第63回全国植樹祭(山口県大会)での平井知事挨拶

 平成24年5月27日(日)、山口県山口市阿知須の山口きらら博記念公園で第63回全国植樹祭が開催されました。
 記念式典のリレーセレモニーでは、次回開催県である本県の平井知事が、二井山口県知事から、全国植樹祭のシンボルである「木製の地球儀」の引継ぎを受け、次のとおり、次回開催県知事挨拶を行いました。
  

平井知事挨拶(全文)

 天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、五月晴れの風わたる、ここ、いのち育む「きらら浜」におきまして、全国植樹祭が成功されましたこと、心からお祝いを申し上げます。
 横路衆議院議長(大会会長)、鹿野(農林水産)大臣、平野(文部科学)大臣、横光(環境)副大臣、佐々木(公益社団法人国土緑化推進機構)理事長はじめ全国からお越しの方々が御臨席の中で、二井関成(にい せきなり)知事のリーダーシップと山口県民の皆様の温かい心遣いにより、素晴らしい大会となりました。

 鳥取県では、昨年(天皇皇后)両陛下をお迎えし、全国豊かな海づくり大会が行われ、その成果を礎として、海から森へ、来年は中国地方最高峰の大山一円におきまして、全国植樹祭を挙行することとなります。
 森と海をつなぐ山口大会の理念をしっかりと鳥取へ継承してまいりたいと思います。

 神在(いま)す山として崇敬(すうけい)を集めてきた中国地方最高峰の大山は、今でも手つかずのままのブナ林が西日本随一の面積で広がっています。
 そこは、ゼフィルスと呼ばれる華麗な蝶が22種も舞っているところでございます。ブナやミズナラというゼフィルスのエサ場が護られているからであります。

 「感じよう 森のめぐみと 緑の豊かさ」。
 森を守ることは命を守ることです。鳥取県民は、今、「美鳥(みどり)の大使」として「とっとりグリーンウェイブ」運動を始めました。

 食のみやこ鳥取には、10を超える温泉地があります。
 この時期には、190種1000株のバラが咲き乱れるとっとり花回廊におきまして、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 ゼフィルスという蝶の名は、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロスに由来します。山口から鳥取へ、爽やかな西風に乗って、今、植樹の祈りがもたらされます。

 「風通ふ あしたの小径(こみち) 歩みゆく 癒えざるも君 清(すが)しくまして」
 皇后陛下の御歌(みうた)にございますが、天皇皇后両陛下のご健康を何よりお祈り申し上げ、そして、弥栄(いやさか)をお祈り申し上げ、そして、お集まりの皆様の御健勝をお祈り申し上げます。

 来年は鳥取県へ来てごしないませ。
 山口県ありがとう。
 本日はおめでとうございました。

第63回全国植樹祭の開催状況

 第63回全国植樹祭の開催状況については、次のリンクをご覧ください。
 →第63回全国植樹祭が開催されました(全国植樹祭課ホームページ)
  

 


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