農山漁村地域整備計画の事後評価について

1 計画の名称
  漁村地域における衛生的な水質保全計画
   
2 計画の期間
  平成22年度

3 事後評価
(1)交付対象事業の進捗状況
  管路施設 L=584m、マンホールポンプ N=2基の施工  進捗率 100%

(2)事業効果の発現状況
  網代地区の概ね270戸に安定的なサービスを図る

(3)成果目標の目標値の実現状況
  接続率 概ね270戸 → 256戸 (100%)

(4)今後の方針

   適切な維持管理を行い、汚水放流時の水質を維持する。

【参考資料】事業の概要
1 地区名 網代地区

2 所在地 岩美郡岩美町

3 事業主体 岩美町

4 事業実施期間 平成22年7月から平成23年6月

5 地区の概要 
(1)漁業集落の概要
 当地区は鳥取県の最東端に位置する岩美町の北西に位置し、鳥取市から15Km(約20分)の位置にある。平成21年現在の人口が761人、世帯数272戸、漁家世帯170戸の漁村集落である。集落は海岸に地形が迫っており、狭隘なエリアに家屋が集中している。

(2)環境整備の現状
 現在の集落排水施設は平成元年に供用開始となり、整備後約20年が経過し老朽化している。

6 事業計画及び実施に関する事項
 公共下水道処理施設への接続整備を実施することで、網代地区における漁業集落排水処理施設の老朽化に起因する地域住民へのサービス低下の未然防止を図る。

7 排水処理の現状
 昭和61年度から昭和63年度にかけて漁業集落環境整備事業が実施され、集落排水処理施設が整備された。計画当時(平成元年3月現在)の地区住民の人口は1,450人であったが、少子高齢化の影響で現在は761人と大きく減少している。また、既存施設は老朽化が進み維持管理費がかさんでいる。

8 排水処理の必要性
 現在、集落排水施設は、老朽化の進行と、人口減少により施設規模が過大となっている。施設の機能維持と漁港水域の環境保全、維持管理の適正化を図るためには、施設規模、処理方法を見直し集落排水施設の改築整備を行う必要がある。

9 施設整備の概要
 公共下水道施設へ汚水を圧送するためのマンホールポンプと圧送管を新設する。
これにより、高度な処理能力を有する施設で処理され、汚水放流時の水質の改善が図られる。
 【新設施設】   管路施設584m、マンホールポンプ2基

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