工業用水道事業では千代川、日野川より取水した水を工業用水として各種企業に販売し、主な収益を得ています。
平成26年3月31日現在の給水契約状況は、日野川工業用水道で82社、日量29,900m3であり、昨年度末に比べ契約社数、給水量ともに変わりませんでした。
料金収入も、279百万円でほぼ前年度並みとなりました。
また、鳥取地区工業用水道では、10社に日量6,100m3を給水しており、昨年度に比べ契約社数は1社増、給水量は1,600m3の減となりました。
料金収入は、112百万円で前年度に比べ11.8%の減収となりました。
収入の総額は、496百万円。全体の約79%を工業用水の給水料金が占めています。
支出の総額は、654百万円。費用の約44%を減価償却費、約22%を企業債利息が占めています。
当年度の損益については、158百万円の純損失となりました。
当年度末の企業債未償還残高は、6,606百万円となりました。
当年度末の一般会計借入金の未償還残高は、682百万円となりました。
当年度の一般会計出資金の額は、220百万円となりました。
(鳥取地区工業用水道事業建設費用に係る企業債の元金償還額について、一般会計より出資を受けています。)