振り込め詐欺等特殊詐欺発生情報(平成26年)

平成26年12月現在
番号 被害日 手口 被害者 被害状況 被害予防方策
1 H25.11 架空の裁判を装い、財産保護名目に現金を郵送させる手口 米子市居住の80歳代女性 「紛争問題確認書」という葉書が郵送されてきた。内容は「訪問販売会社から訴えられている」というもので、被害者は葉書に記載してある連絡先に電話したところ、弁護士を紹介された。弁護士に連絡したところ「相手は全国で訴訟を起こして、相手の財産を差し押さえている。あなたの財産も狙われているので、銀行の貸金庫に預けておけば安心だ。」と被害者を信用させ、現金を2回にわたり総額約2,667万円を宅配便で送金させたもの。 身に覚えのない請求には応じない。
現金は現金書留以外では送れません。
2 H26.2 過去の投資損害回復のための手続きを装った手口 東伯郡内居住の40歳代男性 過去に投資損害を受けたことのある被害者方に「手続きをすれば、損害が返ってくるが、保証金が必要だ。」と電話があった。会社側が保証金の一部を払うとの話を信じた被害者は、これを承諾した。その後別会社を名乗るものから「保証金の額が決まった。」との連絡があり、最初の会社に電話したところ「29万円を支払うから、残りを支払ってくれ」といわれ、残金74万5,000円を、指定された口座に振り込んだが、支払いについてトラブルが生じたので、これを解決するためにさらに、52万円を要求され、前回と同様に相手の口座に52万円を振り込んだもの。 うまい儲け話はありません。
3
H26.2 投資キャンセル料要求する手口 西伯郡内居住の60歳代男性 自宅に医療関連会社のパンフレットと投資に関する申込用紙が入ったメール便が届いた。その後自宅電話に「届いた申込用紙を10万円で買いたい」と証券会社を名乗る男から電話があり、これを了承したところ、「何口買えるか、聞いてくれ」と男に言われたことから、パンフ記載の会社に電話したところ「200口買える。キャンセル料は一口10万円だ」と言われた。数日後、証券会社の男から電話があり「200口買う、あなたに10万円お礼をする」と言っていたが、さらに数日後証券会社の男から電話があり、「200口買えなくなり、キャンセル料金6,000万円発生した。そのうち180万円を払ってほしい。」と言われ、これを信用した被害者は、男に指示されるがまま、合計3回、ゆうパックに現金を入れ送金し、被害合計280万円をだまし取られたもの。 「ゆうパック・レターパックで現金を送れ」と言われたら詐欺です。
4
H26.3 過去の株購入被害回復名目に送金させる手口 米子市内居住の60歳代女性  被害者方にテレビ会社を名乗る男から、被害者が過去に購入した未公開株について「さらなる被害者を出さないために、番組に出演して被害状況を話して欲しい。」旨の電話があった。その後、テレビ会社のパンフレットが届き、何度か電話でやりとりした後「あなたの株券を買ってくれる人がいる。今度鳥取で撮影会があるので、その際株券を買ってくれる。さらに番組出演料を支払う。」「撮影会に出るには、別の会社の社債を購入してもらう必要があり、なんとか100万円を出してもらえないか。」などと言われ、それを信じた被害者は、合計2回に渡り相手が指定した口座に合計134万円を振り込み送金したもの。 お礼をする、買い取るなどのうまいもうけ話にはのらない。
5 H26.3 権利譲渡を巡るトラブル解決を装った手口 日野郡内居住の70歳代女性 被害者方に「貴方の名前が会社の権利保有リストに載っている。貴方から会社の権利を購入したい人がいる。」旨の電話があり、その後弁護士を名乗る男から「貴方がまだ権利を保有しているのに別の男が権利取得のためにお金を支払ってしまった。」「貴方も連帯責任で罰を受ける」旨の電話があった。そして、罰を逃れるためにお金が必要で、貴方が支払った証明が必要なので、通帳とキャッシュカードを送って欲しいと要求され、男の指示されるがまま通帳などを郵送した。その後、郵送した通帳に2回に渡り現金を370万円振り込んだもの。 身に覚えのない話にはのらない。
大切な通帳等を他人に渡さない。
6
H26.3 社債購入の名義貸しトラブルを装い、レターパックで現金を郵送させる手口 鳥取市内居住の70歳代男性 銀行員を名乗った男から「近々Aという会社が鳥取市に進出する。勝ってながら貴方名義でA社の社債を購入させてもらった。近々債権とお礼がそちらに届く」などと電話があった。被害者は名義を貸すことを承諾した。その後、A社を名乗る男から「貴方と当社とは契約履歴がなく、証券会社から信用が得られないので、600万円送金して欲しい。」と要求された。被害者は要求を拒否したが、「これができないと法に触れる。刑事事件になり、貴方にも迷惑がかかる。」と話し、現金を送金しなければ警察沙汰になると信用した被害者は、男に指示されるままレターパックで現金100万円を送金したもの。 「レターパックで現金を送れ」と言われたら間違いなく詐欺です。
7 H26.4 ダイヤモンド購入の名義貸しに伴う購入代金の立替を要求し、ゆうパックで現金を郵送させた手口 倉吉市内居住の80歳代女性 自宅電話に、「ダイヤモンドを買ってもらえませんか。」「私が全額買い取りますので、貴方の名義でダイヤモンドを買ってください。お金は必ず貴方のところまで持って行きます。100万円を送ってください。」等とかかってきた。被害者は、後でお金が返ってくるものと信用し、代金の指定された郵送先に、「ゆうパック」で現金100万円を郵送したもの。 「レターパック・ゆうパックで現金を送れ」は詐欺!
8 H26.3 架空の裁判を装い裁判取消名目に現金を宅配便でおくらせた手口 鳥取市内居住の70歳代女性 環境衛生組合を名乗る男から、「太陽光発電への出資を募る書類が送られてきたら保管しておいてもらいたい。」との電話があり、その後株式会社エネジックからパンフレットが届いた。再度男から「別のものが出資したがっているので、出資の残口を確認して欲しい。」と電話があった。女性は、男に言われたとおり株式会社エネジックに電話をかけると「残口が500口であり、明後日にもなくなる。」等と言われた。その後突然別の男から「残口500口を買ったので証明書が届いたら電話が欲しい。」と言われた。その後さらに別の男から「名義貸しは犯罪になる。自分で全額払えば裁判にはならない。後日、支払ったお金は、全額返金する。」などと言われ、心配になった女性はお金が返ってくるものと信じ、犯人が指定した全国に営業所がある宅配業者から合計4回に渡り、合計910万円を送金したものです。
「宅配便で現金を送れ」と言われたら間違いなく詐欺です。
9
H26.5 架空商品の購入費用借用名目に現金を宅配便で送らせた手口 鳥取市内居住の80歳代女性 東日本再生機構を名乗る男が「国が推薦する放射能除去装置があと残り20台しかなく、1台3,000万円するが、1週間後には返すので100万円貸して欲しい。」などと放射能除去装置購入費用の借用を申し込み、この話を信用した女性が、全国に営業所がある宅配業者を利用して、現金100万円を犯人が指定した住所地に送付したものです。 「宅配便で現金を送れ」と言われたら、間違いなく詐欺です。
10 H26.6 有料サイト未納料金名目に現金を送らせる手口
八頭郡内居住の40歳代女性
携帯電話に、日本電子通信と名乗る業者から有料サイトの未払料金がある旨のメールが送信され、被害者がメールに記載された連絡先に電話をかけたところ、「サイトの利用料金が25万円ある。相手と交渉して17万5,000円で相手が納得したので、この額を請求してきている」等と言われ、これを信じた被害者が、相手の指定する住所地に現金を送金したものです。さらに、別のサイト未払金160万円があると言われ、前回と同様に現金160万円を送金したものです。
犯人は高齢者だけを狙っているわけではありません。
11 H26.4
架空会社の株式購入名目に現金をレターパックで送らせる手口
鳥取市内居住の70歳代女性
被害者方に海洋掘削事業会社を名乗る〇〇株式会社のパンフレットが郵送されてきた。その頃被害者方に××証券会社を名乗る男が電話をかけてきて、「〇〇株式会社の株を買って頂きたい。株券は7,8年経つと10倍になる。とりあえず、500万円で買ってください。」と言ってきた。さらに別の者が電話をかけてきて、「株購入の上限が2,000万円なので、あと1,500万円買い増して欲しい。」「株の2次募集があり、あと、1,000万円買い増して欲しい。」などと言われ、これを信じた被害者は、男の指定する東京都内の住所地に現金合計2,500万円を数回に渡りレターパックで送金したものです。 「レターパックで現金を送れ」と言われたら間違いなく詐欺です
12 H26.5~
H26.8
個人情報削除に関するトラブル解決名目に現金を宅配便で送らせる手口 東伯郡内居住の80歳代女性
被害者宅の電話に、ボランティアセンターを名乗る男から電話があり、「あなたの個人情報が3カ所に流れている。その内2カ所は削除したが、まだ1カ所残っている。そこに電話をかけて欲しい。」と言われ、さらに4桁の数字も教えられた上で、電話をかけた。
その後、電話でのやりとりが続き、「4桁の数字を教えると犯罪になる。」「関係者が逮捕された。あなたも逮捕される。」「関係者を助けるためにお金が必要だ。」「保釈金保障制度にお金が必要だ。」「金融機関に残っているお金があると違反になる。」「裁判所にお金を見てもらう必要がある。」「お金は後で返す。」などと、個人情報削除に絡むトラブル解決にお金が必要であると信用させられた被害者は、現金合計2,800万円を犯人が指定する奈良県、福岡県等の送付先に宅配便で送付したものです。
「宅配便で現金を送れ」と言われたら間違いなく詐欺です
13 H26.10 警察官を名乗り偽札事件捜査名目に現金を受け取る手口 米子市内居住の70歳代女性
被害者宅に、鳥取県警察の警察官を名乗る男が電話をかけ、被害者に「鳥取で詐欺の犯人2人を捕まえた。犯人の家にあなたの通帳があった。金を勝手に下ろされている人もいる。銀行の中に犯人の仲間がいる。すぐに銀行から全額引き出してください。」と申し向け、信用した被害者は銀行から現金を引き出した。その後、さらに被害者宅へ電話があり「別の人が下ろした現金を調べたら、偽札があった。あなたの現金も調べてあげる。」などと言われ、被害者は自宅を訪れた警察官と名乗る男に、現金144万4,000円を手渡したものです。 知らない人からお金の話をされたら、すぐに相談しましょう。
14 H26.9
借用名目に現金を宅配便で送らせる手口 倉吉市内居住の70歳代女性
Aさん宅に甲商事を名乗るB男が電話をかけ、Aさんに「私の会社に監査が入ってお金が引き出せなくなった。早急に乙会社に500万円を振り込まなければならないが、いくらか用意できないか。このお金は後で必ず返す。」などと言い、これを信用したAさんは、B男が指定する宅配便で、東京都内の住所に現金200万円を送付したものです。 「宅配便で現金を送れ」と言われたら詐欺です。
15 H26.9
融資保証金名目に現金を振り込ませる手口
鳥取市内居住の60歳代男性
Aさんが経営する会社に、株式会社菱亜(りょうあ)ソリューションから融資勧誘申込書がファクシミリで送られてきたことから、500万円の融資を申し込んだ。Aさんは、契約書を作成し、ファクシミリで菱亜に送信した後、電話をかけたところ「契約事務手数料として融資金額の5.3%の26万5,000円を振り込んでください。そうすれば融資します。」と言われた。Aさんは、指定された口座へ26万5,000円を振り込んだが、さらに頭金等の名目で現金を要求されたため、融資を断ったところ、その後、菱亜と連絡が取れなくなり、詐欺被害に遭ったことに気づいたものです。 融資を受ける際は貸金業登録がされている正規の会社であるか確認する。