60歳代女性
  被害者宅に鳥取市役所職員を名乗るA男から、「茶封筒で何か来ていませんか。医療費の差額分で1万6,512円が返ってきます。今日までが期限です。社会保険事務所に委託していて手続きができるので社会保険事務所に電話して下さい。」などと電話がかかってきた。
 被害者がA男から聞いた社会保険事務所の電話番号に電話をかけると、社会保険事務所職員を名乗るB男から、今日が締め切りで忙しく、銀行の窓口で対応ができないので自宅近くの無人ATMに行くよう指示された。
 被害者は、B男の指示に従えば、還付金が口座振込により受け取れるものと思い、自宅近くの無人ATMに行き、B男と携帯電話で話をしながらB男に指示されたとおりにキャッシュカードをATMに挿入してATMを操作した。
 被害者はB男の指示どおりにATMを操作したが、B男の指示で「振込」のボタンを押したことが心配になり、鳥取市役所に確認したところ、A男は職員でないとのことであり、取引明細を確認したところ、約50万円の詐欺被害にあっていたことに気づいたもの。
 携帯電話で相手の指示を受けながらATMを操作しても自分の通帳にお金が振り込まれることは絶対にありません
 11 5月27日 架空請求詐欺 鳥取市内居住の30歳代女性
  本年5月25日、被害者の携帯電話に、アダルトサイト運営会社を名乗るA男から、「当社で運営しているアダルトサイトの利用登録をしていて、登録料が発生しています。登録料25万円をお支払い下さい。」、「当社で確認したところ、他にも3件登録があります。あと75万円必要です。」などと電話があり、さらに翌5月26日、保険会社を名乗るB男から「当社は保険会社でアダルトサイト運営会社の管理をしています。当社は500件くらいの会社を担当していて、調べたら4つのサイトに登録されています。4サイト分で98万円の登録料が発生しています。今日中に振り込みして下さい。」などと電話があった。
 被害者は、サイトの登録料を支払わなければならないものと思い、A男、B男が指定した同一預金口座に3回にわたり現金合計198万円を振込送金したもの。
 その後、さらにB男から電話で登録料の支払いを請求されたことから、家族に相談したところ、家族から詐欺ではないかと言われ、詐欺被害にあっていたことに気がついたもの。
 知らない相手から「サイトの未払金がある」と電話やメールで言われ、お金を要求されても、絶対に信用せず、警察、家族、周囲の話しやすい人に必ず相談する!