とうほくとっとり・森の里親プロジェクト・苗木の里帰り(宮城県女川町)

平成17年にプロ球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」が宮城県に誕生したのを契機に創設され、同球団の活躍及び地域に密着した野球文化とみどりの文化の末長い隆盛を願い,地域住民や子供達との協働により,県内各地にバットの材料となるアオダモを主とした広葉樹の森づくりを行う「みやぎバットの森植樹祭」が、11月10日、女川町女川浜日蕨(おながわはまひわらび)地内「女川町有林」で開催されました。
鳥取県では、東日本大震災により被災した3県(岩手県、宮城県、福島県)の海岸防災林の再生を支援するために、3県から種子を提供いただき、本県で大切に育て、苗木としてお返しする「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」を計画し、第64回全国植樹祭において、平井知事・みどりの少年団から3県の代表者へ苗木の目録を贈呈しましたが、この度、「みやぎバットの森植樹祭」に、美鳥の大使を代表して、八頭町立丹比小学校、琴浦町立八橋小学校のみどりの少年団が参加して、苗木を届け、植樹を行いました。
  

平成25年度「みやぎバットの森」及び「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」植樹祭の様子

とうほくとっとり・森の里親プロジェクト標柱

植樹した苗木


はじめに、「みやぎバットの森」及び「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」の植栽地に参加者が集まり、参加者全員で植樹活動・育樹活動を行いました。

【代表者植樹の様子】

代表者植樹の様子1

代表者植樹の様子2

 

【美鳥の大使の植樹の様子】

美鳥の大使の植樹の様子1

美鳥の大使の植樹の様子

 


植樹後、参加者全員で記念撮影をしました。

記念撮影

その後、女川町総合体育館に会場を移し、「みやぎバットの森」及び「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」の式典が行われました。

宮城県環境生活部 青木次長のあいさつ

【宮城県環境生活部 青木次長の開催あいさつ】
「鳥取県から関係者の皆様にご参加いただきました。
このとうほくとっとり・森の里親プロジェクトの苗木がはじめて宮城県に里帰りしたことを、皆様に紹介すると共に、熱心な緑化活動を行っている登米市立米川小学校緑の少年団と共に、例年のバットの森の植樹と合わせて、皆様方に植樹をいただきました。」


須田女川町長のあいさつ

【須田女川町長のあいさつ】
「わが町の建物は7割以上が震災で失われました。新たな町作りと復興を目指しているところですが、鳥取県をはじめ、さまざまなご支援・ご理解によって、本日苗木が里帰りしました。これからに向け、本当に意味のある今日の植樹祭になったと思っています。今後、復興事業を行うにあたって、多くの植栽が必要となるので、これを機に、ご協力をお願いします。」


 

鳥取県嶋沢局長のあいさつ

鳥取県農林水産部森林・林業振興局 嶋沢局長が苗木についての説明後、平井伸治鳥取県知事から預かったメッセージを代読しました。
「鳥取県内で大切に育てたコナラ、ケヤキの苗木をお届けし、「美鳥の大使」や関係者の皆様と一緒に植樹できますこと、本当に嬉しく思っております。今後も引き続き「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」を実施し、鳥取県から宮城県の皆様に安らぎと安全・安心をお届けして参りたいと思います。」


 

記念品贈呈の様子

青木次長から美鳥の大使へ記念品の県産材バットが贈呈されました。


 

苗木贈呈の様子

美鳥の大使から青木次長へ、鳥取県内で育ったコナラ、ケヤキの苗木の贈呈が行われました。



種子の贈呈の様子

 

米川小学校の緑の少年団から美鳥の大使へ種子の贈呈が行われました。

これからも預かった種子を大切に育てていきます。

「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」は今後も東日本大震災の被災地へ苗木を届ける活動を行っていきます。 

  

最後に本ページの担当課    鳥取県農林水産部 森林・林業振興局 森林づくり推進課
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