実際の活動例

学生教育ボランティアの実際の活動例

~鳥取市立湖山小学校~

鳥取市立湖山小学校では、平成22年1月時点で学生教育ボランティア8人が活動しています。平成21年11月頃から本格的な活動が始まりましたが、学校にとっても、学生にとっても有効な活動となっています。湖山小学校での学生教育ボランティアの活動の様子を紹介します。
  

活動状況

回数

週に1日~2日、1日に1時間~4時間(学生によって回数も時間も様々)

内容

○1~4年生の教科学習の支援、授業準備(国語、算数、体育等)

担任等の教員が学習を進めていく中で、児童が理解出来ているか見守りながら、状況に応じて児童に声をかけ理解を深める手助けをする。

○休憩時間の児童の話し相手、遊び相手

活動のひとこま

なわ跳びをしている児童に声をかけています(1年生体育)
1年生体育

教室の後ろで担任の指示を聞きながら児童を見守っています(2年生国語)
2年生国語

担任と共に、児童ができているか確認しています(3年生国語)
※左が学生教育ボランティア
3年生国語

担任と共に、パソコンの使い方についてアドバイスをしています(4年生社会)
※左が学生教育ボランティア
4年生社会

学生教育ボランティアの声

後輩にも利用してほしいです

 3年生2学級の国語と算数に出ています。授業中、どこから書こうか困っている子に「ここから書くんだよ」と声をかけたり、問題を解く時、先に進めない子に解き方をアドバイスしたりしています。
 以前、他の小学校のサマースクールで夏休み中に数回教育ボランティアをしたことがありました。大学の講義のある時はなかなか参加しにくかったのですが、4年生になり卒業に向けて目途ができ、教育実習は限られた時間・場所で行われるのでもっといろいろ見てみたいと思い参加しました。
 単発の活動でなく、長期間同じ学級に入るのがよいと思います。そうすると、子ども達もこの人は助けてくれる人だと分かってくれます。時間がなくてやり方だけを教えて帰ったら、次行った時にその子が「わかった」と教えてくれて、とてもうれしかったことがありました。
 どうしたらいいのか困っていると、先生が「こっちについて」と指示してくださいます。実際に学校に出かけると先生方の工夫が読み取れ、自分の引き出しを増やすことにもつながっていきます。大学院で研究を続けていこうと思っていますが、児童が何につまずいているのか参考になります。学生教育ボランティアは学んだことを学校で実際に確かめるよい機会となるので、後輩にも利用して欲しいです。(鳥取大学地域学部4年 前田静香さん)

子どもたちとの距離が縮まりました

 2年生の算数と国語に出ています。授業中は指導補助として、次何をしたらよいのか困っている子へ声をかけたり、プリント学習時に考えるヒントを出したりしています。
 平成22年4月から教師として教壇に立つことが決まっていますが、教育実習は附属小学校だったので、公立の学校も経験したいと思い参加しました。どこまで補助していいのか、どこまで踏み込んでいいのか迷うこともありましたが、一緒に遊んだり、「教えて」と言って来る子が増えたり、来る度に子ども達との距離が縮まって来たのを感じます。
 子どもへの関わり方やベテランの先生方の授業を見ることなど参考になることが多いです。教師になりたいと思いながら迷っている人があったら「学生教育ボランティアをやってみたら」と後押しをしたいです。学生教育ボランティアは将来絶対に役に立つと思います。(鳥取大学4年 井戸愛子さん)

学校長の話

 子ども達には学生教育ボランティアのことを「先生」だよと話しています。学習中どうしていいか迷っている子に声をかけてもらうなど、きめ細やかな指導につながり担任も喜んでいます。また、学生自身が児童を見てどう思うかということを聞かせてもらえ、参考となることもあります。
 昨年12月には学生教育ボランティアとの意見交換会を行いました。どこまで指導したらよいのか、しかる場面での対応はどうしたらよいのか等学生が迷っていることについても聞かせてもらいました。なかなか担任との打合せの時間が取れないのですが、学生ボランティア日誌を作り、気づいたことを書いていただくことも検討しています。
 繰り返して同じ子ども達に関わると学級担任の方針もよくわかるようになるので、継続的に同じ学級、学年で活動するのがよいと思います。今後もぜひ続けていきたいです。(湖山小学校 校長 倉本一弘)