今後5年間の経費削減額:15億円
(今後25年間の経費削減額累計:262億円)
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<方針>
県有施設の中長期保全計画を作成することにより計画的な修繕・改修を実施し、建築物の長寿命化を実現します。
また、改修・改築時には省エネ対策や施設規模の適性化を検討し、所要経費のさらなる縮減を図るとともに、全体の中長期保全計画を調整することにより財政負担の平準化に取り組みます。
県有施設における今後25年間の所要経費比較(単位:百万円)
経費項目
/削減策 |
現状 |
長寿命化+光熱水費・保有総量削減 |
A |
B |
B-A |
B/A |
建設・解体費 |
59,456 |
27,343 |
△32,113 |
46.0% |
運
用
経
費 |
修繕・改修費 |
78,547 |
87,692 |
9,145 |
111.6% |
光熱水費 |
18,836 |
16,598 |
△2,238 |
88.1% |
維持管理費 |
22,897 |
21,889 |
△1,008 |
95.6% |
小計 |
120,280 |
126,179 |
5,899 |
104.9% |
合計 |
179,736 |
153,522 |
△26,214 |
85.4% |
【現状】
改築周期をRC造50年とし、限界修繕周期にて試算しました。
限界修繕周期とは…
「ビル管理におけるわかり易いライフサイクルコスト」(2006.6(社)日本ファシリティマネジメント推進協会発行)の限界に近い投資モデルでの修繕周期
【長寿命化】
計画的に修繕・改修を実施することにより改築時期を遅らせることで経費を削減(RC造 50年→65年) します。
【光熱水費削減】
改修・改築時に10%削減されると想定して算出しました。
【保有総量削減】
改築時に延べ面積を5%削減したと想定して算出しました。
※中長期保全計画を策定し、こまめな修繕を行うことによりトータルコストの削減を行います。
※修繕・改修費については現地調査による修繕範囲及び周期の見直しにより、さらなる経費削減が期待できます。
年度
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H24~H28
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H29~H33
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H34~H38
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H39~H43
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H44~H48
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合計
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削減額
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△15
億円
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△63
億円
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△258
億円
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△52
億円
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+126
億円
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△262
億円
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