環境影響評価

環境影響評価とは

 緑豊かな自然、きれいな空気や水、静けさといった良好な環境を将来に引き継いでいくことは、私たちに課せられた重要な責務であり、そのためには開発事業を行う際に、環境の保全について配慮することが必要です。開発と環境保全、この両者を、ともにうまく実現させていくために生まれたのが環境影響評価です。

 環境影響評価法は、環境アセスメントを行うことは重大な環境影響を未然に防止し、持続可能な社会を構築していくためにとても重要であるとの考えのもとに作られています。
 そして、規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業について環境アセスメントの手続を定め、環境アセスメントの結果を事業内容に関する決定に反映させることにより、事業が環境の保全に十分に配慮して行われるようにすることを目的としています。

 鳥取県においては、平成3年11月に鳥取県環境影響評価実施要綱を制定し、運用してきましたが、環境影響評価法の制定等を踏まえ、平成10年12月22日に鳥取県環境影響評価条例を公布し、規模が大きく環境影響の程度が著しいものとなるおそれがある事業について、環境影響評価を行うこととしています。
 また、法律・条例の対象にならない事業であっても、環境に重大な影響を及ぼすおそれがある事業については、環境に及ぼす影響を調査することもあります。

  

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